大学実験器材の貸し出しルール

理系大学の研究室同士で装置や器材を貸し出すことについて、自分が経験した院やポスドク時代の研究室を見ると、同じ専攻内でも他研究室の学生が分析装置を借りたい場合は、教員同士が相談したうえで、貸す側の教員が掲げる条件に従うとの約束のもとで借りるか、こちらでフル使用のものは貸さないか(貸せない)、バイアルやピペットチップなど消耗品を大量に使用する場合は有償で貸しました。

しかし、今いる所では、(オーソドックスな理系ではないせいか)　専攻内の別の研究室の教員がとにかく色々と研究プロジェクトを広げたい性格の人で、本人の専門分野のみならず、私の専門領域の研究にも関わりたいと、いうことで、専門知識もあまりない状態で、こちらが使用する機器を探索しにきて、何に使用するものなのかしつこく聞き、貸してほしいと要求します。そして私の許可も受けずに勝手に装置のOnスイッチを入れてみたり、カバーを外したりもしています。ショックでしたが、これっていいのですか？経歴が上だから何でも大丈夫ですか？教員としての経歴が上なら、若手教員の実験スケジュールなどはどうでも構わない主義って一般的でしょうか？

分析装置だけではなく、前処理機器(ホットプレートや振とう撹拌機などの細かなもの)も借りにくることがあります。そういうものは相手も研究費あるから、自分で買うべきではないでしょうか？そういった前処理器材は決まった実験専用で使用しているため、本当は貸したくないのです。こちらは実験条件のために綺麗に使用しているのに、汚しても掃除しないし。。

器材を貸し出すことに関するルールは、研究室が個別に決めればいいでしょうか？それによって相手の研究室から抵抗や反感が生まれても仕方ないものでしょうか。

大学の関係者のみご教示いただけますと幸いです。

No.1 回答者： satoumasaru 回答日時： 2022/12/05 17:52

元大学関係者です。

＞器材を貸し出すことに関するルールは、研究室が個別に決めればいいでしょうか？

当然そうなるでしょう。

全体的にどうなるかは大学の物品管理規程もしくは類似の規則があるはずですが、実際にはそのとおり運用していないケースが多いです。

大学はローカルルールが多いところですので、お互いのすりあわせをしないと実行ある対策はとれません。