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「PCを立ち上げる。」と普通に使用しますが、Windows95が発売された95年以降に広まった用法のようで、自動詞+他動詞ということで最初は抵抗があったようです。膠着語の特徴を活かした造語といえます。

元々、

英語の和訳ではないみたいです。
そもそもは、電気工学において用いられだした言葉であり、初出は❝1977年刊行の書名(巻名)で「垂直磁場コイル電流の立ち上げ方式」❞だそうです。
これ以降も電気工学の分野では「立ち上げ」「立ち上げる」という言葉が使用されているとのことです。よって、多分、電気工学分野の研究者の造語ではないのでしょうか。
広辞苑に初掲載されたのは1991年11月発行の第4版だそうです。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/questio …

のようです。

毎日ことばPlus 「立ち上げる」使いますか
https://salon.mainichi-kotoba.jp/archives/159

によると、

辞書を見ると、広辞苑は第4版(91年)まで記載なし。98年の第5版で「コンピューターのシステムを稼働できるようにする」という意味で載りました。第6版(2008年)では「組織・企業などを新しく始める」という意味が付け加えられており、用法の広がりをうかがわせます。

ということですが、『明鏡国語辞典』は次のように記しています。

たち‐あ・げる【立ち上げる(▽起ち上げる)】
 〘他下一〙 
❶ 持ち上げたり支えたりして立った状態にする。
「作業員が総掛かりで倒れた塀を━」
「育毛剤で頭髪を根元から━」
❷ あることが要因となって、炎や煙が上方に立ち上るような現象を作り出す。上げる。
「土煙を━・げてトラックが走る」
❸ 上方に伸びた状態で、建造物を作り出す。
「外壁を━」
表記多く「建ち上げる」と書く。
❹ ある物事が、心の中にイメージや感覚などを作り出す。生み出す。
「巧みな戦術が豊かな企業イメージを━」
❺ 機械(特に、コンピューター)に電源を入れて、システムが稼働できる状態を作り出す。起動させる。
「機械[ワープロソフト]を━」
◇近年使われだした言い方。
❻ 組織や企画などを新たに作り出す。創設する。新設する。
「特別捜査本部[新雑誌の企画]を━」
❼ 自らを持ち上げて立ち上がるようにする。
「悲しみの底から己を━」
「アカンサスがまっすぐに花茎を━」
◆「立ち上がる」⑥〜⑩の他動詞形。近年使われるようになった語。
語法③〜⑥は〜ヲに〈結果〉をとる言い方。⑦は再帰用法。自らを立ち上がらせる意。

明鏡国語辞典に「立ち上げる」で始まるの検索結果 1-1。
https://sakura-paris.org/dict/%E6%98%8E%E9%8F%A1 …

既に複合動詞の意識もなく単語となっているようですが、皆さんはどのように感じておられるでしょうか。■

A 回答 (8件)

湧き上がる、湧き起こる 湧きあがる、湧き立てる、


焼き上がる、焼き揚げる 干し(乾し)あがる、干し(乾し)あげる
召し上げる(没収)、召し上がる(飲食)

> 皆さんはどのように感じておられるでしょうか

いろいろあるよなぁ と感じます。

事業企画、プロジェクトを対象にする場合は、立ち上げるも立ち上がるも、主語の選び方(主体?の選択)次第で、替えて使います。
PCで言えば、自分が起動させたという意識を持っていれば、「アプリや画面が立ち上げる」と言うし、自分の意図にはない状況というやただの順番であるという意識の場合には「アプリや画面が立ち上がる」と言います。

「発話者・筆者の意識が あげる/あがるを使いわけさせている」となんとなく思い浮かびます。 
この場合は、(浮かび上がるであって、浮かび上げるではないです)
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この回答へのお礼

そういうことですね。

有難う御座います。■

お礼日時:2023/08/24 18:15

つづき



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■旺文社国語辞典
 第10版 2005/10/01
 第11版 2013/10/13

●たち‐あがり【立ち上がり】
①立ち上がること。立ち上がったところ。
②物事をし始めたところ。「投手の立ち上がりを攻める」

●たち‐あが・る【立ち上がる】(自五)
①すわったり寝たりしていた者が起き上がる。「椅子ら立ち上がる」
②上の方へ立つ。「煙が立ち上がる」
③行動を開始する。「救援に立ち上がる」
④勢いをとりもどす。力をもりかえす。「失意の底から立ち上がる」
⑤相撲で、力士が勝負を始める。
⑥コンピューターが起動する。

