
貧困や病に苦しむ人々の救済に生涯を捧げ、ノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサ。
1972年、彼女は受賞後のインタビューで「世界平和のために私たちにできることは?」との質問にこう答えたそうです。
「家に帰って、あなたの家族を大切にしてあげなさい」
大海に目を向ける前に、まずは足元に着目せよ。心の平穏、そのよりどころとなるのが「家族」という、テレサの真理を付いた言葉が刺さります。
大切な家族とともに時間を分かち合い、喜びや悲しみを分かち合う。それを世界中の家族ができたなら、世界はきっと何倍にも平和で満ち溢れているはずです。
この家族の正しい解釈を教えてください。
世界では、身近な家族の生活を守る為に争いが起こっています。
家族とはどういうことですか?
動物全てですか?動物を殺してはいけない?
人類全てですか?テロリストを排除してはいけない?
自分の身近な人や生き物ですか?
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
マザーテレサの思想を深く吟味してはいませんが、聖職者・聖人君子になれと言うわけではないでしょう。
「Think globally, act locally」世界平和のことを考え、身近に行動せよ、ということでしょう。
聖職者、聖人君子という概念は、民衆が作ったものです。崇めてしまうという民衆の弱さが作ったものだと思います。その心が、笹川良一などという悪人を蔓延らせたと言えましょう。
それから、資本主義下の経済的競争は、資産保有が自由なため大金持ちを目指してしまう場合が多い。また、一般庶民も「あいつよりは」という欲望に目がくらむ場合があり、その欲望が社会を殺伐とさせていると思います。
他者を尊重すれば、自ずと倫理的ラインというものが生まれて来ると思います。
そのような人間らしい人間になることが平和への道であるという、まあ、「アクビの出るような」ことを言っているのだと思います。
私は、「かなり」正しいと思いますが。
お礼ありがとうございます。
マザーテレサさんの主張は、身近な人から助けなさい、でしょう。
これならば、誰でも行うことが可能です。
ということは、家族に拘らないで、困っている身近な人を助けなさいです。
家族に拘ると、家族を優先して助ける。汚職に繋がる場合も起こります。争いの原因にもなります。
「家に帰って、あなたの身近な人から大切にしてあげなさい」ならば、(戦争を止めて、あなたの身近な人から大切にしてあげなさい)ですから、世界平和に繋がります。
家族という言葉は、訳の間違いなのでしょうか?
「Think Globally, Act Locally(シンク・グローバリー、アクト・ローカリー)」は、地球規模で考え、足元から行動するという概念を表す言葉です。これは、世界的な問題に対して地域の文化や慣習に向き合い、社会のニーズに合った貢献をすることを指します。
それにしても、家族を前面にだして「人類みな兄弟」という主張は不可能なので、意味が理解できません。
No.7
- 回答日時:
all you need is love を「愛こそすべて」と訳しています。
この日本語にすると「愛があればいい」ということになってしまうと思う。
ジョンレノンもマザーテレサも「愛」が万能であると考えていたと思う。そこに聖書の教えの限界があると思う。
ティナターナーは、元旦那のDVに苦しみ、離婚した後「愛がなんだったっていうの?」という歌を歌っています。
また、家族を愛せない人間に社会を愛せるか?という疑問はその通りだと思う。でも、家族を大事にすればいい社会はできるか?と言えばNOだと思う。
家族を愛するように、地域や集団を愛せなければよくはならないでしょう。
愛したうえで、それなりの行動が無ければダメであると。
ご回答ありがとうございます。
家族でも、両親は子供達を同じように愛したと言います。けれども、子供は必ずしも同じ様に愛されたとは受け取りません。
同じ様に愛しても、受け取る人にとって基準は変わってしまいます。
電車で席を譲らない人がいたとしても、人はそれを責めることができるでしょうか?
