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今年の7月が平年と比べてとても暑かったのは確かだと思いますが、それを受けて
「昔は30度超える日が珍しかった」
「30度超えたらニュースになってた」
「35度超える日なんてなかった」
みたいなことをいう人が周囲に複数いたり、共感しあっていたりします。
そしてデータを見たらそんなことないというと、信じられないと言われたり、不機嫌になる人までいます。
同じような発言はネット上でもちらほら見られます。

しかし実際に過去の最高気温をさかのぼってみると、7月に30度超える日(真夏日)が一桁しかないような年は冷夏で農業被害が出ているぐらいであり、真夏日はごく普通にあったとわかります。

東京の気象データで7月中29日間も最高気温が30度を超えたのは今年だけですが、1955年に28日間、2001年に27日間、1894年と2004年に26日間と真夏日が多かった年は過去にも複数あり、データがある149年間のうち半数近い70年間に15日以上真夏日があります(画像参照)。


事実と異なる記憶を不特定多数の人が共有しているというと、マンデラ効果というものがありますが、
この真夏日に関する記憶もマンデラ効果と言えるでしょうか。

ただ、1980年代に冷夏が多くあり、1982年と1988年は2日間しか真夏日がありませんでした。
そのあたりに青春を過ごした方にとって30度越えをする日が珍しかったというのは事実と言っていいかもしれません(30度越えで報道があったということは無いでしょうが)。
また、2009年以降冷夏と言える年はなく、昔より平均的な真夏日の日数が多くなっているのは事実です(画像参照)。
なのでマンデラ効果と言い切れないのかなとも思います。

30度越えが珍しかったという記憶を持つ人が多くいるのはマンデラ効果と言えると思いますか?
また、実際この質問を読んだ方の記憶はどうなっていますか?
答えていただけると嬉しいです。


※マンデラ効果自体が学術的なものではなくスラングや都市伝説であることは理解しています。
事例として該当するんじゃないかなという質問です。

「昔は30度超える日は珍しかったという人が」の質問画像

質問者からの補足コメント

  • 7月の熱帯夜数

    「昔は30度超える日は珍しかったという人が」の補足画像1
      補足日時:2023/08/08 16:15
  • 年代毎の東京の7月の一日の最高気温の分布

    「昔は30度超える日は珍しかったという人が」の補足画像2
      補足日時:2023/08/08 16:29
  • 年代毎の東京の一日の最低気温の分布

    「昔は30度超える日は珍しかったという人が」の補足画像3
      補足日時:2023/08/08 16:30
  • 東京の年ごとの7月の猛暑日日数

    「昔は30度超える日は珍しかったという人が」の補足画像4
      補足日時:2023/08/08 19:14

A 回答 (6件)

マンデラ効果というのはちょっと違う気がします。



貴方の会話相手は、実のところそう定量的に物事を捉えちゃいないのでしょう。30℃と言っていても、それは「暑い日の代名詞」でしかない。「今は昔より暑くなった」程度の定性的な内容で共感しあって満足しているところに貴方が口を挟んでくるのは、彼等から見ればナニ理屈っぽいこと言ってんだこいつはという気分になる。血液型性格分類で会話が盛り上がっているところに、あれは医学的根拠ないとツッコミ入れられて不機嫌になる人達と似たようなもんだと思います。

実は貴方だって本当の意味で定量的な話はできていません。30℃を超えたとか超えてないとか、いったい何の温度の話をしてるのか定義がはっきりしていない。貴方がいう「データ」とは、あくまで気象観測所における最高気温です。それぞれの人が言及しているものと同じである保証はありません。

私の故郷の町の、私が子供だったン十年前の気象データを気象庁のウェブサイトで確認すると、夏の晴れた日は普通に最高気温30℃超えています。しかし私自身が当時、家の中で30℃超の温度計表示を見た記憶はほとんどありません。気温が最も高くなる昼下がりには学校やら部活やらであまり家にいなかったのがおそらく最大の理由です。インターネットも普及してないから、アメダスでデータ取得していてもTVでは報じられない小さな町の最高気温なんて知りようがなかったし。
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確実に猛暑日は増えていますよ。



