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原因が解明されたそうですが、読んでもわかりません。この薬は遺伝子に影響を及ぼした結果奇形児になったのでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • うーん・・・

    そのたんぱく質は人間のどこの部分にあるのですか?

      補足日時:2023/01/22 09:57

A 回答 (3件)

次のような説明ではいかがでしょうか。


 まず、[腕]から[手]のできる仕組みを単純化して理解しておきましょう。 
 [腕]ができるとき棒が伸びるように細胞が増殖します。これらの細胞のDNA はすべて同じコピーですが、ちょっとしたたんぱく質がへばりついていてコピーの度に位置がずれてカウンターの役割をします。
 一定数増殖すると先端ではDNA の別の部分を読み始めてあるたんぱく質を作り始めますが、このたんぱく質がDNA に張り付くと伸びるのをやめてしまいます。しかし先端の少し後ろでは増殖が続き、結果として棒の先に玉がついた構造になります。
 しばらく増殖すると今度は玉の一部とそのちょうど反対側に似たようなたんぱく質ができて増殖が止まり、結果としてしゃもじのような構造になります。
 更にしばらくするとしゃもじの縁に一定間隔で似たようなたんぱく質ができて増殖が止まり、その部分は裂け目となって[指]になります。
 
もうわかりましたね。
 生物の体の構造は、DNA の設計図に加え、その読み取りをやめさせる(制御する)信号たんぱく質の連鎖で作られて行きます。
 そして当然ながらこれらの信号たんぱく質は役割を終えたら速やかに分解する必要があるので、分解酵素(分解用たんぱく質 今回はユビキチンリガーゼ)があらかじめそこらじゅうで作られていますがほとんどは出番がくるまでフタをした状態で細胞内に保管されています。
 サリドマイドの一部(S型サリドマイド)はこの分解たんぱく質に張り付いて、いわば勝手にフタを外してしまい、信号たんぱく質が分解されて増殖を制御できなくなったことがわかったようです。
さてさて少し単純化し過ぎたのに長くなってしまいましたがいかがでしょうか。
お役に立てば幸いです。
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この回答へのお礼

詳しく書いてくださってありがとうございました。自分のからだですが、わからないことがいっぱいです。

お礼日時:2023/01/23 19:03

>そのたんぱく質は人間のどこの部分にあるのですか?



No.1の回答者です。E3ユビキチンリガーゼは、人の細胞の中にあり、恒常性、細胞周期、DNA修復経路を調節しているそうです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%93 …
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遺伝子に影響を及ぼしません。

サリドマイドがプロテアーゼの一つ、E3ユビキチンリガーゼを構成するセレブロンというタンパク質と結合して、その働きを阻害することが発見され、解明されました。
 胎児が成長して手足を形成する時に手足の形成を促すタンパク質FGF8が阻害されて、胎児に奇形を引き起こすと考えられています。蛋白質が正常なら正常に手足が形成されるが、手足の形成を促す蛋白質が阻害される為に手足が奇形の胎児になる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%AA …
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この回答へのお礼

有難うございました。ベストアンサーにするかどうか迷いました。

お礼日時:2023/01/23 19:01

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