社会を愛することはできるけれども、人は身近な人を愛することは苦手なのです。
自分と他人を比べてしまいます。
人も自然界の自然淘汰から逃れることはできません。人は集団の力と競争で、自然淘汰の中で生き残ってきたのです。
不条理な世界でも、人は集団になることで生き残ることができます。
争いが終わることはありません。
そして、競争が続く限り人類は生き残ります。
競争では、負けた者は敗者ではありません。
人類が生き残る為に、協力できたのですから。
No.4
- 回答日時:
孔子ですが、彼は国家全体を家族のように
しよう、そうすれば国家は平和になり
良く治る、としました。
つまり、父なる皇帝がいて、赤子たる
庶民がいる。
皆が家族のようになれば、理想国家になる。
そういう意味の家族かも。
お礼ありがとうございます。
私は、孔子は君子の教えを説いていると理解しています。
確かに、君子が国家を上手く治めることができれば、国は豊かになって国民は安心して生活できます。
争いは、個人レベルでも日々起こります。家族レベルぐらいの争いならば、大したことには繋がらないのかもしれません。でも、国を家族として、国家レベルの争いとなると戦争になります。
人の集団が大きくなれば成程、争いも大きなものになります。
>貧困や病に苦しむ人々の救済に生涯を捧げ、ノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサ。
1972年、彼女は受賞後のインタビューで「世界平和のために私たちにできることは?」との質問にこう答えたそうです。
「家に帰って、あなたの家族を大切にしてあげなさい」
ですから、マザー・テレサさんは世界平和を実現するための方法を述べていますから、国家を家族として考えると矛盾します。
No.3
- 回答日時:
○愛は家庭から始まります。
まず家庭の中で不幸な人を救いなさい。
両者が愛し合い、母親が家庭の中心となりなさい。
平和とうるおいの家庭が築けたら、隣人を愛しなさい。
自分が自分の家庭が、愛に満たされなければ隣人を愛せません。
(1981年4月、初来日の際)
こういうことのようですね。
>世界では、身近な家族の生活を守る為に争いが起こっています
自分や自分の家族だけの利益を考えていれば、貧しくなれば争いに必ずなります。隣人を、更に人間を愛せるようになるために家族を愛しなさい、ということでしょう。
動物は人間が生きるために殺さざるを得ません。有り難く命を頂戴するという関係性かと。悪人は、隔離せざるを得ない、平和のためには。
お礼ありがとうございます。
> 自分が自分の家庭が、愛に満たされなければ隣人を愛せません。
ということは、家庭とは、自分の身近な人達や動物のことでしょう。
マザー・テレサさんは、不幸な人を救いなさい。ですから、聖職者のように行動しなさいということですね。
> 「家に帰って、あなたの家族を大切にしてあげなさい」
> 隣人を、更に人間を愛せるようになるために家族を愛しなさい、ということでしょう。
このように行動するには、競争心を捨てて、裕福を願わずに、人助けを優先しなさい、ということならば、聖人になりなさいという意味だと思われます。
裕福な人は、競争に勝ったから裕福になれたのです。誰かに勝たないと裕福にはなれません。
裕福になると、施しをすることは簡単です。
貧困な人は、裕福な人に負けたから貧困なのです。本当は、自分が貧困だと知りたくもなかったのです。
全ての人達がマザー・テレサさんのように聖人になることは、不可能です。
この不可能を理解もせずに、「人類みな兄弟」と他人に押し付ける人達は、上級国民ですか?自慢?
No.1
- 回答日時:
「身近な家族の生活を守る為に争いが起こっています」と言うのは嘘です。
そのレベルの争いは自分のためです。
戦争となると差別心と宗教とお金が原因です。
家族とは自分の家族だとマザーテレサが言っています。
お礼ありがとうございます。
> 「身近な家族の生活を守る為に争いが起こっています」と言うのは嘘です。
確かに、侵略する側は、差別心と宗教とお金が原因かもしれません。
実際の戦闘は、侵略される側で起こっています。彼等は、家族を守る為に戦うと言います。
この場合の家族は、自分の家族ですね。
ということは、野生動物とか、人類とか、は家族に入れてはいけません。
> 「家に帰って、あなたの家族を大切にしてあげなさい」
では、戦争は終わりません。
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