私は70のジジイですが、私たちが小さかったころ、1950年代~1970年代の猛暑日って日数は少なかったのは事実です。
「昔は30度超える日は珍しかったという人が」の回答画像5
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真夏日で比較するからであって、猛暑日で比較すれば暑い日が増えているのはデータ上も歴然ですね。

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この回答へのお礼

質問を読んでいただきたいのですが、私は暑くなっていないと言っているのではなく、昔は30度超える日が少なかったと勘違いしている人が複数人いて、しかも30度超えたと報道があったとまで言っている事がマンデラ効果では?と言っているのです。

猛暑日はこの際関係ないのです。


また、猛暑日でみれば一目瞭然といいますが、7月に限って言えばそこまで猛暑日も増えていません。

今年は異常に多く、13日もありましたがそれ以外の年だと多くて6日、2019,2020,2021年は0日です。

もちろん真夏日と一緒で増えてはいます。
が、一目瞭然とまで言えるか疑問です。
こちらも補足にグラフをはるのでご覧ください(画像の反映には時間がかかります)。

お礼日時:2023/08/08 19:12

昔は今みたいに連日様に30度越えのニュースしていなかった?か、子供っだったのでニュースを見ていなかったので、30度越えの記憶がなかったんだと思います。



それと暑さの質が圧倒的に違っています。
気象庁が発表する気温は百葉箱の温度ですが、街中の気温は数度高い。
発表の気温と街中の気温の差が昔に比べて大きくなったと思います。
昔はコンクリートも少なく、自販機もすくなくヒートアイランド現象も小さかったと思います。
夜も寝苦しくなかったです。窓開けてねると涼しかったです。
肌感覚でいうと昔は昼間暑かったですが朝夕は涼しかったです。それと昼間の街中でもこんなに暑くなかったです。
昔は4、50年前の感覚です。
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この回答へのお礼

報道がなかったことを、報道がなかったから30度超えることがなかったんだと誤解しているという解釈であっていますか?
確かにそれは起こり得そうな説です。

暑さの質の話で熱帯夜の話が出たので調べてみました。
実際に東京の7月の最低気温の記録を見ると、1940年代より前はほとんど熱帯夜(放送などで便宜的につかわれている1日の最低気温が摂氏25度以上の日とした場合)はありませんでした。
数年間1,2日熱帯夜だった記録があるだけです。
それが1940年代から急増して現在では熱帯夜がない年のほうが珍しくなっています(後程グラフを補足に載せますが、最近画像は審査が入るので見られるようになるのは結構後になってしまうと思います)。

真夏日の変化よりも劇的に増えています。
真夏日と違って「昔は熱帯夜なんてほとんどなかった」という人は正しいと言えそうですね。

お礼日時:2023/08/08 16:02

昔は気象庁の百葉箱が県庁所在地に一個しかなく決まった時刻に目視確認してた。


今のようにアメダスが連立し出した頃からリアルタイムに温度が把握できるようになった。
山形県が最高気温ホルダー74年だったのもそのため。
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この回答へのお礼

えっと
つまり何が言いたいのでしょうか・・・。

「昔はできなかったリアルタイムに気温が把握ができるようになったこと」と、「昔は30度まで上がることは珍しくて報道までされたと思っている人が存在すること」にどのような因果関係があるのかわかりやすく教えていただければと思います。

お礼日時:2023/08/08 15:47

逆でしょう?多分。


数十年も前の事を実感として覚えていなくて、覚えてるのは最近の2,3年程度だからだと思います。

50年前の8月だって、30度未満は5,6日しか無く、そんな昔を肌実感で覚えてないのでしょう。
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この回答へのお礼

覚えているのがここ2,3年のことであれば、なおさら昔は30度が珍しかったという話にならないと思うのですが・・・。

ここで私が言いたかったのは「覚えていない」のではなく「事実と違う記憶がある」ということです。

そしてそのような現象のことを、俗にマンデラ効果というので、この事例もそれに該当するのではという話です。

お礼日時:2023/08/08 13:54

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