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カタツムリと金属・鉱物の関係についての質問です。

以下の項目で、1つでもご存じの項目があれば、回答お願いします。
参考文献や参考URLを紹介できる場合はそれも併せてお願いします。

①カタツムリと銅の関係について

自宅で飼育中のカタツムリの傍に真鍮の小物を置いた時、カタツムリが急にじたばたして体を大きくのけぞらせ、大慌てでその場所から逃げて行ったので非常に驚きました。

ネットで調べたところ、カタツムリは銅(銅イオン)や酸化銅(緑青)を忌避する習性があることがよく知られているようです。真鍮にも銅が含まれるため、嫌がったのかなと思います。

しかし、カタツムリが銅を嫌う理由を明記している資料を自力で探せていません。
カタツムリが銅イオン、酸化銅を忌避する理由をご存じの方、教えてください。

②カタツムリと方解石(カルサイト)について

カタツムリの殻は、主に炭酸カルシウムで作られているとのことなので、同じ成分で出来ているカルサイトの結晶石はカタツムリにとっては親和性が高く、割と居心地が良い場所になるのではないかなと思って、カタツムリの飼育水槽に小さなカルサイトを入れてみました。
しかし予想に反してカルサイトに全く寄り付く様子が見られません。

普段、カタツムリが好んでよく食べる餌類をカルサイトの上に置いておけば食べにくるのではないかと思いましたが、24時間経過しても全く寄り付きません。

カルサイトの上にカタツムリをわざと置いてみると、真鍮製品に触れた時のような激しいリアクションではありませんが、こんな場所に長居は無用だという感じで、すぐにカルサイトの傍を離れていきます。

銅製品に比べれば忌避レベルは下がるようですが、カタツムリがカルサイトにも寄り付かない理由が分かる方いましたら、教えてください。

③カタツムリとガラスについて

現在飼育中のカタツムリはガラス製の水槽で飼育しています。
観察する限り、ガラスは全く忌避しないらしく、ガラス面を這い回ったり、ガラスにへばりついたまま休眠したりすることにストレスを感じている様子は特にありません。

水槽内には土を敷き、流木や小枝、卵の殻などを常置してありますが、カタツムリは湿り気を多少含んだ土や木の上を這い回ったり、そこで休んだりするのと同じぐらい、ガラス面も好むように見えます。

加工されたガラスは平坦で、カタツムリにとっては恐らく張り付きやすく匍匐前進しやすいので、好むのだろうと今まで思っていましたが、②に書いたように、ガラス面によく似た質感で、ガラス面に近いレベルで平坦なカルサイトの結晶石の上には、カタツムリはおびき寄せようとしても寄り付きにくく、わざとカルサイトの上に置いた場合もすぐに移動してゆき、決して長居しません。

カタツムリが平坦なカルサイト面に居座るのは明らかに避ける一方で、平坦なガラス面に居座ることは好む理由が分かる方、教えてください。

④その他、カタツムリの鉱物や金属の好き嫌いについて何らかご存じの方がいましたら、何でもいいので教えてください。

A 回答 (2件)

①カタツムリと銅の関係については、似たような質問と回答がありました。

それによると、まだ解ってはいないが有力な仮説があるということです。
それは、銅にカタツムリやナメクジの粘膜(ほとんどが水で、タンパク質、糖タンバク、金属イオンだ溶けている)が触れると、電気ショックのような非常に強烈な信号が発生してカタツムリの単純な神経系から脳に伝わっているのであろう、と言うものです。下記にはもう少し詳しく書いてあります。
https://www.huffpost.com/entry/why-are-snails-an …
②カタツムリと方解石(カルサイト)については良くはわかりませんが、方解石は雨水や水道水のような弱酸性の水にはゆっくりですが溶けます。それの何かの成分と粘膜の何かが反応して、弱い電気パルスを発生して不快な信号を出している可能性があります。ガラスは薬品瓶として使うくらいに、酸アルカリに強いです。
④その他、金属では無いのですが、紫陽花の葉っぱが云々という話を聞いた事がありますが、本当かなと疑っています。試してみませんか。
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この回答へのお礼

くわしい回答ありがとうございます。

①に関しては自分も銅の性質や、カタツムリの反応の素早さや激しさから、電気ショック(強い電流)がカタツムリに流れてしまうのではないかという感じを強く受けましたので、大いに納得しました。

②に関しても何となく納得です。
観察で得られる印象としてですが、カタツムリは電流とphにとても敏感な生物みたいですね。

仰る通り、カルサイトは水に多少は溶けるらしいので、雨の日にコンクリートを食べるのと同様、カルサイトは好んで食べるんじゃないかなと思ったのですが、カルサイトは食べられないみたいなので、何か別の問題が生じるのかなと考えていたところでした。

電導率とPh値の関係について全くの無知で、ハッキリした理屈は今の私にはよくわかりませんが、カタツムリの好き嫌いの勘所は、そのあたりであるのは間違いなさそうです。

②③に関連しては、phとカタツムリの関係として、あらためて質問を立てたいと思います。

④については、私なりの仮説ですが、青いアジサイは土中のアルミニウムを吸収(生体濃縮)する性質があるので、アルミニウムなどの金属成分を忌避するカタツムリは、いわば青いアジサイに土中のアルミニウムを一手に引き受けてもらうことで、自分の身の安定を確保するのかなと思います。アジサイを食べない動物が多いことも、アジサイの傍にいると沢山水やりをしてもらえて水分に困らないことも、カタツムリにとっては非常に都合がいいのでしょう。

しかし青いアジサイ自体はアルミニウムを沢山含んでいますから、カタツムリは青いアジサイの傍によくいるけど、アジサイ自体は決して食べない。という風になるんじゃないかなと思います。

お礼日時:2024/06/25 14:30

②についてですが、カルサイトやアラゴナイトは非常に安定した結晶でして、カルシウムイオンとしては溶出しませんので、普通の生物は検知できません。


希薄な水酸化カルシウム水溶液を用いたら、実験結果も変わるかもしれません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

ご回答を読み、アラゴナイトについても少しネットで検索しました。
結晶構造でいうと、カタツムリの殻はカルサイト結晶の構造ではなくて、アラゴナイトの結晶構造と同じみたいですね。カルサイトとアラゴナイトの構造の違いをよく知らなかったので勉強になりました。

そうすると、貝殻やコンクリートから炭酸カルシウムを摂取する習性があるカタツムリだったらアラゴナイトを水で溶かして、あるいは齧って食べて、自分の殻の材料にしてしまえそうな印象もあるのですが、アラゴナイト結晶も、やはり食べられないのでしょうか。

お礼日時:2024/06/25 13:14

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