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2022年の平均寿命は男性81.5歳だそうですが、

これはその年に生まれた人がその後何年生きられるかということで、

1950年生まれ人の平均寿命は60歳だと雑誌に書かれていました。

1950年生まれの人は現在73歳ですが、ほとんどのひとはガンでもない限り、

元気にくらしています。ほとんどの人は85~90歳ぐらいまで元気に生活されています。

今いわれている平均寿命は実態と違うような気がします。

どういう計算の仕方をしているのでしょうか。

A 回答 (11件中1~10件)

0歳の平均余命のことを平均寿命といいます。



平均余命と言うのは、ある年齢の人々が、その後何年生きられるかという期待値のことです。
この数値は、現在の死亡状況が将来にわたって続くと仮定した場合のものです。


1950年生まれ人の平均寿命は60歳だったというのは、その年の0歳の平均余命が60歳だったということです。
その後、生活環境や医療技術が変わり、死亡状況が変化しました。
どのくらい変化したかというと、

1950年ころ、15歳までの生存率は90%、65歳までの生存率は55~63%、75歳までの生存率は29~41%程度でした。
2020年には、15歳までの生存率は99%、65歳までの生存率は89~95%、75歳までの生存率は76~88%程度となりました。
https://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/Popular/ …
このような結果を踏まえ、2022年の0才児の平均余命は男79.6歳、女86.4歳となりました。

1950年生まれは現在73歳です。

平均余命は男女ともに、70歳が15年位、75歳が11.5年位ですから、73歳の平均余命は13年位でしょう。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/lif …
つまり、1950年生まれのうち、現時点で生きている人は、平均すると73歳+13年=86歳位で亡くなるということです。


************************
ここからが本題です。
ご質問の「どういう計算の仕方をしているのでしょうか。」についてです。
https://www.pmas-iicp.jp/media/accounting/a83

各年齢の人が生まれた人の数と、死んだ人の数と言うのは統計データとして残っています。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/23t …
それを、毎年10万人ずつ生まれたとしたものが生命表となります。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/23t …

0歳児の生存数は10万人ですが、113歳になると数人しかいないことがわかります。
この10万人あたりの生存数を、0歳から最高齢の人までで合計したものが、定常人口Txとなります。
第23回の男の場合だと、定常人口(10万人あたりの生存者の合計)は815.6万人です。
これを、0歳児の生存数10万人で割ったものが、0歳児の平均余命=その年の平均寿命です。
75歳の平均余命は、75歳以上の生存者の合計を、75歳の生存者で割ったものになります。
第23回の場合、
定常人口953632÷生存数76033=平均余命12.54
となります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。大変参考になりました。
平均余命と寿命を一緒に考えておりました。

お礼日時:2023/02/22 09:31

平均寿命は平均であって、それより早く死ぬ人も長生きする人もいます。

生きている人に「何歳ですか?」とお聞きすると、大抵は平均寿命より長い。なんでかっていうと、平均寿命としての値を押し上げる側だからです。

死んでしまった人にも「何歳ですか?」とお聞きできれば、早く死ぬ人も遅く死ぬ人もいることに気付くでしょうけど、それは無理な話です。
生きている人にだけ聞くから、平均寿命より長い答えが返ってくるのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
生きているひとにしか聞けないのでそのとおうりですね。

お礼日時:2023/02/22 09:29

平均寿命と平均余命とを、混同しているか、違いが分からない様ですね。



平均寿命とは、生まれてから、死ぬまでの時間、または、今後何年生きられるか。

平均余命とは、ある年齢の人が、残された命の時間、または、今後何年生きられるか。

平均寿命 平均余命 違い
https://www.google.com/search?q=%E5%B9%B3%E5%9D% …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
平均寿命と余命の違いがよくわかりました。

お礼日時:2023/02/22 09:32

平均値と中央値ってのがあるので


平均値は当てになりません。

1歳で亡くられた人、99歳で亡くなれた人
2人の平均値は?50歳になってしまいます。

10歳が9人、100歳が1人いたら?
90+100=190
190÷10=19
になると。。。
平均値は、19歳になってしまいます。

もっとちゃんとした条件を作ったり
中央値を測るべきです。

例えば、60、75歳の定年まで迎えた人の平均寿命。とか

1950年生まれ人
では、平均幅が大き過ぎて当てになりません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
平均値につてもよくわかりました。

お礼日時:2023/02/22 09:32

平均寿命と平均余命は違うのです。



>1950年生まれの人は現在73歳ですが…

令和3年の統計ですが、
・70歳男性 15.96年、女性 16.09年
・75歳男性 12.42年、女性 12.54年
となっています。
https://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/104 …

>ほとんどの人は85~90歳ぐらいまで…

・70歳男性 70 + 15.96 = 86歳 女性 70 + 16.09 = 86歳
・75歳男性 75 + 12.42 = 87.4歳 女性 75 + 12.54 = 87.5歳

>今いわれている平均寿命は実態と違うような…

おおむね合っていると思いますけど。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
よくわかりました。

お礼日時:2023/02/22 09:33

>ほとんどの人は85~90歳ぐらいまで元気に生活されています。



元気に生きている人としか出会えない以上、みんな元気に生活しているように見えるだけです。

どんな世代でもどんな時代でも、若いうちに死ぬ個体はたくさんいます。

そして、死にそうな人はたいてい病院にいて、あなたの目の届かないところにいます。

あなたのおっしゃるのは実態ではなく実感であり、統計が実感と違うのは前述の意味で当たり前です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
実態ではなく、実感でした。

お礼日時:2023/02/22 09:34

『1950年生まれ人の平均寿命は60歳だと雑誌に書かれていました。


それはおそらく、1950年当時の統計上の平均寿命(平均余命)であり
2023年時点の73歳存命者の平均余命ではありません

平均余命は毎年変化しますからー>変化したから現時点の0歳児の平均余命が81.5歳=平均寿命ということです

各年齢ごとの平均余命を個別に報道に乗らないだけです

こちら厚労省のサイトで主な年齢ごとの平均余命の情報は確認出来ます
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/lif …

5歳刻みなので、75歳で確認すると令和三年時点での平均余命は12.42歳ですね
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

平均余命についてもよくわかりました。

勘違いしていました。

お礼日時:2023/02/22 09:35

平均寿命と言うのは、


その年に亡くなった人々の年齢の平均になります。
生まれた年齢によるものではありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
平均寿命と平均余命を勘違いしていました。

お礼日時:2023/02/22 09:36

あなたが言ってるのは「平均余命」です。


平均余命=ある年齢の人が、その後何年間生きることができるかという期待値。
平均寿命=0歳における平均余命。

計算方法などは、「平均寿命」「平均余命」検索してください。
ネット上には詳細な解説がいっぱいあります。

また「健康寿命」という言葉もあります。
それも調べると興味深いと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
平均寿命と平均余命を勘違いしていました。

お礼日時:2023/02/22 09:36

「平均余命」と混同していると思う

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この回答へのお礼

ありがとうございます。
平均余命と勘違いしていました。

お礼日時:2023/02/22 09:38

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