
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
フェーン現象はそう簡単に起こるものではありません。
まことしやかに書かれていますが、1つだけ大きな前提を抜かして議論されています。考えてみるとすぐにわかることですが、暖かい空気が山から下りてくるのはどうしてでしょうか。風下側の冷たい空気の下に潜り込むことはできませんね。唯一できる場合は、風下側の空気が降りてくる空気よりも暖かかったときのみです(他にもありますが)。これだと、元から風下側が暖かかったことになります。こういうようになっていた場合、気象解説者はどう説明するでしょうか。どうして元から暖かかったのかということを考えるよりも、フェーン現象といっておいた方がわかりやすくなります。つまり、フェーン現象ではないのにフェーン現象とされている事例が多数あるということです。
どういう場合にフェーン現象が起こるか、言い換えれば山越えをした空気が麓まで降りてくるのはどういう場合なのかということはきちんと議論されたうえで結論が出されていないと思いますし、聞いたことがありません。
台風通過後にどこでフェーン現象が起こるかという予測ができる人はいないと思います。
No.4
- 回答日時:
フェーン現象とは
①地表の湿った風
↓
②山脈を越えるときに断熱膨張
→温度が低下し蒸気が「水」(雲、雨)になって凝縮熱を発生する
↓
③山脈から平地に吹きおろすときに断熱圧縮
→気温が上昇するが、①に対して凝縮熱分だけさらに気温が上がる
(水分はすでに雨でなくなっているので気化する水分はない)
となることで、①の気温よりも③の気温の方が高くなる現象です。
台風通過後に、どこからどこに①→③の現象が起きるかを考えて判断する必要があるでしょう。
風向きと地形との両方を考えないといけません。
No.3
- 回答日時:
>どのあたりにフェーン現象が起こりやすいのでしょうか?
台風が 何処を通過すると 想定していますか。
「フェーン現象とは何か」が解れば、
どこが 起きやすい場所かが 分る筈です。
No.2
- 回答日時:
フェーン現象は湿った風が山を越える際に雨を降らせ、山の反対側に乾いた高温の風となる現象です。
一方、台風は北を上にした地図で見た場合、中心に向かって右巻きの渦上の風となっています。
また、日本付近での台風が進む方向は大きくは「西南方向から北東方向へ」です。
よって“台風の通過後”にフェーン現象が起きる地域は、台風の中心に向かう南風が吹き込む地域ということになります。
これは例えば「紀伊半島あたりに上陸した台風が新潟市付近で日本海へ抜けた」という場合なら北陸から新潟にかけてフェーン現象が起きる可能尾性がある・・・ということになるでしょう。新潟市付近の日本海上にある台風に向かって太平洋側から日本アルプスを越えて吹き込む湿った風が日本海側にフェーン現象を起こすと。
そういうふうに台風の位置を想定して地図を見られるとわかるのではないでしょうか?
参考まで。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
男性用ローターのオススメ教え...
-
目へんに乏しいと書いて、なん...
-
ためとためにの使い分けの説明...
-
梅雨の時期など雨の降りやすい...
-
台風北上
-
北半球と南半球の方角の文化に...
-
隣のボロボロの空き家があって...
-
気圧での体調不良でバイトを休...
-
台風時のバスケットゴールにつ...
-
「兵とは農家の次男三男に生ま...
-
学校の休み時間の光景といえば...
-
割り箸一膳を宙に舞わせるため...
-
気象 問2の選択 ア違うの分かり...
-
学園祭でテントに土嚢をつけた...
-
旅行を友達にドタキャンされま...
-
台風上陸してませんか?
-
今日台風で病院は休みですか?
-
ヤフーニュース
-
気象庁はどうやって台風の中心...
-
仕事を探して居ますが… 三重か...
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
おすすめ情報