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クルマに使われる鉄板は赤外線波長を99%遮断しますか?

A 回答 (6件)

もちろん100%遮断しますとも言えるしそうでないとも言えます。



光の遮断は反射か吸収によってなされます。金属光沢があれば反射することは経験的にわかりますね。数値で言うと赤外線(熱線)で約60%です。詳しくは下記を見てください。塗装してあれば塗膜によって違います。
https://optica.cocolog-nifty.com/photos/uncatego …
残りの約40%は鉄の内部に侵入します。鉄がガラスのように透明であれば光は突き抜けるのですが実際には鉄の内部には1ミクロンも侵入できずほぼ表面で吸収されます。したがって鉄に入射した光は遮断されていることになります。
では、なぜ鉄板が熱くなるかが問題になります。吸収された光は熱に変換されます。この間のややこしいプロセスは省略ですが、吸収は波長によって変わります。光によって加熱された鉄板に触れると火傷しそうなくらいの熱さになります。また鉄板は温度が高くなると黒体放射という温度に応じた波長の光(赤外線)を出すようになります。
つまり、吸収と放射の過程を分けて考えないと訳が分からなくなります。

問いにある「赤外線波長を99%遮断?」は再放射も含めての話であれば否です。可視や紫外の光も温度上昇に寄与して赤外線に変換します。概算は可能ですから自分で調べて試算してみてください。
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この回答へのお礼

いや、難しい話しなんですね!
勉強になりました、ありがとうございます。

お礼日時:2023/06/14 18:06

単に遮断するかどうかという話であれば、赤外線は勿論、電波から紫外線までの電磁波をほぼ100%遮断します。




>どうしてこんなに暑いの車内?

 赤外線を遮断した際、遮断された赤外線の一部が鉄板に吸収されて熱に変わり、その熱の一部が熱伝導で車内に伝わる事はたしかですが、その熱伝導で伝わる熱は、車内を加熱する主要な熱源ではありません。
 普通の自動車は周囲の状況を確認しやすくするためになるべく大きな窓が設けられています。
 その窓にはめられているガラスを通して赤外線や可視光線が車内に入射して、車内にある不透明な物体に吸収されて熱に変わり、車内の空気を加熱します。
 一応、車内の物体は温度が上昇した事により車内の物体が発する赤外線の放射量が増えますが、それによって赤外線の形で窓から車外に出て行く熱量は、窓から差し込む日光による熱と比べればずっと少ないものにしかなりません。何故なら車内の温度は100℃にもならない程度に過ぎないのに対し、太陽の表面温度は5000℃を超えているのですから、どちらの熱放射が多くなるのか比べるまでもありません。
 一方、車内はドアや車体で密閉に近い状態であるため、車内の加熱された空気は車外にあまり逃げていきませんし、車外のまだ加熱されていない空気が車内に入ってくる量もたかが知れていますので、空気の出入りによって車内の温度が下がる効果も十分ではありません。
 加熱された空気の大半が車内に留まっている状態のところに、窓から差し込む日光が車内を更に加熱します。
 そのため車内が暑くなるのです。
 これは農業で使われている温室の中の温度が外気温よりも高くなるのと同じ現象です。
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鉄板は100%遮断しますが、他のところからダダ漏れです。



太陽光ってのは雨の日でも分厚い雲を突き抜け地上を照らしています。クルマに乗っても内装やら天井やらを見ることができます。これらを見ることができるというのは可視光が分厚い雲を突き抜けあちらこちらに反射してクルマの中に入ってきて、見ることができるほどに十分な可視光が届いているということです。
紫外線や赤外線は、可視光とおおよそ同じ程度の周波数なので、可視光が届いているならば同程度が届いていると思って良いと思います。
(夏の真昼間でも真っ暗、なくらいだと届いていないと言えるでしょうw)
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ガラスでも暑い

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くるまでなくてもな

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この回答へのお礼

どうしてこんなに暑いの車内?

お礼日時:2023/06/14 17:26

はい。


電磁波から光までの全てを遮断します。
通過するには、その鉄板を破壊する必要があります。
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