【大喜利】【投稿~10/21(月)】買ったばかりの自転車を分解してひと言

「ご連絡させていただきます。」という敬語表現について。
画像の記事では「二重敬語である」と解説されていますが、ご(お)〜させていただくのセットで謙譲語であるため二重敬語には当たらない、と言う記事もあります。

どれが正しいのでしょうか?

「「ご連絡させていただきます。」という敬語」の質問画像

質問者からの補足コメント

  • ビジネスシーンにおいて相応しいかどうかが議題ではなく、文法的に合っているのかどうか(二重敬語に値するのか否か)です。

      補足日時:2023/10/05 03:36

A 回答 (6件)

連絡は相手に対する行為なので、それに敬意を払い「ご連絡」になります。



「させる」で尊敬の意を強め、「いただく」と謙譲の意を表し、「ます」と丁寧に表現しています。

膠着語である日本語はこのように敬詞と敬辞を粘着、重加し敬意を強調するもので正しい用法です。■
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どれが?


…と言うより、それ以前に「ご~いただく」という表現自体が単語の組み合わせとして変なのです。
それ自体が「一般化してしまった誤用」と捉える必要が有ります。

この場合の「連絡」とは相手に向けた自分の行為です。
自分から相手に向けた能動行為に「ご」を付けるのは、「私は○○樣です」と言ってるようなものです。
…自分の能動行為は敬語にしないのが普通です。

敬語とは相手に敬意を示すのが目的なので、自分に敬意を示す表現は誤りです。

「いただく」は相手から自分に向けられた行為を、頭を下げ頭上で受け止める意味が由来の受動表現なので、
相手の行為に対して敬意を示す表現が可能です。

…自分の行為を敬語表現する場合は、能動行為を敬語にするのは誤りであり、受動行為に敬語を用いるのが正しい表現です。

現代は「能動」と「受動」が混同されて、本来あるべき表現の使い分けが為されてない事が原因です。

敬語は相手の行為が根拠となります。
相手からの連絡であれば受動なので敬意を示す「ご連絡」ですが、その場合は「ご連絡下さる」とするのが正しい表現です。
自分からの連絡は能動なので普通表現で「連絡」とするのが本来の正しい使い方です。

添付の解説は、
現代の「ご連絡いただく」は「能動と受動の混同」による誤用が一般化してると指摘していて、それが正しいとは言ってません。
二重敬語は混同が原因で誤用された結果だと暗に示して、
本来は相手の能動行為に係る部分だけを敬語にするのが正しいと説いてます。

現代の日本語は誤用に誤用が重なって曖昧さが更に進んでますが、
この質問においては、
「自分から相手に対する能動」
「相手から自分に対する能動」
「自分からの能動に対する相手側の受動」
「相手からの能動に対する自分側の受動」
…その4通りの解釈と使い分けで、本来の日本語が持つ具体性と正確性が求められています。

以上、複雑で理屈っぽい回答になりましたが、
…曖昧に表現された日本語を曖昧なままに捉えてしまうと、正確な日本語解釈は難しくなってしまいます。
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質問は〈ビジネスシーンにおいて相応しいかどうかが議題ではなく、文法的に合っているのかどうか〉ですよね。



 でしたら、「二重敬語ではありません」「間違いではありません」が答えになります(この「なります」を目のカタキにする人も多い)。敬語の運用の問題を「文法的」とか「合っている」とかいうのはちょっとひっかかりますが。
 これはネット検索しても間違っている記事が多くて収拾がつきません。

 一般には「ご連絡させていただきます」ではなく、「拝見させていただきます」を話題にしていることが多いようです。構造としてはほぼ同様です。以前は誤用・二重敬語説ばかりでしたが、近年は「間違いではない」説が増えてきて安堵しています。

 連絡させて+もらう
 の前半を謙譲語にしたものが「ご連絡させて」、後半を謙譲語したのが「いただく」です。「いただく」にさらに丁寧語をつけたのが「いただきます」。
「連絡させていただく」のような形は二重敬語ではなく敬語連結と呼ばれます。
 詳しくは下記をご参照ください。
 敬語に関する書籍のなかでも定評がある『敬語』(菊地康人)からひいています。
【総集編 拝見させていただきます 拝見させていただきたい 拝見させてください】2019年8月補遺
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12505236885.html
 以下は一部の抜粋(重言)。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 敬語の専門書に明記されていました。数年前に読んでいるはずなのに、記憶がない(泣)。
 読書感想文に追記しました。

