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室内に入ってきた大気汚染物質の濃度は、天井付近より床付近のほうが高くなりますか?

A 回答 (4件)

微粒子なら長時間空気の動きをなくしておけば下に落ちてきますが、空気と混合した温度が同じ(常温)ガスの場合には数メートルの高さでは分離しません。

熱平衡にある異種気体の分布は簡単な計算ですぐにわかります。
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どのような大気汚染物質かにもよりますが、一般的には床付近に滞留すると考えるべきですね。



公害の原因とされる窒素酸化物や硫黄酸化物の気体においては、その密度が空気よりも高いです。
つまり空気よりも下に降ります。
そのため床付近で滞留します。

逆に、燃料の不完全燃焼などで発生する一酸化炭素の密度は空気の密度よりも小さいため、天井付近に溜まることになります。


同じようなことが、ご使用のガス種によっても説明がつきます。
ご家庭で都市ガスをご利用の方は、天井付近にガス漏れ警報器が設置されます。
それは都市ガスが空気よりも軽い(密度が小さい)からです。
一方でLPガスをお使いの方は床付近にガス漏れ警報器が設置されます。
それはLPガスが空気よりも重たい(密度が高い)からです。


また、時事的な内容になりますが、空気を汚くする原因として黄砂や花粉などがあります。
これらも言わずもがな空気よりも重たいので、床付近に溜まっていきます。
総じて、外気からの大気汚染物質は床付近の方が濃度が高くなると言ってよいと思いますよ。
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それは、汚染物質と空気の比重の関係になります。


大気という広さから室内に侵入となれば比重は大きいという事になり、
室内空気が平穏ならば、床付近のほうが濃度が高くなります。
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高さが千メートルとかあれば、物質の分子量による分布も発生しますが、たかだか3mくらいでは、生じません。

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