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お酒が強い人がお酒に強いことを自慢する人が多くないですか?

お酒に強い体質ってだけでそんなに凄いんですか? お酒に強い体質=偉いんですか?
よくお酒に強い人が「昨日飲み会で10杯飲んだけど二日酔いしてない。」とか、「テキーラショット10杯飲んだけど全然顔に出ないわ。」と言う人がいますが、そんなにお酒に強い体質ってすごくて偉いことなんですかね?
酒に強いってよく自慢する人いますけど、正直、一体全体それの何が凄いことなのかわからないです。

例えば、本当は弱くてもう気分が悪いのにそれを言わずに気合で顔を真っ赤にしながら耐えて飲んでいる人は凄いと思いますよ。
でも酒強いって、そういう体質なだけでしょ?その人が凄いわけじゃないですよね。
本人の努力とかでお酒に強くなるわけではなく、偶々、お酒に強い体質になっただけの話で自慢げにお酒が強いと自慢する人の心理が理解できないです。
お酒の耐性は完全に遺伝的要素で決定されます。性差は関係ないそうです。
日本人のアルコール耐性の3つのタイプがあるとされていて、これは両親の遺伝でどのタイプになるか決まるので、「お酒に強い=凄い人」とはならないです。

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<日本人のアルコール耐性の3タイプ>
①活性型(NN型)・・・日本人の56%程度
→お酒を飲んでも顔や体が赤くならずアルコールに強い。このタイプの人はアルコール依存症になりやすい。
②不活性型(ND型)・・・日本人の40%程度
→基本的にはお酒に弱く、1杯でもお酒を飲むと顔も赤くなりやすい。ND型の人がビール1杯を飲んだ場合、NN型の人がビールを16杯飲んだ量に相当する。(NN型の1/16しか分解能力がないために、健康リスクが高い)
③失活型(DD型)・・・日本人の4%程度
→全く飲めない下戸。
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お酒が強い人はアセトアルデヒド脱水素酵素とアルコール分解酵素が両方とも正常な活性型の遺伝を受け継いだだけの話であって、遺伝レベルの話ですよね?
それに日本人でアセトアルデヒド脱水素酵素とアルコール分解酵素が両方とも正常な活性型の遺伝を受け継いだ酒豪タイプ(NN型)の人は56%もいるので、酒に強いことは別に珍しくも無いです。

私は居酒屋でバイト経験がありますが、私が働いていた女子大近くの居酒屋に来た女子大生のお客さんで、10杯とか飲んでるのに顔に全く出ない、ほぼ酔っていない女子大生とか普通にたくさんにいます。

分かりやすい具体例を3つ上げて説明します。

<具体例①>
酒に強い遺伝子NN型:酒に弱い遺伝子ND型:下戸遺伝子DD型の割合比が56:40:4で、男女差がないという科学的な事実を踏まえると、例えば今年、新成人を迎えた20歳の日本人女性の59万人の中の56%(すなわち33万人)が酒に強いということになり、33万人の新成人の20歳の女性は酒に強い遺伝子型を持つタイプということになります。
ちなみに、東京ドームの満員収容人数は約43500人です。つまり、NN型体質の新成人の女性33万人を東京ドームで行われる巨人戦に招待した場合、NN型の新成人の女性のみを貸切で1試合招待(43500人)したとしても、NN型の新成人の女性の全員招待するには約8試合もかかります。


<具体例②>
今年27歳〜21歳の日本人女性は以下の通りです。
1995年生まれ 59万人
1996年生まれ 60万人
1997年生まれ 60万人
1998年生まれ 61万人
1999年生まれ 59万人
2000年生まれ 60万人
2001年生まれ 59万人

1995年生まれ〜2001年生まれの日本人女性の人口累計は418万人で、この56%は約234万人です。 21歳〜27歳までの年齢の日本人の女性だけでも、234万人が酒が強いNN型体質の女性です。


<具体例③>
GMARCH群の大学(学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政)に通う女子大生の総数(2021年当時)は55144人です。
つまり2021年当時、GMARCHに通う女子大生の総数が55144人で、この中の56%がお酒に強い体質になるので、55144×0.56=30880.64となり、約3万人がお酒が強いNN型体質の女子大生です。

具体例でも提示した通り、日本人の女性(男性を除いた場合)だけに限定しても、これほど多くの酒豪(NN型)体質の女性が存在します。

お酒強い=遺伝的に偶々酒に強い遺伝子を持って生まれたというだけの話であって、その人が凄いわけじゃないですよね。

それなのになぜ、お酒が強い人がお酒に強いことを自慢する人が多いんでしょう?
酒に強い体質=とても凄いんですか? お酒に強い体質=偉いんですか?



以下、記事の引用です。
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お酒を飲んだときに発生する有害物質アセトアルデヒドは、体内の「ALDH(アルデヒド脱水素酵素)」によって分解されます。ALDHには、アルデヒドが低濃度のときに働く「ALDH2」と、高濃度にならないと働かない「ALDH1」があります。
「ALDH2」の活性が弱いか欠けていると、アセトアルデヒドが溜まりやすく、「お酒に弱い体質」になります。この酵素の活性は遺伝子によって異なるので、私たちは両親からお酒に「強い」か「弱い」かを受け継ぐことになります。ただし、アルコールで全身の臓器に障害をきたすのは、むしろ「お酒に強いといわれる体質」の人なので注意が必要です。 また、ALDH2が完全に欠けている人は、いくら訓練してもお酒に強くなることはありません。
お酒が苦手な日本人が多いことは、科学的にも証明されています。その原因は、アセトアルデヒドを分解する酵素である ALDH2の欠損です。
日本人の約44%は、ALDH2を持たないか、その働きが弱くアセトアルデヒドが溜まりやすいのです。この遺伝的性質は、日本人などのモンゴロイド特有のもので、アフリカ系やヨーロッパ系の人種には見られません。

「お酒の分解能力は遺伝する」
https://www.silver-gear.com/silvergear/summary_t …
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質問者からの補足コメント

  • 【お酒の初歩③】お酒の「強さ」はDNAで3タイプだけ!【1人で簡単にできる検査法】



    お酒の強さも遺伝形質の一つで、遺伝子が関係しています。
    (中略)
    両親から酵素活性が高い遺伝子
    ⇒NN型・・ALDH2型の正常活性(活性型)遺伝子型
    ⇒お酒に強い
    分解能力が高い遺伝子+分解能力が低下した遺伝子
    ⇒ND型・・活性の低い(低活性型)遺伝子型
    ⇒ある程度は飲める
    両親から分解能力が弱い遺伝子
    ⇒DD型・・ALDH2型の活性のない(失活型)遺伝子型
    ⇒ほとんど/全く飲めない

    「アルコール体質と遺伝子の話」
    https://www.hitachi-pi.co.jp/column/000274/

      補足日時:2022/10/13 22:05

A 回答 (2件)

酒の強さは自慢じゃないでしょう。


勘違いしてる人の意見だけが目立つだけ。
投資の成功者と同じですよ。
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貴重な意見として承り、


今夜の検討課題と致しますッ!
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