No.7ベストアンサー
- 回答日時:
「はじめ」「始め」「初めて」
「初めて○○した」
「○○を始める」
なら迷う人はいないでしょう。
ところが「はじめ」になる途端にむずかしくなります。
こういうビミョーな表記の使い分けは、国語辞典では解決しないことが多いようです。辞書によっても記述が違うので、泥沼が待っています。
プロの編集者や校正者は。こういうときには用字用語集の類いで判断します。
ところが、この問題に関しては、用字用語集を見ても解決しません。それだけ難問ということです。
どうやら、『年初め』『年始め』で困っているようですね。これはどちらでもかまいません。「年初の計画」とも「年始の挨拶」ともいいます。正解などないでしょう。
最も使われている『記者ハンドブック』を見ると、下記のような用例が出ています。
「年始め」「始めと終わり」
「今年の初め「月初め」
これで見る限り「年始め」ですかね。でも……。当方なら迷わず「年(の)はじめ」と書きます。
ちなみに、よく問題になるのは「○○をはじめ……」という場合です。これも「はじめ」が無難でしょうね。
詳しくは下記をご参照ください。
【「初めとして」「始めとして」「はじめとして」】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12651886877.html
================引用開始
「週の初め」と「週の始め」の使い分け。
基本的には「start」「first」で使い分ければよいでしょう。
ただし、この問題は「初め」と「始め」の使い分けのなかでも、最難問クラスかもしれません。
どちらでも間違いではありません。 個人的には「はじめ」と書きます。
表記の使い分けに関しては、辞書類はあまり参考になりません。用字用語集の類いを調べることをおすすめします。
下記から類推すると「週の初め」でしょう。
ただし、「週のはじめと終わりに~」の場合は、なんとも言えません。「はじめと終わり」は「始めと終わり」と書くのが一般的だからです。
================引用終了
うおー そうなんです、新年の挨拶からの質問を丸投げしております苦笑
大きくなると漢字が当たり前と思っているのでしょう、平仮名でもいいのでは?のアドバイスがどうも納得しておらず質問しております苦笑
年のはじめ・・・
はじめと終わり、始めと終わり・・・
回答文からしてかなり賢い方のような気がしており私がついていけてません汗
やはり平仮名でも問題がないとの事ですよね・・・
違うのでしょうか?
私は賢い訳でもなく使い方が分からないので平仮名でもと言ったつもりです・・・
なかなか例文とかを入れての説明が苦手でいつも困っております汗
なかなか勉強や言葉に好奇心いっぱいの孫に困っております汗
ありがとうございます嬉
No.8
- 回答日時:
新聞記事での使い分けは下記のとおりです。
はじめ
=初め〔主として時間に関連する名詞に。最初〕
秋の初め、今年の初め、月初め、初めからやり直す、
初めから疑ってかかる、初めに思ったこと、初めのうちは、
初めの日、初めまして(挨拶)、物事の初め
=始め〔主として動詞、または物事に関連する名詞に。起源、開始〕
国の始め、人類の始め、稽古始め、けいこ始め、事始め、
仕事始め、手始め(新聞協会統一用語)、年始め(正月)の行事、
始めと終わり、歌会始、講書始
参考:(用例は概ね共通です。大もとが同じなので)
日本新聞協会 新聞用語懇談会編『新聞用語集 2022年版』
共同通信『記者ハンドブック新聞用字用語集 第14版』
時事通信『用字用語ブック 第7版』
読売新聞『用字用語の手引 第6版』
朝日新聞『用語の手引き 改訂新版』
※読売新聞版の相違部分
はじめ
=初め〔最初の段階、1番目。「初めて~する」などの副詞的用法〕
<用例は上記と概ね共通>
=始め〔物事の起こり。開始するという動作。「~を始めとして」と代表的なものを示す用法〕
Aを始めB・C、<その他の用例は上記と概ね共通>
新聞記事での使い分けですね・・・
その言葉だけで賢い人としかわたし想像が出来ません嬉
初め⇒ 主として時間に関連する名詞に。最初
始め⇒ 主として動詞、または物事に関連する名詞に。起源、開始
年始め・・・
やはり始めですね
新聞用語集と言うのがある事も知りませんでした汗
噛み砕いていただき丁寧で分かりやすい回答に感謝しています
ありがとうございます嬉
No.5
- 回答日時:
最も単純に,無難な分類は
「初」 期間や機会に対して使う
「始」 動作が伴うことに使う
No.4
- 回答日時:
下記明鏡辞典が、〖初〗と〖始〗で分類してますのでご参考に。
https://sakura-paris.org/dict/%E6%98%8E%E9%8F%A1 …
というか、短いので全部引用します。(笑)
両用できるものもあるので却ってややこしいですね。
❶ 〖初〗物事が始まったばかりの段階。最初。
「夏の━」
「━は好調だった」
「月━」
「━誰だか分からなかった」
◇副詞的にも使う。
❷ 〖始〗物事の起こり。起源。
「人類の━」
「国の━」
「仕事━」
⇔終わり
❸ 〖初〗第一番目のもの。多くのもののうち先の方のもの。
「━の曲の方がいい」
❹ 〖始〗《「…を━(として)」の形で》多くの中で代表となるものを表す。
「社長を━、社員一同」
◆表記一般に、時の流れを重視して「初」、物事の起こりを重視して「始」と使い分ける。「年初/年始」に対応させて、「年の初め/始め」のように両用するものや、「始めが大事」のように慣用的に「始」を使うものもある。
うおー ありがとうございます嬉
ちょうど年賀状の話しの中でこのような疑問があり説明がなかなか私は苦手ですのでいつものように丸投げ質問させていただきました苦笑
表記一般
時の流れを重視して『初』
物事の起こりを重視『始』
『年初め』・『年始め』
この両用出来る部分で困っており『年初、年始』がうまく伝えれずに丸投げ質問させていただいてます。
なるほど・・・ 賢すぎ笑
噛み砕いて分かりやすくとても助かります笑
ありがとうございます嬉
No.2
- 回答日時:
「はじめ」として使う場合は、同じ意味と考えて大きな間違いはありません。
但し、次のようなニュアンスがあります。
「初めて」とは、これまでにはない初の体験を表します。
「始める」は、事を開始するという意味になります。
例えば初めて何かを開始する場合は
「初める」という言葉はありませんので「初めて、始める」というような使い方になります。
読み方は『はじめ』
初めて 初の体験
始める 事の開始
開始する場合は初めるは無し、始める・・・
なるほど・・・
孫に平仮名で「はじめ」は同じなのにと聞かれると説明が難しいんですよね
人に伝えるのはなかなか・・・
ありがとうございます嬉
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賢い方々のニックネームが現れ、噛み砕いての説明に本当に嬉しいです。
BAはおひとり様だけですのでこればかりは仕方ありません・・・
恨みっこ無しでお願いしますm(_ _)m
回答ありがとうございました。