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なぜ性欲が強い男性は長生きするのですか?

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A 回答 (5件)

そもそもそういう傾向が本当にあるのか知りませんが、あるとして考えられる理由は、



三大欲求の中で、性欲だけが「満たさなくても致命的ではない」からじゃないでしょうか。

船が難破して、無人島にひとり漂着したと想像して下さい。なかなか絶望的な状況です。
「食べるものや飲み水がない、どうしよう」
「野生動物にいつ襲われるか分からず、安全に眠れない、どうしよう」

このあたりがまず解決すべき問題として出てくるかと思います。

「女がいないのが不満だ」
「セックスしたい」

と考えはじめるのは、食べ物や安全な寝床が確保できて、かなり生活が安定した後ですよね。それまでは、「それどころじゃない」。


つまり、「性欲が旺盛な人」には、今にも死にそうな人や、心身に致命的な問題を抱えた人は、統計的には少なくなる傾向があるんじゃないでしょうか。

既婚者の、妻とのセックスに限って考えても、妻と定期的にセックスをする、したくなる、という人は、そうでない人より夫婦仲や家庭環境が悪い可能性が低いはずです。

なので、たぶん「高い性欲を持つ人は長生きする」のではなく、「長生きできるような安全かつ恵まれた環境にあると、高い性欲を保ちやすい」ということじゃないでしょうか。
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性欲が強いということはテストステロンの分泌が多いということです。

テストステロンは心の健康やモチベーションに大きく影響します。
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生命力が旺盛なら、そりゃ長生きするでしょう。

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1997年、イギリスで45歳から59歳までの918人の男性を10年間調べ続けた結果、「エッチなことを考えている男性ほど死亡率が低い」ことがわかりました。



 調査では、男性の「性的興奮の頻度」を3段階に分けました。1カ月に1度も性的興奮のないグループ、1週間に2度以上のグループ、そしてその間のグループです。

 すると、性的興奮がほとんどないグループの10年後の死亡率は、性的興奮が多いグループの約2倍ということがわかりました。週に2回はエッチな想像をする人のほうが長生きするということが、疫学的に証明されたわけです。つまり、適度な「下心」は体にいい影響を及ぼすのです。

 「性の健康」を専門に研究しているイギリスのゴーシュ教授は、日常的にセックスをしている高齢者は認知症になりにくい、という研究結果を発表しています。セックスによって脳への血流が増えるため、脳が活性化するというのがその理由で、そういう“枯れない”高齢者は認知症にもなりにくいとのこと。

 セックスは、有酸素運動をしながら、高次の脳を使い「相手を喜ばせたり、次に何をしてあげようか」ということを同時に行っています。これは、「デュアルタスク」(2つの仕事)といって、認知症予防にはとても効果があると考えられます。
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性欲が強いということは繁殖力が旺盛であるとも言えますので、長生きできる因子も強い可能性があります。

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