●たち‐あ・げる【立〔ち〕上げる】(他下一)
①新しく企画や作業などをはじめる。「プロジェクトを立〔ち〕上げる」
②コンピューターを使用できる状態にする。起動させる。

★「立ち上げる」の語釈は、第10版では逆順。①コンピューター…、②企画や作業…。

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■岩波国語辞典
 第7版新版 2011/11/18
 第8版 2019/11/22

●たちあがり【立(ち)上(が)り】
①立ち上がること。一般に、動作の起こし始め。「交渉の立ち上がりからもつれた」
②配管などの、面から垂直に立つ部分(の寸法)。

●たちあが‐る【立(ち)上がる】《五自》
①身を起こして立つ。
(ア)座ったり寝たりしていた者が腰を上げて立つ。
(イ)打ちのめされたような状態だった者が、勢いを取りもどす。「不況の打撃から立ち上がる」
(ウ)相撲で、仕切りから戦いを始める。
②活動する態勢に入る。
(ア)《「…に立ち上がる」の形で》行動を始める。「水害救済に立ち上がる」
(イ)立ち上げた状態になる。「ダウンしていタコンピュータが立ち上がる」

●たちあ‐げる【立(ち)上げる】《下一他》
①機械システムに運転開始のための所要操作をして、稼働できる状態にする。
②広く、組織を機能し始める状態にする。「特別対策班を立ち上げる」「新会社を立ち上げる」

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■明鏡国語辞典
 初版 2002/12/01

●たち‐あが・る【立ち上がる(▽起ち上がる)】《自五》
①座ったり横になったりしている姿勢から体を起こして立つ。起立する。「ソファから立ち上がる」「馬が後脚で立ち上がる」
②相撲で、仕切りを終えた力士が体を起こして勝負を始める。立つ。「制限時間前に立ち上がる」
③苦しい状態に陥った者が勢いを取り戻して活動を始める。「震災の痛手から立ち上がる」
④上の方へ高くあがる。立ちのぼる。「湯気が立ち上がる」
⑤行動を起こす。「救援活動に立ち上がる」
⑥機械や組織のシステムが稼働した状態になる。「ダウンしたパソコンが立ち上がる」

●たち‐あ・げる【立ち上げる(▽起ち上げる)】《他下一》
機械(特に、コンピューター)のシステムを稼働できる状態にする。立ち上がらせる。また、組織やその企画などが機能できる状態にする。「コンピューターを立ち上げる」「特別捜査本部[新雑誌の企画]を立ち上げる」

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■明鏡国語辞典
 第2版 2010/12/01
 第3版 2021/01/01

●たち‐あが・る【立ち上がる(▽起ち上がる)】[自五]
①座ったり横になったりしている姿勢から体を起こして立つ。起立する。「ソファから立ち上がる」「馬が後脚で立ち上がる」
②相撲で、仕切りを終えた力士が体を起こして勝負を始める。立つ。「制限時間前に立ち上がる」
③苦しい状態に陥った者が勢いを取り戻して活動を始める。「震災の痛手から立ち上がる」
④ある目的のために新たに行動を起こす。「救援活動に立ち上がる」
⑤横になった物が縦方向に起き上がる。「氏子たちの力で御柱が立ち上がる」
⑥煙や炎などが上の方へ上がる現象が現れ出る。立ち現れる。「湯気[土煙]が立ち上がる」▽やや俗な用法。一般には「立ち上(のぼ)る」を使う。
⑦家屋や壁・塀などが上方に伸びた状態で作り出される。「土台の上に壁が立ち上がる」[書き方]多く「建ち上がる」と書く。
⑧イメージや感覚などが現れ出る。「緻密な描写から主人公の姿が生き生きと立ち上がる」
⑨機械(特に、コンピユーター)に電源が入れられ、システムが稼働する状態が作られる。起動する。「パソコンソフトが立ち上がる」
⑩組織や企画などが新たに作られる。創設される。新設される。「国家戦略室[新企画]が立ち上がる」
◆[使い方]意志的な動作を表す①~④の他動詞形は「立ち上がらせる」。無意志的な作用を表す⑥~⑩の他動詞形は「立ち上げる」。[名]立ち上がり「立ち上がりに失敗する」

