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今日今年の梅雨明けが7月1日だったと
気象庁が発表したよね。
この梅雨明け日を正式に発表する意味は何なんでしょうか?
毎年不思議に思っていたんです。
特に今年なっんか何で今更9月に入ってから
「実は梅雨は7月1日に明けていたんだ!」なんて言うんでしょうか?
こんな事言ったら気象庁の人に悪いでしょうが、今頃発表するのなら私だって言えます(*^_^*)
この発表で誰か「得する人」や「損する人」がいるんでしょうか?
ただ単に気象庁の自己満足何でしょうか?

A 回答 (3件)

気象庁は例年,8月末か9月の頭に,梅雨入り・梅雨明けの正式な日付を発表しています。


これは皆さんもおっしゃっているとおり,確定値として残すには,夏全体の天候を振り返った上でないと決まらないからです。
梅雨期間の日付は,その年その年の気候を表すデータの一つとして,のちのち予報の基礎データなどとして用いられるわけですから,そこで使うデータが不正確なよりは正確なほうがいいわけです。決して自己満足などではありません。

梅雨の日付だけではありません。気象庁で日々作成して発表している天気図も,(全種類ではありませんが)後から見直していますし,地震の震度やマグニチュードも,マスコミなどに速報したあとで,詳しいデータの分析を行って数ヶ月後に確定値として発表しています。
こういうことをしたら,何かまずいのでしょうか?

梅雨の期間とは,その前後に比べると雨が多く,日照時間が少ない期間,ということができます。すなわち,明けの後は,雨が少なく,暑い夏の日差しが照りつける日々が続きます。
したがって,梅雨明けの発表(マスコミは「梅雨明け宣言」などということもある)を出す時は,今日以降はこのような夏らしい日々が続くだろうと予測して出すわけです。
ところが,予想に反して梅雨前線が戻って来てしまうことがあります。
最近では,1993年がそんな年でした。7月末にいったん梅雨明けの発表があったものの,夏らしい天気はほんの数日で,8月に入ってからも涼しく曇や雨の日が続き,戦後最大級の冷夏となりました。
米が不作で,海外からパサパサの米を輸入しましたよね。
結局,この時は8月に入ってから梅雨明けの撤回を(確か非公式ですが)した上で,8月末に見直しをして「梅雨明けがはっきりしなかった(沖縄・奄美を除く)」ということで確定しました。
梅雨が明けると夏になるはずですが,この年は長雨がやっと終わって晴れたと思ったら,それは夏の太陽ではなく秋晴れになってしまっていたのです。
逆に,今年のように,夏らしい天気にはなったけれど,まだ今後もう少し降るはずと思っていて梅雨明けの発表を先送りにしていたら,結局降らずじまい,なんて年もあります。

cad_tさんは,一度発表した数値は誤っていても後から変えてはいけないとおっしゃるのでしょうか?
今年7月1日の時点で,この後は猛暑になってほとんど雨が降らないということを正確に予想すべきだということでしょうか?
それができないのなら,梅雨明けの発表(当日の)はやめるべきだということでしょうか?

予報・研究に使うということであれば,当日発表は別にやめてしまってもいいのです。8月末に,夏を振りかえって正確な日付を決定し,今後の予報に生かせばいいだけの話ですから。
実際,台風情報や警報・注意報などと違って,梅雨入り・梅雨明けの発表自体は,それをやめたからといって国民生活や財産・国土の保全に重大な影響(災害が起きるとか)があるわけではありません。
しかし,商売をしている人にとっては,「今日梅雨明けした」という発表があるのとないのとでは,品物の売り方に違いが出てくるのではないでしょうか。「いよいよ梅雨明け! 夏本番セール」みたいな言い方はできなくなりますね。
また,特に商売と関係のない一般の人にとっても,空模様を見ながら「おー,今日あたり梅雨明けしたんじゃないかな」などと会話をしたりしますよね。
さらには,新聞やテレビなどのマスコミも,季節の話題として読者・視聴者の関心が高いということで,梅雨入り・梅雨明けの発表を待ち望んでいます。
(実際,今のように梅雨入り・梅雨明けの発表がルーチンとして当日行われるようになった背景には,マスコミからの強い要望があったと聞いています。)

つまり
●利用者が発表を待ち望んでいる。→当日発表(いわば暫定値)
●しかし気象学的な研究・予報に用いるには正確なデータのほうがよい。→8月末に見直して確定値発表。
という理由で,2回発表されるわけです。
また,以前は暫定値のほうも「今日梅雨明けしました」のような表現でしたが,最近は「○○日(通常は発表当日の日付)ごろ梅雨明けしたと見られる」という表現にかわりました。暫定値である以上,断定を避けたほうがよいということでしょう。

ところで,「得する人」などとおっしゃっていますが,どうしてここで損得が出てくるのか,ちょっとよく分かりません。
まあ,発表することで予報の精度が多少上がるとしたら,その予報を利用する人の得になる,みたいな言い方はできるかもしれませんが,逆に得する人がいなけりゃデータの見直しはしてはいけないんでしょうか。
>今頃発表するのなら私だってのなら私だって言えます(*^_^*)
本当ですね? それじゃ今年の5~8月の各種の気象データを入手して(気象庁の本庁の図書館に行けば見られます。CD-ROMで購入することもできます),日付を決められますか。
結構難しいと思います。私にはできません。がんばってね。(^^)
(長文多謝)
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答有り難うございます。
気象学からみると正確なデーターの蓄積が重要な事が
良くわかりました。
確かに7月の時点では梅雨明けの時期が正確には決定しないんですね。
また、損得と言ったのは気象庁がこの時期に正確な梅雨明けを発表するには何か深い意味(例えば世間では知られていない特殊な商売をしているような人たちに損得があると・・)があるのか、と言う意味だったんです。
決して深い意味はありません。
予報する方のご苦労の考えずに横柄な言い方をしたこと
反省していますm(_ _)m

お礼日時:2001/09/06 11:13

一般的には関係無いでしょう!


ただ、
記録として残す以上は、正確なデータが必要なのではないでしょうか。

将来、このデータを元に、気象状況を予測するわけですから、正確な日付でないと、正確な予測が立たないのではないでしょうか。正確なデータを積むために必要なのだと思います。

データがずれていたら、どんな最新技術でも不正確になってしまうと思います。
得する人?
将来気象を予測する人と、それを聞く人でしょうか

この回答への補足

回答有り難うございます。
気象学というのは正確なデーターの蓄積が大切なんですね。

補足日時:2001/09/06 11:16
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この回答へのお礼

すいません。
お礼と補足を間違えました。

お礼日時:2001/09/06 11:19

毎年の梅雨明け日を確定することによって


例年の平均値が求まり、
今後の予測に
多かれ少なかれ役立っているということでは
ないでしょうか?(笑)
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この回答へのお礼

回答有り難うございました。
データーの蓄積が大切なんですね。

お礼日時:2001/09/06 11:21

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