
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
抗原抗体反応では様々な格子の様な三次元構造の抗原抗体複合体ができます。
抗原と抗体が最適比で混合した場合は大型の格子ができて沈降反応を示します。つまりこのとき、沈殿物量がもっとも大きくなります。ところが抗体または抗原が過剰になると格子が小さくなっていて、最終的には格子は生じなくなります。ということは小さいので沈殿しなくなります。
電子顕微鏡でこのような現象は証明されています。
クラススイッチって……
IL-4→IgG1,IgE
IFN-g→IgG2,IgG3
TCG-b→IgG2a,IgA
もっと具体的にどのように作用するかとか知りたければ「免疫生物学」あたりを調べてみるのがよろしいかと思います。生物系医学系大学図書館には必ずあると思いますし。
なかなか一般人にしてはマニアックな質問でたぶん大学生ですか?
No.1
- 回答日時:
1の質問の意味がよく理解できないのですが、「最適比」とは何をする上でのものでしょうか?
普通凝集反応の場合では確かに抗体量が多いと比例して抗原が結合するので沈殿(するかどうかはわかりませんが)は多くなるでしょう。
一定量の抗原に抗体量を変化させていくと序序に複合体はふえますがあるところからはプラトーに達して一定量しかできなくなることはわかると思います。でもそれはあくまでも抗原量が一定であるからで抗原量を検査するのに抗体過剰であれば感度は落ちます。そのために適正な抗体量を決めて測定系というのは組んであるのです。
また、ポリクローナルな抗体だと抗体が過剰にはいることによって非特異的なものとも反応することがあるので必要以上に抗体濃度を高めないわけです。
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