●たち‐あ・げる【立ち上げる(▽起ち上げる)】[他下一]
①持ち上げたり支えたりして立った状態にする。「作業員が総掛かりで倒れた塀を立ち上げる」「育毛剤で頭髪を根元から立ち上げる」
②あることが要因となって、炎や煙が上方に立ち上るような現象を作り出す。上げる。「土煙を立ち上げてトラックが走る」
③上方に伸びた状態で、建造物を作り出す。「外壁を立ち上げる」[書き方]多く「建ち上げる」と書く。
④ある物事が、心の中にイメージや感覚などを作り出す。生み出す。「巧みな戦術が豊な企業イメージを立ち上げる」
⑤機械(特に、コンピューター)に電源を入れて、システムが稼働できる状態を作り出す。起動させる。「機械[ワープロソフト]を立ち上げる」
⑥組織や企画などを新たに作り出す。創設する。新設する。「特別捜査本部[新雑誌の企画]を立ち上げる」
⑦自らを持ち上げて立ち上がるようにする。「悲しみの底から己を立ち上げる」「アカンサスがまっすぐに花茎を立ち上げる」
◆[使い方]「立ち上がる」⑥~⑩の他動詞形。近年使われるようになった語。

★「立ち上がる」の「使い方」に、第2版では下記の説明文あり。第3版では削除。
  ⇒「⑥以降は~ガに〈結果〉をとる言い方。」
★「立ち上げる」の語釈⑤に、第2版では下記の説明文あり。第3版では削除。
  ⇒「▽近年使われ出した言い方」
★「立ち上げる」の語釈に、第2版では[語法]として下記の説明文あり。第3版では削除。
  ⇒「③~⑥以降は~ヲに〈結果〉をとる言い方。⑦は再帰用法。自らを立ち上がらせる意味。」

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■広辞苑
 第3版 1983/12/06
 第4版 1991/11/15(未確認)
 第5版 1998/11/11
 第6版 2008/01/11
 第7版 2018/01/12

●たち【立ち】
[一]
[二]《接頭》動詞に冠して、語勢を強める語。「立ち勝る」「立ち至る」

●たちあがり【立ち上がり】
①たちあがること。
②動作を起こし始めたところ。でばな。「立ち上がりを攻める」

●たち‐あが・る【立ち上がる】《自五》
①坐ったり寝たりしていた姿勢から立つ。身を起こす。まっすぐ立つ。源氏物語葵「おとゞはえ立ち上がり給はず」
②毛などが逆立つ。枕草子二〇四「うるはし髪もたらん人も、みな立ち上がりぬべき心ちすれ」
③苦しい状態から勢いをもり返す「災害の痛手から立ち上がる」
④行動をおこす。物事を始める。「反対運動に立ち上がる」「新しいプロジェクトが立ち上がる」
⑤相撲で、仕切りから戦いに入る。
⑥電子機器のシステムが起動する。

●たち‐あげ【立ち上げ】
①コンピューターなどを起動させること。
②組織や企画を新しく始めること。

●たち‐あ・げる【立ち上げる】《他下一》
①機械を稼働できる状態にする。特にコンピューターにいう。
②組織・企業などを新しく始める。「新事業を立ち上げる」

★「立ち上がる」の語釈⑥は、第3版になし。第4版は未確認。
★「立ち上げ」「立ち上げる」の見出し語は、第3版になし。第4版は未確認。
★「立ち上げる」の語釈②は、第6版で追加。

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■大辞林
 第4版 2019/09/20

●たち【立ち】
[一](名)〔動詞「立つ」の連用形から〕
[二](接頭)
動詞に付いて、語勢を強めたり、ややあらたまった感じの意を添える。「立ちまじる」「立ちまさる」「立ちかえる」。

●たちあが・る【立(ち)上がる】(動ラ五[四])
①座ったり腰かけたりしていた人が、立つ。「座席から立ち上がる」
②相撲で、力士が仕切りを終えて、勝負を始める。
③まったく打ちひしがれていた者が、勢いを取り戻す。「破産の憂き目から立ち上がる」「廃墟の中から立ち上がる」
④思い切って行動を起こす。「暴力追放に市民が立ち上がる」
⑤たちまさる。すぐれる。「内の文さんはグツと気位が立ち上がってお出でだから/浮雲四迷」
⑥機械が動き始める。「立ち上がるまでに時間のかかるコンピューター」
⑦上の方に高くのびる。「炎空へ立ち上がり/平家物語」

