激凹みから立ち直る方法

写真の問題で、
実験を始める前の1立方メートルあたりの水蒸気量と、露点
実験の前後での湿度は何%上昇したか(実験前後の湿度をそれぞれ小数第1位を四捨五入して整数で求め、その差から求めよ)を教えてほしいです。

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A 回答 (1件)

変ちくりんな問題です。


部屋全体が 19℃ で、15℃ の水の入ったコップがくもり始めたからといって、そのときの部屋全体の水蒸気量や相対湿度は分かりません。
局所的に起こっていることから、全体を推定することはできません。

そうはいっても、「温度と飽和水蒸気量」を学ぶための「単なる練習問題」と割り切って答えます。

やかんから 580 g の水が蒸発して、15℃ のコップでくもり(水蒸気の凝縮)が起こったのだから、そのときに部屋全体の水蒸気量が「15℃ の飽和状態に相当する水蒸気量」になったと解釈しろということなのでしょう。

15℃ の水飽和蒸気量での部屋全体の水蒸気量は、
 12.9 [g/m^3] × 200 [m^3] = 2580 [g]    ①
やかんからの水蒸気量を除いたもともとの水蒸気量は
 2580 [g] - 580 [g] = 2000 [g]
1 m^3 あたりの量は
 2000 [g] / 200 [m^3] = 10.0 [g/m^3]    ②
  ←これが「実験を始める前の1立方メートルあたりの水蒸気量」

「露点」とは、その水蒸気量が「飽和状態になって水滴(露)ができ始める温度」なので、
②の水蒸気量が「飽和水蒸気量」になる温度は、表より「11℃ 」。
  ←これが「実験を始める前の露点」

実験前の相対湿度は②と「18℃ の飽和水蒸気量」との比で
 10.0 [g/m^3] / 15.4 [g/m^3] = 0.6493・・・ ≒ 0.65 = 65%

19℃ の部屋の中には①の水蒸気量があるので、1 m^3 あたりに換算して
 2580 [g] / 200 [m^3] = 12.9 [g/m^3]
従って、その相対湿度は「19℃ の飽和水蒸気量」との比で
 12.9 [g/m^3] / 16.3 [g/m^3] = 0.7914・・・ ≒ 0.79 = 79%

よって、相対湿度の上昇は
 79% - 65% = 14%
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