アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

この上信越自動車道下りにあるトンネルって何ですかね?群馬と長野の県境付近にあるんですが調べても何もでてきません…調査坑や作業坑の可能性もあるんでしょうか?あと上信越自動車道に上りと下りで高低差がある理由を教えて頂けると幸いです。

A 回答 (1件)

『この』が何を指しているか、質問文だけでは不明ですが、本トンネルの横にある小さなトンネルの事でしょうか。


でしたら、長大トンネルには必須の避難坑ですね。火災などの際の非常口として利用するほか、救急車などの緊急車両が入ってくることもあります。
上下線が隣接している所では、反対車線の本トンネルを避難坑として利用できますが、上下線が離れている所では、別途、避難坑が必要になります。

長大トンネルで、将来、トンネルを2本あけて往復を分離する計画がある場所で、暫定的に往復2車線(対面通行)とする場合、将来の反対車線の準備工事を兼ねて小さなトンネルをあけておき、それを当面は避難坑として使う、という事は、しばしば行われています。
上信越道の上田菅平IC-更埴JCT間の長大トンネルにも、暫定2車線だったころ、現在の上り線側のトンネルが同様に使われていました。

ご質問の群馬・長野県境付近では、上り線側(下り坂の側)の避難坑は、もともと、この付近が暫定2車線(対面通行)だったころ、将来の下り線(上り坂)にするためのものでした。

現在、下り線が上り線より低い位置にある(=上り線と下り線が離れている)のは、推測ですが、渋滞対策と思います。
もともとは、上り線に隣接して下り線もあける予定だった所、上り坂の勾配を緩和するため、少し離れた低い位置に路線を変えた、という事です。

県境の八風山トンネルを走るとお分かりになると思いますが、上り線(下り坂)の最高地点はトンネルを入ってしばらく走った所にあります。つまり上り線は、トンネルを入ってからしばらくは緩い上り坂が続き、そこ後、一気に坂を下る事になります。
一方で下り線(上り坂)は、最高地点は最も長野県よりのトンネル出口付近です。つまり、勾配が、上り線よりも緩和されている事になります。
この付近はもともと、上り坂が原因の渋滞が多発していましたが、勾配を緩和することで、少しでも渋滞の原因を減らそう、という事だと思います。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!