重機関銃の昔の写真に楯がついているのとついていないモノがありますが。

台座に乗った重機関銃には左右に鉄の楯がついている昔の写真を見ますが（四輪自転車につけてるものいましたが）、今の紛争地の様子を見るとあまり見ませんが、あれは役に立たないんですか？相手も重機関銃の50口径とか撃ってきたら暴徒鎮圧のライオットシールド 程度なら屁のツッパリにはならないでしょうが、台座があれば重たくてもいいような気がしますが、どうなんでしょう。昔の軍艦の砲にもついてるようですが、今はむき出しですよね。照準の為に真ん中開いてるから狙撃されたら終わりでしょうから、いっそ取っ払ったんですか？
宜しくお願いします。

No.3 ベストアンサー 回答者： mimon01 回答日時： 2025/01/21 18:56

No.1です。

お礼を拝見しました。
物陰に隠れての攻撃と言うのは、今でも有効です。
No.1の回答では野戦を例示しましたが、市街戦になると話は別でして、鉄筋コンクリートの建物なんて、中途半端な砲撃では崩せませんから、その中や屋上からの攻撃に手を焼きます。
質問の趣旨からは外れますが、歩兵と戦車が対峙したら攻撃でも防御でも戦車の方が何桁も強いので相手にならないはずですが、市街戦に持ち込むと歩兵は対戦車用携行兵器(古くはバズーカやRPG7で今はジャベリンが有名)を持ち出して防戦します。
野戦の場合でも、歩兵は暇さえあれば穴を掘って身を隠しますから、砲迫が効かなかったりするんですよね。
大ざっぱに言うと、歩兵は攻める時には大したことが無いけれども、守りに回ったら怖い存在なんです。

この回答へのお礼

暇さえあれば穴掘ってるってなんか笑いますが、命かかってるから労力は押しみませんよね。
今やってる戦争で無人の穴に手りゅう弾？投げて崩落して使用不可にしていたのはそんな理由だったのかな。
アニメですが、戦車がやられるのは市街戦が多いのは現実にあってるんですかね。

ありがとうございました。

お礼日時：2025/01/28 19:48

No.2 回答者： rose2011 回答日時： 2025/01/21 12:48

恐らく「戦術の思想的変化」が最大因子でしょう。

ベトナム戦争あたりくらいまでは、まだ「兵士は消耗品」的な思想も残存しており。
従い、自国兵士も敵の銃撃などを受ける前提だったので、「防御」も重要性が高かったわけです。

ただ、その後はベトナム戦争の反省から、消耗戦の不利益，無益が周知されて、現在は「いかに兵士を消耗しないか？」「いかに無事に帰還させるか？」と言う戦術思想に転換しています。
あるいは、兵器も強力になってますから、「防御自体が無駄」と言う点もあるとは思います。

それらにより、攻撃の遠距離化や、無人化，ステルス化などを駆使して、「いかに攻撃を受けずに、攻撃するか？」と言う戦術にシフトし。
やや極論すれば、「そもそも防御を考えること自体が、ちょっとナンセンス？」みたいな感じかと。

台座付き機銃を搭載した軍用車も、現役装備ではありますが。
現在は攻撃装備と言うよりは、主に哨戒などで使用されてるんじゃないですかね？

ちなみに、WWⅡで消耗戦の無益さを痛感している日本も、その典型で。
空自や海事は、基本、出撃した全機，全艦船が、無傷で帰還する様な戦術を目標にしています。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど撃ち合って残った数が多い方が勝ちって理論じゃないんですね。
武器の本質である、敵が攻撃出来ない距離をとってコッチの攻撃だけ当てるって作戦になってるんですね。確かに昔は戦場の主役だったHMGも今はその座を譲ってるんですね。ありがとうございました。

お礼日時：2025/01/21 16:29

No.1 回答者： mimon01 回答日時： 2025/01/21 01:55

12.7mmと言えばM2ブローニングが代表的な機関銃で、今でも現役で活躍しているのは確かですが、陸戦においては主役から退いていると言っても良いでしょう。

昔は重機関銃同士が撃ち合うような局面も多かったので、同程度の銃弾なら防げるシールドが有効でしたが、現代の陸戦の戦術では、長距離から砲兵が155mmとかで砲迫しておいて、次に戦車が120mmで制圧した後から12.7mmや7.62mmで掃討するような流れが主流ですから、機関銃手が撃たれる事が少なくなったと言えます。
更に、陸戦の前に航空支援やミサイル攻撃で弱体化させた後からの登場ですので、より安全に運用できています。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
昔の西部劇みたいに遮蔽物に隠れて銃同士で撃ちあうってのを思ってましたが、今は射程外からの砲で潰しに来るんですね。そりゃ楯あってもなんとも心もとないですね。ありがとうございました。

お礼日時：2025/01/21 16:24