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お金が信用されているのは銀行と国が信用されているからとネットでありました。何で銀行と国は信用されているのですか?

A 回答 (11件中1~10件)

正確にいうと、銀行は信頼されていません。

「国」というか「政府」が信頼されているのです。

分かりやすい例をだします。藩札です。

藩札というのは江戸時代に実際に出したお札で、これの実態は「今、藩の金庫には金(ゴールド)がないが、金が入ったら、この額面のお金を返す」という意味で、つまり「借金札」だったのです。

1万円という藩札は「この札は藩の金庫にお金が入ったら、1万円分の金(ゴールド)と交換できます」というもので、だから人々は「これを1万円で買って代わりに藩札1万円分の金との引き換券を渡す」というやり方で藩札が「お金(通貨)」になった時代があったのです。

つまり「お金が信用されている」というのは、当時の感覚でいえば「金に換えることができる札だから」だったわけです。これが「紙幣の信用の根本」で、そのような信頼ができる政府(幕藩など)ができる前の通貨は《現物の金・銀》だったわけです。

このとき「銀行」は単に「藩の金庫の窓口として、藩札を金(ゴールド)に換えてくれる場所」でしかありません。この場合の「銀行」とは貯金をしたり、お金を借りる場所ではなく「政府のもっている資産(金:ゴールド)と藩札を交換できる場所」という意味なのです。

だから現在でも日本銀行は一般人の取引はできず、政府と普通の銀行だけが取引できるのです。

そして藩が「金を金庫に入れる」ためには、年貢が必要です。年貢を取り、そのお米で金(ゴールド)の採掘人や運ぶ人たちの食事を賄うことで、金の採掘が成り立つからで、つまり「藩=政府」の信用とは「年貢(税金)を取り立てることができること」にあるわけです。

これが「政府が信用できる」という根本的な意味です。

現在の国家政府は、すでに金(ゴールド)には依存していません。1971年のニクソンショックで金兌換紙幣(同じ金額の金に換えることができる紙幣)をやめたからです。

世界最強の、つまり「世界でもっとも富や金を集めることができるアメリカ政府」が金と交換することをやめたので、世界中の政府が金兌換をやめたのです。

じゃあ、今はなにが「政府の信用」なのかというと、先ほど書いたように「その国で税金を取ることができる唯一の立場」という点にあります。
 銀行=日銀(中央銀行)は「政府のお金の窓口になっている」から信用されています。
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強いからです。



政府、日銀は、日本最強の組織です。

政府は、膨大な官僚機構を持っているし
軍隊や警察も持っています。

日銀は通貨発行権を持っています。


国際通貨として、米国ドルが信用
されているのは
米国が世界最強の国だからです。
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お金が信用されいてる国は、規則に従わない人間は命を奪い、規則に従う人間は生かす、という状況を徹底しているから。

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それは、問いの立て方がちょっと違っています。



「お金が信用されているのは銀行と国が信用されているから」という言明は間違いではありませんが、銀行と国は常に信用されているわけではありません。

銀行や国が信用されていると、お金も信用されます。逆に、信用されない国、信用されない銀行というものも存在します。そういうところではお金も信用されません。

信用されるには、ズルをしない、借りたカネ、預かったカネはちゃんと持主に返すということです。

ひとつの例はアルゼンチンです。政府は放漫財政で支出のために多額の国債を発行し、それらを償還できず債務不履行(デフォルト)起こす、ということを繰り返しています。平たく言えば借金しては踏み倒しているということです。

で、この国においてはインフレがひどい。昨今のコロナ禍やウクライナ侵攻に伴うインフレを抜きにしても、年率50%といったレベルの物価上昇が以前からずっと続いています。お金も信用されていないのです。

過去のやつでいいなら、しばらく前のジンバブエ、第一次世界大戦後のドイツなどはもっとひどかった。お金を刷りすぎたせいで何桁というハイパーインフレになりました。No.2の方が書いているようなことを国がやっちゃったのです。

中国も実は結構やばいのではと思っています。勢いのある経済大国になったから日本の不動産買い漁っていると、半分は正しいですが、別の見方すると中国人は本国で稼いだカネをせっせと日本を含む外国に移しているのです。

昨年は数千億円規模の預金封鎖すなわち銀行からお金を引き出せない事態が起きました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3cc8838121a285 …
また、しばらく前から政府から睨まれた金持ちが巨額の罰金を科せられ財産没収される事件が頻発しています。鄧小平の時代から社会主義市場経済で自由な経済活動を重んじていたのが、習近平に変わってからは共同富裕の美名のもと金持ち叩きが盛んです。

ゆえに中国の富裕層は、自国内でカネを貯めておくのは信用できない、安全な外国に富を移したいのです。しかしこのような動きは人民元の価値を下落させるため、中国当局は神経を尖らせています。中国からの外貨の持ち出しは規制が強まっています。
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偽札が作りにくい。

極端にインフレやデフレにならないように日銀や国が金融調整をしている。比較的政治が安定している等が理由と思われます。
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貨幣価値の安定を国と日銀が守ってるから。


例えばコロナかでも 貨幣をバラ撒けば日本経済はある程度安定したが それをすると海外とのバランスが崩れ貨幣価値が著しく落ちたと想像できます。
それを為ない日本の動きが通過の安定評価に。

山本さんがバラ撒けば良いと言ってたが それをすれば今のように円の回復も無く 180円以上になっていた。
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一般に「お金」と言っているのは「日本銀行券」です


お札には「金」などと一歳印刷されていません

日本銀行は国の銀行で日本の信用の機関です
日本銀行券の価値で円安や円高が起きます

円安とは日本銀行券の価値が下がったことです
今は1ドルが130円で買えますが
先月は150円出さないと1ドルが買えませんでした
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貨幣価値が安定している=経済が安定している


なので、信用が高いと言えるでしょうね。
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と言うより、「円」の国際的評価が高いから。


ひとつだけ挙げると、世界最大の対外債権国だから。
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では、あなたは私が100万円と書いた紙を渡して「これが100万円札です。

これをあげますから、一ヶ月私の元で働いて下さい」と言ったら働きますか?
 
嫌ですよね。私が作ったお札では信用が出来ない。
つまり、私そのものが信用できないから、私の作ったお札は信用できないのです。
 
現在流通しているお金が信用できるのは、書かれている通り国が信用できるからです。
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