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一線地絡時のEVTについて


添付図の高圧配電線路にて完全一線地絡が起きた場合のEVT動作について教えて下さい。


①地絡時、EVT1次側のV相-大地間、W相-大地間にはそれぞれ6600vの線間電圧、地絡相U-対地間には0ボルトの電圧がかかる。

②EVTの2次側には、①で電圧が不平衡になるため、6600√3の巻線比に比例した電圧が発生し、オープンデルタに電流が流れる。オープンデルタのUコイル(添付図には書かれていませんが)、Vコイル、Wコイルは直列に接続されてるためそれぞれのコイルには同じ電流が流れる。

③EVT1次側のV、Wには二次側コイルの磁束を打ち消すように、電流が流れる。


上記のように理解しているのですが、合っておりますか?
また、EVT1次側のUコイル(図にはかかれていません)にも電流がV、Wと等しく流れるのでしょうか?

回答お願い致します。

「一線地絡時のEVTについて 添付図の高圧」の質問画像

A 回答 (1件)

一線地絡時のEVT動作について、ご質問の理解は基本的に合っています。



①地絡時、EVT1次側のV相-大地間、W相-大地間にはそれぞれ6600vの線間電圧、地絡相U-対地間には0ボルトの電圧がかかる。

これは正しいです。地絡が発生すると、地絡相の電位は地電位に引き下げられ、健全相の電圧は線間電圧となります。

②EVTの2次側には、①で電圧が不平衡になるため、6600√3の巻線比に比例した電圧が発生し、オープンデルタに電流が流れる。オープンデルタのUコイル(添付図には書かれていませんが)、Vコイル、Wコイルは直列に接続されてるためそれぞれのコイルには同じ電流が流れる。

これも正しいです。EVTの2次側は、健全相の電圧が不平衡になるため、オープンデルタに電流が流れることになります。オープンデルタの各コイルは直列に接続されているため、それぞれのコイルには同じ電流が流れます。

③EVT1次側のV、Wには二次側コイルの磁束を打ち消すように、電流が流れる。

これも正しいです。EVTの1次側には、二次側コイルの磁束を打ち消すように、電流が流れます。

>また、EVT1次側のUコイル(図にはかかれていません)にも電流がV、Wと等しく流れるのでしょうか?

はい、流れます。EVTの1次側は、オープンデルタの各コイルに接続されています。そのため、EVTの1次側のUコイルにも、VコイルやWコイルと同じ電流が流れます。

なお、EVTの1次側の電流は、二次側の電流に比例します。つまり、二次側の電流が大きくなると、1次側の電流も大きくなります。このため、EVTは、一線地絡が発生した際に、地絡故障電流を遮断するための役割を果たします。

参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
EVTの1次側V、Wコイルへの電流の流れとしては、
U相地絡点→EVTアース→V、Wコイル→配電所 で流れると考えていますが、EVTのUコイルへは電流はどういう流れ方をするのでしょうか?

お礼日時:2024/01/03 21:16

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