===========引用開始
【引用部】(201709追記)
 次に、これも主に「……(さ)せていただく」の場合であるが、……の動作(「読ませていただく」なら「読む」)Y(低められる側)の動作なので、この部分も謙譲語にして、
              「読む」を「拝読する」に
読ませていただく―――――――――――――――――――――→拝読させていただく
              「尋ねる」を「お尋ねする」に
尋ねさせていただく――――――――――――――――――――→お尋ねさせていただく
              「説明する」を「ご説明する」に
説明させていただく――――――――――――――――――――→ご説明させていただく

 などのように言うこともある。それぞれ、たとえば「御論文拝読させていただきました」「総理に二点お尋ねさせていただきます」「では、ご説明させていただきます」などというふうに使う。(P.225~226)
 なーんだ。こんなにハッキリ書いてあった。「クドい云々」とさえも書いていない(笑)。
 なぜ後継にあたる『敬語再入門』ではこの問題にふれていないのか、という疑問が残る(当方が見つけられないだけ?)。おそらく、著者にとっては当たり前のことでたいした問題ではないのだろう。世間では根拠もなく「誤用」「二重敬語」と主張している人が山ほどいるのに。
===========引用終了
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「では、ご説明させていただきます」というのですから、「ご連絡させていただきます」も間違いではありません。

 ちょっとクドい表現ですし、「間違い」「二重敬語」と考える人がいるので、使わないほうが無難でしょうね。「ご連絡します」「ご連絡いたします」あたりが無難でしょう。
 ちなみに「拝見いたします」は二重敬語と主張する人が多いのですが、そういう人たちはなぜか「ご連絡いたします」は問題視しません。論理がメチャクチャなんでしょう。
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それは接頭語の「ご」を付けた丁寧語+謙譲語の組み合わせです。


ご質問に答えると、二重敬語にはあたらない。

二重敬語:お召しになられる
二重敬語ではない:お召しいただく

ただし、「ご連絡させていただく」用法が正しいかというと正しくない。
理由は1さん2さんのおっしゃる通りです。
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そもそも「させてもらう」、「させていただく」というのは、相手から許可をもらって行うことを意味するので、「連絡させていただく」となると、連絡するかの許可を相手からもらってから行うと言う意味になってしまい、相手に手間をとらせることになります。


つまり、敬語以前に表現として適切ではありません。

また、「お」「ご」は、丁寧語であり、相手が行うことに対しての敬意を表すものなので、自分から行う場合には使いません。
この点については、引用の内容が間違っています。

よって適切な表現は「連絡いたします」になります。
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「ご連絡させていただきます。

」という敬語表現は、基本的には間違っています。

「させていただきます」は、「させていただく」という謙譲語の連体形です。「させていただく」は、相手に許可を得て行うことを意味する敬語表現です。そのため、連絡をすることに相手から許可を得ている場合にのみ使える表現となります。

しかし、日常生活においては、連絡をすることに相手から許可を得ているケースはほとんどありません。そのため、基本的には「ご連絡させていただきます。」という表現は間違っていると言えます。

ただし、以下の2つのケースでは、「ご連絡させていただきます。」という表現が正しいとされています。

1. 相手が自分からの連絡を暗黙のうちに許可している場合

例えば、取引先から「今後ともよろしくお願いいたします」という連絡を受けた場合、その取引先からの今後の連絡を期待して「ご連絡させていただきます」という表現を使うことができます。この場合、相手が自分からの連絡を暗黙のうちに許可していると解釈できます。

2. 連絡する内容が相手にとって好ましい場合

例えば、商品の配送が完了した際に、商品が届いたことを連絡する場合、「ご連絡させていただきます」という表現を使うことができます。この場合、相手にとって好ましい連絡であるため、相手から許可を得ていると考えられます。

このように、例外的なケースでは「ご連絡させていただきます。」という表現が正しいとされています。しかし、一般的には「ご連絡いたします。」という表現を使う方が無難です。

「ご連絡いたします。」という表現は、相手の許可を得ずに行うことを意味する謙譲語です。そのため、連絡をすることに相手から許可を得ていない場合でも、この表現を使うことができます。

「ご連絡させていただきます。」という表現は、より丁寧な表現と捉える人もいますが、間違いであるとされることが多い表現です。そのため、ビジネスシーンでは「ご連絡いたします。」という表現を使うようにしましょう。
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