●たちあがり【立(ち)上がり】
①立ち上がること。
②動作や行動のしはじめ。「立ち上がりが悪い」
③相撲で、仕切りから体を起こすこと。
④建築で、材が水平面から鉛直に立ち上がること。また、その寸法。

●たちあげ【立(ち)上げ】
①機器類を起動させること。
②組織や企画を新たに始めること。

●たちあ・げる【立(ち)上げる】(動ガ下一)
①起動させるための必要な操作をして、機械が稼働できる状態にする。「パソコンを立ち上げる」
②組織などをつくって、活動をはじめる。「プロジェクトを立ち上げる」

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この回答へのお礼

詳しい情報を有難うございます。

お礼日時:2023/08/22 08:58

コンピューター分野では、少なくとも半世紀以上前から「立ち上げる」と言っていました。

個人的には1970年代の初めにはよく聞きました。

自動詞の「立ち上がる」や、その連用形の名詞化「立ち上がり」は、大昔からふつうに使われていたはずです。
他動詞の「立ち上げる」や、その連用形の名詞化「立ち上げ」を使い始めたのは、機械分野やコンピューター分野でしょう。

パソコンなどの単体装置なら「起動する」で済みますが、大型計算機や多数のサーバーなどで構成する大規模システムでは、いろいろ面倒な「立ち上げ作業」が必要になります。
技術者は「コンピューターシステムを立ち上げる」「立ち上がる」「立ち上がった」などの用語をふつうに使用します。たんに「上げる」「上がる」「上がった」とも言います。
停止作業は「止める」「落とす」と言います。予期せず止まったときは「落ちた」などと言います。
英語では立ち上げは「start-up」、停止は「shut-down」などといいます。

「立ち上げる」は、複合動詞というより「(接頭語)立ち+(動詞)上げる」のような気がします。


電気分野では、矩形波の変化を「立ち上がり」「立ち下がり」といいます。
「立ち下がり」は一般には使われない言葉です。国語辞典には載っていません。

 立ち上がり(0→1の変化など)
 ↓
 ┌ー┐ ┌ー┐
 │ │ │ │
─┘ └─┘ └─
   ↑
   立ち下がり(1→0の変化など)

---------

参考までに、手もとの国語辞典で「立ち上げる」「立ち上げ」「立ち上がる」「立ち上がり」の項目を確認してみました。
「コンピューターの立ち上げ」「事業や企画の立ち上げ」はどの辞書にも載っています。古い版には他動詞は載っていないようです。

■新明解国語辞典
 第5版 1997/11/03
 第6版 2005/01/10
 第7版 2012/01/10
 第8版 2020/11/20

●たちあがり【立(ち)上(が)り】〔動詞「立ち上がる」の連用形の名詞用法〕
①地面からまっすぐ上に出ている物。「水道(管)の立ち上がり」
②動作をし始めること(たところ)。「立ち上がりざま一発たたかれる/立ち上がりのいい〔=電源を入れてから、操作出来る状態になるまでの時間が短い〕コンピューター」

●たちあが・る【立(ち)上(が)る】(自五)
①腰を上げて、立つ。起立する。〔狭義では、力士が、仕切りの姿勢から取組の姿勢に入ることをも指す〕「立ち上がって答えた」
②上の方へ立つ。「もうもうと立ち上がる土ぼこり」
③打ちのめされかかった状態にあった者が、活気をとりもどす。
④それまで目立った動きを見せなかったものが行動を起こしたり停止状態にあったものが操作可能になったりする。「防衛(闘争)に立ち上がる/コンピューターが立ち上がる」

●たちあ・げる【立(ち)上げる】(他下一)
①ある目的のために組織を作って活動が始められる状態にする。「NPOを立上げる/コンピューターを起動させる。

★「立ち上がり」の用例「立ち上がりのいい〔略〕コンピューター」は第5版から追加。
★「立ち上がる」の用例「コンピューターが立ち上がる」は第6版から追加。
★「立ち上げる」の見出し語は第6版から立項。

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■三省堂国語辞典
 第5版 2001/03/01
 第6版 2008/01/10
 第7版 2014/01/10
 第8版 2022/01/10

●たちあがり[立ち上がり]
①たち上がること。「立ち上がりがおそい」
②行動を起こし始めること。「立ち上がりでつまずく」
③〔地面・土台の所から〕上へ向かってのびること。また、その寸法。「〔水道管などの〕立ち上がり三十センチ」

