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フランスやイギリスについての本を読むと向こうではペットが日本に比べて非常に大事にされています。
なぜそうなったのか、詳しい方教えてください。

A 回答 (6件)

こんにちは。



私の考えですが、イギリス、フランス共にペットを大事にしていると言う事は無いと思います.

日本で言われて居るようなペットの存在が少ない為です.
イギリスやフランスでは、元々仕事のパートナーであったり、余暇を楽しむパートナーであったりします.
この目的で改良されてきております.ブリーダーと言う存在は、単なる繁殖家ではなく最先端の優秀なパートナーを生み出していた人達です.

例えば昔から、ヨーロッパでは荷馬車を引かせていたり、羊などの家畜を守っていたりと言う具合にかけがえの無い存在でした.
そのブリードされた犬も優秀な物に成ると高値がついておりました.その頃のヨーロッパでは、人畜に危害を加える野生動物も多く、またその広さや険しさから人の手ではどうしようもない事が多く存在しておりました.
この様な事を解消してくれて、余暇でも一緒に楽しめる存在であったわけです.

今まで記載した事は、主に犬のことに成りますが、猫などもねずみの問題が多くあります.日本での場合は、そんなに深刻な事は起きておりませんが、ヨーロッパでは、ねずみによる被害は相当深刻です.
ペストなどの流行により多くの人が何度も死んでおりますし、異常発生で穀物がやられております.

それと、狩猟での存在も欠かす事の出来ない事です.
狩猟民族でも有り、移動遊牧民族でも有る民族での構成が要因として挙げられるのではないでしょうか.
この民族は、動物に対する考え方が、他の農耕民族とは違います.擬人化したり、霊との関係を持たせたりしている経緯があります.

この様な事や貴族との関係で今のような実体に成っていると思われます.民俗学や風土史などを詳しく調べていくともっと判ると思います.

それと日本で勘違いされて居ることは、日本人が思っているような形では有りません.確かに可愛がっていますが、単に可愛がっているだけではなく厳しい一面を持っています.他人の利益を損なったり社会に対する迷惑を許さないと言う事が、日本に紹介される時に薄れている様です.

それとは別に、こんな事が許されるのかと言う事も行われております.厳格と言えば言えるのかもしれませんが.

ダルメシアンと言う犬をご存知でしょうか.ディズニーの101匹で有名な犬です.この犬の団体では、この犬を人為的に淘汰する事を肯定しております.勿論一般の方は、ご存じないことかも知れませんが、ブリーダーは、自分の思いと違う子を処分しておられる方もあります.
この犬種の場合は、股間説形成不全や盲目と言った事が起こります.今までは、全て当たり前の様に処分されておりました.或る人が、失明していても生活していけると声を上げ保護を訴えておりますが、まだ、この様なことが行われております.他の犬種に関しても同様です.

この様な考えの元に形成されて居るのが現状です.
それともう一つ、ファッションとしての存在も有ります.
色々な事を考えた上での判断が必要かと思います.単に一部を取り上げて非常に大事にされていると判断する事は危険です.

日本の場合は、一部だけをクローズアップして理解不足で取り入れることを長年やって来ておりますが、学ぶべきは物の捕らえ方であり、理解するまでの過程ではないでしょうか。イギリスやフランスなどでは、子供の時から政治や社会問題を話し合い、考えております.この様なことが基礎に成り、動物に対する考えを形成しております.今の日本で必要な事は、真似をする事ではなく、真実を知り根本から考えていく体制を学ぶ事ではないかと思います.
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情報は多方面から集めて判断することが必要だと思います。


ヨーロッパでも、バカンスのたびに犬をほかして出かける、あるいはバカンス先でしばらく犬を飼い、そのままほって帰るという話を聞いたことがあります。
しっかり躾するであろうイギリスでの、人に対する咬傷事故は日本の数倍という話も聞いたことがあります。
これらは何かの本で読んだことがあると言うだけで出典は正確には思い出しませんし、事実かどうかはわかりません。
質問からそれますがパリの町の、犬のウンコはすごいらしいです。日本で言う飼い主教育はないんでしょうか?
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ドイツでは、一頭飼い(犬)の場合、飼い主は、一日2時間以上犬に、関われなければならない、多頭飼いの場合は、三十分以上で良い、とゆう趣旨の法律がある様です、犬が、もともと群れ社会を、構成する動物で


多頭飼いの効用が、研究され立証されているから法律として明文化できるのだと思います。 
 日本におけるペットに対する環境は、黎明期では、ないでしょうか、躾や訓練についても犬の問題行動に、接し必要性が理解され始めた様に思います。
 
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
参考になります。

お礼日時:2005/05/19 09:36

 イギリスでは (他国の状況は知らない) 病気のペットは安楽死させるのが常識のようです。

逆にそのままにしておくと (もちろん治療はするでしょうが) 虐待として通報されてしまうそうです。

 このあたり、#1様の言われていることとつながってくるのでしょうか。日本のペットも野性に比べて寿命が延びすぎたための問題が色々起こっているみたいですし、どこまで『大事』にすればお互いにとっていいんですかねぇ
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
安楽死の話は聞いたことがあります。

お礼日時:2005/05/19 09:32

日本におけるペットの大半は愛玩動物です。


この単語からも愛を玩ぶ(もてあそぶ)わけですから、
ペットをパートナーとして扱われてきた背景のある欧米には敵わないでしょう。

動物愛護法の施行が昭和48年です。
たかだか32年前までは動物を守る法律は無いに等しかったわけです。
それと欧州の人は日本でペットショップというものが普及していることに驚いています。
動物を利用した市場が形成されるのが考えられないそうです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
なるほど、そういう事情もあるわけですね。

お礼日時:2005/05/19 09:31

 ペットのほとんどは狩猟・番犬・観賞用・運搬用など様々な理由で主に欧米で改良されて作られたものです。

(犬・馬がほとんどですが)
 ですから,ペットはかわいがるためだけに存在するのではなく,むしろ生活のために,仕事のために必要とされてきました。

 そういう経緯でみると,欧米ではペットは生活の中でのパートナーであり,仕事道具でもあるわけですから,大事にされる文化的風土ができあがっています。

 ところが,日本人は狩猟民族ではなく農耕民族ですので,「ペットを仕事に使う」というニーズが少なかったため,ペットは主に観賞用(趣味のため)として普及してきたのだと思います。

 それに,「つくられたものを買ってくるだけの日本」に比べて欧米では「自分の国で作られたペット」が大事にされるのは必然のような気がします。

 日本でも仕事に使われるペットである警察犬・盲導犬など,一般的に大事にされるペットはいますが,最近のペットブームの裏には「好きなものを買って来て,好きなときに好きなように世話をする」という日本の世相が有りますので,欧米のようにペットも自分のパートナー,という考えは日本ではなかなか広まらないようです。

 ペットに対する感覚が「たまごっち」と大差ない人が多いように思います。

 最近ではペットだけでなく,子供も「自分の好きなように育て」て,社会人として通用しない子供が育ってきているのが「日本流」でしょうか(苦笑)
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この回答へのお礼

なるほど。
大変よく分かりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/28 07:02

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