我々は突然の、幸福や不幸に因果を求めがちでしょうか？

良い行いをしてたから、チャンスが巡った。
先祖のお陰
人を見下し馬鹿にしてるからそうなった。
先祖の因縁

前世の行い
神に対する姿勢。


　このように考えず、全ては運の巡り合わせと
達観できますでしょうか？

例えば、娘、息子が事件に巻き込まれるのも、
その意味を考えてしまうのが人間なんでしょうか？

No.3 ベストアンサー 回答者： atoiti 回答日時： 2022/09/02 08:19

因果応報、自業自得は道理であり、実に科学的な考えである

しかし、すべてがそれで決定されるのであれば、人の努力は
空しくなる。

仏典を深く読めば
運命や環境が人の幸、不幸を決めるのではない。
まして先祖のお陰でもない
たとえ決まった運命があったとしても
「縁」により変化させることができる、と説く
これは道理であり科学でもある

落としたら割れる、と決まっている卵でも
途中にクッションを入れると割れない
このクッションが「縁」である

　人間界であれ自然界であれ、単独で存在しているものはなく、
すべてが互いに「縁」となりながら現象界を形成している。
すなわち、
事象のありのままの姿は、個別性というよりも
関係性や相互依存性を根底としている。
　一切の生きとし生けるものは、互いに関係し依存し合いながら、
生きた一つの コスモス（内的調和）
、哲学的にいうならば、意味連関の構造を成している

定められた因果にこだわるのではなく、その奥にある
原因と結果の間にある「縁」による変化の法則にこそ意義がある
万物が因と縁との和合によって仮に成り立っているからである


縁起の法　・・・参考
http://rokusann.sakura.ne.jp/sub4.htm

No.2 回答者： bragellone 回答日時： 2022/09/02 01:20

そうですね。

★　良い行いをしてた〔から、チャンスが巡った。〕

★　人を見下し馬鹿にしてる〔からそうなった。〕

★　神に対する姿勢。

☆　こういった思想すなわち生活態度が　その後の自己の実存（現実存在）を決めてゆく――こう　確かに思います。

思想のよしあし如何　ということだと見ますが　さらに突き詰めるなら　思いと振る舞いのウソ・イツハリがあるかどうか　これが　基本となっているように思います。




しかも　このよしあしは　単純にヤマシサ反応の有無によって判定されるのではないか。

ヘソを曲げたなら　それなりに――つまり　何かの拍子で元のわれに戻ることがないとしたら――その因果の報いがあらわれると思います。

挙げられた三つの事例もすべて　わが心に対するウソ・イツハリの問題として捉えられ　ウソの一つ・イツハリの度合いに応じて　心がゆがむものと見ます。

ウソを考えさらにこれを行動に移すとき　それなりに神経細胞がショート回路を起こすからです。

だったら　心の傷は　からだの傷になってゆきます。



あなたの心身の傷は　その傷を負ったすがたで家族に接するなら　何らかの影響を家族の者にあたえます。

あるいは　心身の傷が　ついに遺伝子をも変形させていて　因果が子におよぶといったことになるのではないかです。






★　　このように考えず、全ては運の巡り合わせと
達観できますでしょうか？

☆　おそらくですが　運の問題としても　問題は　傷がどう癒されるのか？　どう元の自然本性としてのわれに立ち還ることができるのか？　だと思われます。


ミソギ？　ハラへ？

償い？　贖罪？


またまた　おそらくですが　おそらく自然本性の――自然本性が――問題なのではないか？


言いかえると　自然治癒です。

人為的な傷は　人為的になおしがたい。


――といったふうに思います。


いえ　しかも　自然治癒は　ウソ一つのあと　ただちに生じて来ていると考えます。

次のウソで消されますが　そのウソもただちに――自然本性にあっては――治癒されていると確信します。

No.1 回答者： ノムリン 回答日時： 2022/09/01 23:57

はい、確かに求めがちですね・・・、なぜ、なぜ、なぜって。

何とか頭で納得しようと（納得したいと）するからでしょうか。