●たちあが・る[立ち上がる]《自五》
①立って身を起こす。起立する。
②行動を起こす。やり始める。「市民が立ち上がる」
③苦しい状態を切りぬけて、元気をとりもどす。「失意から立ち上がる・敗戦から立ち上がる」
④〔コンピューターや組織などが〕立ち上げた状態になる。
⑤(急に)高くあがる。[水柱が立ち上がる]⇒立ち上<のぼ>る。

●たちあ・げる[立ち上げる]《他下一》
①組織などを作り、活動をはじめる。「新しい会を立ち上げる」
②〔コンピューターなどで〕起動の操作をして、はたらく状態にする。「パソコンを立ち上げる」
+[名]立ち上げ。

★「立ち上がる」の語釈④は第5版から追加。
★「立ち上げる」の見出し語は第5版から立項。
★「立ち上げる」の名詞形「[名]立ち上げ」は第6版から追加。

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■小学館新選国語辞典
 第9版  2013/12/10
 第10版 2022/02/21

●たち‐あがり【立(ち)上がり」[名]
①物事が始まること。また、そのようす。「立ち上がりでつまずく」
②機械の電源を入れてから、普通の操作ができるようになるまでの時間。「立ち上がりが早い」

●たち‐あが・る【立(ち)上がる】[▲起ち上がる][自五]
①すわったりしゃがんだりしていた姿勢から立つ。身をおこす。
②行動をはじめる。
③相撲で、力士が勝負をはじめる。
④コンピューターやそのプログラムが始動して、操作ができる状態になる。
立ち上がれる[自下一][…できる]

●たち‐あ・げる【立(ち)上げる】[他下一]
①企画・事業などを立案し、実行にうつす。
②コンピューターやそのソフト、アプリを始動して、操作のできる状態にする。

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■小学館現代国語例解辞典
 第4版 2010/01/30 
 第5版 2016/11/20

●[たち‐あがり 立ち上がり]
①立ち上がること。
②動作や行動を起こし始めたばかりのところ。でばな。「投手が立ち上がりをたたかれる」
③相撲で、力士が仕切りから身を起こすこと。
④機械や組織などが始動すること。「立ち上がりの速いパソコン」
⑤水平面から上に向かってのびること。また、その寸法。

●[たち‐あが・る 立ち上がる]〔動五〕
①座ったりしゃがんだりしていた姿勢から体を起こして立つ。起立する。「いすから立ち上がる」
②相撲で仕切りが終わり、身を起こして取り組む。「両力士同時に立ち上がる」
③行動を開始する。「救援活動に立ち上がる」
④うちひしがれていたものが元気を取り戻す。「どん底の生活から立ち上がる」
⑤機械や組織などが動き始める。「お客様対応のための部署がようやく立ち上がった」

●[たち‐あ・げる 立ち上げる]〔動下一〕
コンピューターで、プログラムを起動させる。また。新しい組織や企画などを作り、活動できるようにする。「新規プロジェクトを立ち上げる」
▽(名)立ち上げ「新会社の立ち上げに尽力する」

★「立ち上がり」の見出し語は、第5版で追加。
★「立ち上がる」の語釈⑤の用例は、第4版では「立ち上がるのが遅いパソコン」。

-------

■三省堂現代新国語辞典
 第6版 2019/01/10

●たちあがり【立ち上がり】〈名〉
①たち上がること。「立ち上がりがおそい」
②行動を起こし始めること。「立ち上がりでつまずく」[類]出ばな
③[地面などから]上に向かってのびること。また、その寸法。「水道管の立ち上がり三十センチ」

●たちあが・る【立ち上がる】〈自動五段〉
①立って身を起こす。「いすから立ち上がる」[類]起立する
②行動を起こす。やり始める。「難民の救済に立ち上がる」
③[病気・苦しみなどの]こまった状態を切りぬけて、元気をとりもどす。「苦しい生活から立ち上がる」
④販売量などが上向く。「秋口からは立ち上がるだろう」
⑤[コンピューターなどが]立ち上げた状態になる。
⑥出現する。
[可能]立ち上がれる

●たちあ・げる【立ち上げる」〈他動下一〉
①組織などを作り、活動をはじめる。「研究会を立ち上げる」
②[コンピューターなどの]起動の操作をして、働く状態にする。「パソコンを立ち上げる・画面を立ち上げる」

