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日野自動車のデータ不正問題ですが(今さら)、あれって結局何がダメだったんでしょう?

・エンジンがダメで排気系装置が排ガスを処理しきれなかった。

・エンジンはまあまあだが排気系装置がダメで排ガスを処理しきれなかった。

・エンジンもダメ、排気系装置もダメだった。

型式認証の再取得は早くても一年はかかるみたいですが、エンジンの設計見直しまで含めると2~3年はかかるのでは?

A 回答 (2件)

当時日野が国土交通省に提出した『陳述書』は複数あり(確か4冊)、複数のエンジンに対する不正があったということですが、内容がマチマチでした。



※中~小型ディーゼルに関しては、一酸化炭素の処理に関するもので、内容を読む限り排ガス浄化装置に関する不正です。(排ガス計測途中で装置を新品に取り換え、国交省が規定する耐用距離を満足するかどうか評価されていないというもの。)

※大型ディーゼルは燃費に関するもので、燃費計測中に燃料流量計を不正操作したものです。

・・・ディーゼルエンジンに限らずガソリンエンジンでも、現代では排ガス浄化装置の様子をリアルタイムで測定してエンジン側の運転パターン(燃料の噴射量など)を変えているので、主にどこに問題があり不正に至ったか?を断定するのは困難ですが・・・中~小型ディーゼルでは専ら排ガス装置に関するもの、大型はエンジン自体に関するもの、と言えるかもしれません。
 
 排ガス測定の不正は大気汚染防止法というより大きな枠組みの法規を無視したものですが、燃費は(勿論、測定方法自体が法規で決められている以上、これを無視したら違法行為ですが)結局のところ専ら商品性に関する問題で(カタログ記載の燃費が悪くなります)、違反をやってる方は『軽い気持ち』だったかもしれません。まぁ、ユーザーに対してはサギなんですが・・・。

>エンジンの設計見直しまで含めると2~3年はかかるのでは?

 燃費は、とりあえず計り直して届け出値(カタログ値)を下方修正するだけです。当然商品性は他社に対して低下しますが、出荷停止になるほどの問題ではありません。またその燃費の低下も、実用燃費では殆ど誤差内に入る様な数値で、エンジンのチューニングを燃費寄りに振れば復活出来る可能性のあるレベルです。(カタログ値では、コンマ単位の数値でもユーザーは購入の参考にしているということです。)

 一方中~小型エンジンの排ガス装置は・・・現代のディーゼルの排ガス装置は、どのディーゼルメーカーも再生機能付DPF(ススを濾すフィルターの様なもので、目詰まりしたら自動的に再生します)に尿素SCR(排ガス中の窒素酸化物を選択的に浄化するもの)をドッキングさせたものとなっていますが、DPFが悪いのかSCRが悪いのか、日野のシステムは他メーカーのものより『長持ち』しないのかもしれない、などと勘繰ってしまいます。(長持ちしない、とするとDPFの性能が低いのかも?)
 そうだとするとディーゼル排ガス装置全体の設計変更が必要になるワケで、コイツの開発は週単位では済まないでしょう。文字通り寝ないで働いて月単位で対策、って感じになるのでは。(これがあるから、自動車メーカーはブラックなんですよ・・・)

 まぁ何れにしろエンジン自体の設計変更に至るほどの問題ではない、とは言えそうです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
よくわかりました。

お礼日時:2022/06/09 18:54

みんな駄目だったんぢゃ?


おかげで経営は、
ひのくるま
ですねッ!
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2022/06/09 18:53

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