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新築マンションを購入予定です。
最近地震があった福岡に住んでおり、耐震性が気になっています。設計図書で調べたところ、支持層の強度はN値というものが安定して50に達していませんでした。業者の説明では、支持杭が地面との摩擦を利用するタイプ(支持杭のところどころに出っ張りがありました)なので、N値が50なくても安定性は十分だとの事でした(6階建てのマンションで杭の長さは約20mあります)。業者の言葉を信じてよいのでしょうか?
また、建設場所はもともと田んぼでしたが、地盤に問題は無いのでしょうか?

A 回答 (2件)

福岡で設計の仕事をしています。


 杭を打ってあるのなら、建設場所が田んぼであったかどうかは関係ないと思います。
 ただ、福岡市近郊で海のそばだと地盤がゆるいと聞いていますので、少し心配ですが、杭を打ってあるなら、倒壊したりはしないでしょう。
 高い階にいると、低い階よりも大きく揺れますので、家具などの設置に気をつけてください。
 私の知人は海辺のマンションの7階に住んでいますが、タンスも食器棚も倒れて大変でした。
 最後に、大きな地震が来れば、どのような建物でも大なり小なり被害が出ますので、無理のないご購入をおすすめします。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。室見川の近くですが埋立地ではありません。ものすごくよい条件でもなさそうですが、それほど悪くもなさそうですね。

お礼日時:2005/04/13 21:00

 


 
それは摩擦杭といいます。通常の杭(支持杭)が先端の支持力と周辺の摩擦力で建物の荷重を負担するのに大して、摩擦杭は周辺摩擦力だけで支持します。一般に明確な支持地盤がかなり深い部分にあるような場合に採用します。どちらを採用するかは、杭の安全性と採算を総合的に検討し決定します。同じ支持力が期待できるなら、むやみに長い支持杭より短い摩擦杭の方が安全性で勝っていることもあります。文面では業者さんを疑う要因は見当たりません。

もともと田んぼであったことについて、杭基礎を採用しているのですから、少なくとも地耐力的には問題ないと考えてよいでしょう。
 
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この回答へのお礼

ありがとうございました。第三者のかたから教えていただけると非常に安心できます。

お礼日時:2005/04/10 10:47

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