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イースト(酵母)にはA型(メス)とα型(オス)が
あるそうですね。そしてA型の方がα型よりも
生成される数が多いと聞きました。
では、α型の生成数に対してA型は大体どのくらい
生成される数が多いのでしょうか?
また、世界中にイーストはどれくらいの数、
存在しますか?

A 回答 (1件)

>世界中にイーストはどれくらいの数、存在しますか?


今現在確認されているだけで約1500種あります。
https://www.britannica.com/science/yeast-fungus

しかし、そのすべてにA型とα型の細胞があるわけではありません。ハプロイド酵母細胞の特徴です。ハプロイド酵母細胞にはA型とα型の2つの交尾型があり、それぞれが特異的なフェロモンを産生し、反対の型を識別し、相互作用することで、単純な性分化を示します。その代表的な例がパン、ワインなどに使われるサッカロミセス・セレビシエです。

>A型の方がα型よりも生成される数が多いと聞きました
とも言い切れません。基本的に両者の数はほぼ同じです。
A型の細胞は交配のためにα型細胞を引き寄せる特定のフェロモン(a因子)を産生しますし、α型の細胞は、交尾のためにA型細胞を引き寄せる異なるフェロモン(α因子)を産生します。
交尾が起こるには、A型細胞とα型細胞が接触し、それぞれのタイプの細胞が放出するフェロモンが、反対の交尾タイプに特異的の場合のみ交尾プロセスを促進されます。つまり、A型が多く生成されたとしても交尾をする相手のα型の数が少なければ交尾は起こりづらいです。
もちろん特定の条件下で交尾タイプを切り替えることはできますが、通常は1つの細胞が生涯を通じて交尾タイプを維持します。
https://katosei.jsbba.or.jp/view_html.php?aid=1062
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