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「~に」と「~を」における、文章を認識する上での明確な区別は何ですか?
高校の部活で、小説をよく書いて、顧問に添削してもらうのですが、よく、そこの部分がひっかかってしまいます。
例えば、「私は気付いてしまう。×××ということ【 】」
【 】に入るのが、自分は「を」だと思っていたのですけど、どうしてか「に」が文学としては適当らしいのです。
何故でしょう?
どっちでもいいような気がしていたのですが。
まだまだ修行不足ですね。
明確な区別も含め、教えてください!

A 回答 (4件)

こんにちは。

3/12のご質問以来ですね。

「気付く」に前置する助詞は「に」または「と」という格助詞に限られます。それは「気付く」という動詞の性質によるものです。「~を気付く」は間違った用法です。

「気付く」とはもともと「気が付く」が語源で、文字通り「気が」「付く」のです。この「付く」は「感覚器官に入り込む」という意味で用いられ、「目につく」「鼻につく」「耳につく」と同じ用法です。

1.「~に気付く」の用法:

例えば「目につく」の場合、「Aが目につく」という使われ方をし、Aという物質・現象・事柄が目という感覚器官に入ってくることを表しています。

「気が付く」の場合、「気がBにつく」となり、「気」=「気持ち」「感情」という感覚器官が主語にあたり、「気」がB=物質・現象・事柄「に」入ってくることを表します。例:

車に気付く:(物質に気付く場合)
歯が痛いのに気付く:(現象に気付く場合)
私が間違っていたことに気付く:(事柄に気付く場合)

2.「~と気付く」の用法:

この「と」は、動詞の動作の内容を示すのに使われる格助詞です。例:

もうだめだと思う:(「思う」の内容)
合格おめでとうと祝った(「祝った」の内容)

ここでは「気付く」の内容を指す場合「~と気付く」の使い方をします。例:
私が間違っていたと気付いた(「気付いた」の内容)
道が広くなったと気付いた(同上)

3.「私が間違っていたことに気付く」と「私が間違っていたと気付いた」の違い:

前者では「私が間違っていたこと」と現象に「こと」とつけて「内容」にしていますから、「私が間違っていたという内容に」気付く点では、2文とも意味の相違はありません

4.「~を気付く」が間違っている理由:

「~を感じる」「~を考える」と混同しそうですが、動詞の性格が違うので要注意。「感じる」「考える」は目的語をとる他動詞なので、対象となるものを示す格助詞「を」と共に使います。

「気付く」は目的語をとらない自動詞なので、「を」と一緒には使えません。これは同じく自動詞の「注意する」が「~を注意する(X)」と「を」を使えないのと同じことです。

以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

何度もお世話になっているみたいで、どうもありがとうございます。
こうしてみると、やっぱりここは助け合いの場だなぁということを実感できますね。

なるほど。
要するに、何を目的語に取るか。
自動詞と他動詞、その違いなんですね。
自分がよく倒置法を使うので、まぎらわしくなっているのだと思いますが、元を正せば、確かにおかしいことに気が付きます。

どうも、ご親切に長文をありがとうございました。

お礼日時:2007/04/30 13:04

文学か否かではなく、純粋に日本語文法の問題です。



倒置表現を用いているために分かりにくくなっているのではないでしょうか。
「私は×××ということ“を”気付いてしまう。」だと不自然な感じがしませんか?
確信はありませんが、「×××ということを」の部分が動作の対象を表しているため、後に続く動詞は他動詞である必要があるのだと思います。
「気付く」は自動詞なので、この場合には不適切なのではないでしょうか。
「×××ということを教える」「×××ということを知らせる」の様な他動詞なら自然な文章になります。
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どちらでも、文法上、間違いではないということですよね?

?!

「に」と「と」が正しく、「を」は誤りです。
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この場合、「~に」と「~を」の区別について、大局的にどう整理するかの問題ではありません。


動詞「気づく」の使用方法の問題です。

「気づく」の前につく助詞は、「に」と「と」の2種類しかありません。
(三省堂の新明解国語辞典を参照しました。)


ほかにも、「~に」と「~を」の区別でお困りになっていることがありましたら、補足してくださいね。
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この回答へのお礼

どうも、ご親切にありがとうございました。
ということは、どちらでも、文法上、間違いではないということですよね?
結構、自分が倒置表現をするので、いつもたいていそこで引っかかるんですよ。

お礼日時:2007/04/29 19:58

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