-------

■学研現代新国語辞典
 第6版 2017/12/09

●たち‐あがり【立ち上がり】
①立ち上がること。
②物事をし始めたところ。行動を起こし始めたばかりのところ。でばな。「―を攻める」

●たち‐あが・る「立ち上がる」《自五》
①〔座ったり横になったりしていた者が〕身を起こして立つ。
②〔空中に〕高く上がる。立ちのぼる。「砂ぼこりが立ち上がるる」
③苫しい状態におちいった者が勢いを盛り返す。「絶望のどん底から立ち上がる」
④行動を起こす。「支援活動に立ち上がる」
⑤相撲で、仕切りを終えた力士が立って相撲を始める。
⑥プログラムや機械などが起動する。

●たち‐あ・げる「立ち上げる」《他下一》
①起動のための操作をして、機械やシステムを稼働する。「パソコンを立ち上げる」
②組織などを新しく作って活動を始める。「販売会社を立ち上げる」
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この回答へのお礼

情報を有難うございます。

確かにパルスの立ち上がりというので、70年代初めには工学分野では使用されていそうですね。■

お礼日時:2023/08/22 08:55

「新しい会社を立ち上げる」「新規プロジェクトを立ち上げる」「実行委員会を立ち上げる」のような使い方は、かなり前からあったと思います。


「起動する、始動する」「新しく作る」といった意味に加えて、「準備段階・初期段階を経て正常に動くようにする」という意味も含まれていると思います。

「PCを立ち上げる」というのは、単なる「電源を入れる、スイッチを入れる」のに加えて、ソフトが動作可能な状態までもっていく必要があるので、そういった意味合いまで含めて「立ち上げる」を準用したのではないかと思います。
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この回答へのお礼

先に「立ち上げる」があったということですね。

最初に記した1977年以降かどうかですね。

まあそれでも、45年程前からということになりますが。

お礼日時:2023/08/20 20:26

スタートアップstart up の翻訳が始まりではないでしょうか。

start-up algorithm、いまだにalgorithmは上手い訳語が無いようです。start up の方は立ち上げる、起動等でおさまっているようですが。
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この回答へのお礼

それもありそうですね。

アルゴリズムはアルゴなどと略す人がいたのを思いだします。

手順、手続きなどというのも今いちというところですね。

お礼日時:2023/08/20 16:22

MS-DOSが普及してからの話では?


 1983年にPC-9801などに日本語MS-DOS(ver2.11)が発売されて、それまでの8bitパソコンでは電源ONとともに瞬時に起動していたものが、MS-DOS
になって全ての機能をディスクから読み取る形になりました。
 そのために起動まで数十秒以上かかるようになり、その頃から起ち上げる、起動するが普通に使われるようになったと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

確かに立ち上げ時間というのが気になりましたね。■

お礼日時:2023/08/20 16:22

起動→起立→立ち上げる、というイメージです。



企画を立ち上げるという表現があるので、PCという仕事するものが動き出すイメージです。
慣用句みたいなものなので、日本語文法を考えて話すわけじゃないです。

PCを落すもshatdownのdownからの連想でしょう。
違和感なく使います。

コピーを取るのをコピーを焼くといったり、ハザードを点けるをハザードを焚くというのと同様だと思います。
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この回答へのお礼

なるほど。

ありがとうございます。

お礼日時:2023/08/20 16:22

> 「PCを立ち上げる。

」と普通に使用しますが、Windows95が発売された95年以降に広まった用法のようで、

1978年。大学の工学部でのコンピューター実習の際には既にそういう言い方があったと記憶します。
計算機室には大型汎用機がありましたが、職員の方は「起動」することを「立ち上げる」と言っていたと思います。「1号機こっちでやるんで2号機立ち上げてくれる?」みたいな。
1981年。所属していたゼミにはパソコンが何台かあって卒論で使うプログラムを作るのに予約制で使っていましたが、その際も学生間で普通に「立ち上げる」は使っていました。シャットダウンのことは「落とす」とかいう事が多かったように記憶しますが、「立ち下げ」と言う人もいました。

で。
言葉は時代時代で変化して行く物なので、個人的にはなじんでしまった言葉なので違和感みたいなものはありませんし特に感じることもありません。

参考まで。
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この回答へのお礼

情報をありがとうございます。■

お礼日時:2023/08/20 16:22

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