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刀を大小二振り持っていますが、手入れの時に何時も、目釘が竹なのか疑問に思っています。こんなもので実際の戦闘で耐えれるものなのか、鉄製では駄目なのか?刀が今の形に成った当初より、竹が使われていたのか?おしえていただきたい。宜しく御願いいたします。

A 回答 (4件)

時代劇が好きな素人ですが、目釘は「八竹」と呼ばれる、竹を用います。


鉄の目釘ですが、江戸期の試刀家として有名な山田朝衛門が鉄ですが、これは特殊な切り方をするためで、あまり一般的ではないようです。

http://www.hi-net.zaq.ne.jp/osaru/wazamono.htm
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この回答へのお礼

有難う御座いました。

お礼日時:2005/06/08 06:51

全くの素人考えではありますが、衝撃の吸収などのためにある程度折れやすい素材でなければならなかったためではないでしょうか。


参考URLは主に西洋の刀剣の場合ですが、柄を刀身と別にした理由はほぼ同じではないかと思われます。さて、目釘を鉄など刀身と同じ強度のものにした場合、使用時の衝撃により、柄の損耗が大きくなるように思われます。かといって、柄にも刀身同様の強度を求めようとすれば、柄と刀身を別にした目的が失われます。
以上により、平時の使用には差し支えないが、万が一の場合には、目釘が壊れる事により刀身と柄の双方を守るための素材として竹が選ばれたのではないでしょうか。

参考URL:http://www.ncn-t.net/ridwarn/touken.html#ken
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この回答へのお礼

有難う御座いました。

お礼日時:2005/06/08 07:04

本当に素人考えですが…


昔の技術で、その穴にぴったり適合する鉄の棒…果たして簡単に作れるのでしょうか。

穴に対してきつければ、手入れの時に大変ですし、逆にゆるければ、それこそ使っている内に抜けてしまいかねない。抜けない工夫をしてまで鉄に拘る必要があるのかどうか。

その点、木材-それも比較的横方向への強度が強い竹であれば、そう簡単に折れる事は無い(これが普通の木ならすぐ折れるでしょうが)し、多少大きめに作っておけば、そうそう抜けない。しかも弾力性が高いので、抜くときもそれほど苦にはならない。

という事で、都合が良かったんじゃないかな、と思います。如何でしょう。
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この回答へのお礼

有難う御座いました。

お礼日時:2005/06/08 06:56

こんばんわ


私は抜刀をやっておりますが竹目釘は十分に実戦に耐えると思いますよ。
まあなぜ竹なのかについては長い時代にわたっての知恵だと思いますが、私なりの考えでは
1、小刀で簡単に削ることができ調整しやすい(鉄製はこうは行きません)
2、粘り気の強い素材なので使っていくごとに本身と柄がしっくりとなじむ・付随して切羽や鍔をしっかり固定する(私は使っていてそう感じます)
3、本身の目釘穴を絶対にいためない(案外重要かも^^;)
4、それでいて、意外に強くまず折れないし仮に折れても一気に真っ二つにはならない
といったところではないでしょうか。
木材の多くや動物骨などでは折れたら即本身が飛ぶでしょうし、鉄などの金属では加工性が悪く目釘穴をいためやすいような気がします。
西洋剣やナイフなどは金属が多用されるようですが
西洋剣と日本刀の保存・手入れ方法の違いにもよると思います。
西洋剣・ナイフなどは通常本身と拵えといった区別をつけず、ブレードにグリップをつけた状態を1単位としていますが、日本刀の場合本身をもって1単位で拵えを別に作ります。
保存に際しても本身を良い状態で保つため拵えをはずし休め鞘(白鞘)に入れて保存します。
拵えもいたみに応じて新調したりします。
(例えば和包丁なども柄がいたむと挿げ替えたりするけど、洋包丁はできませんよね・・・基本的には^^;)
和製刃物は非常に手間のかかる方法で作られるのでそれ自体に価値があるのに対して、(その代わり折り返し鍛錬等によって世界一といっていいほど高品質です・・古来より)西洋刃物は金属板を研いだのみであったりするため製品にしてはじめてそれなりの価値があるのだと考えます。
そのため本身をできる限りいためず、かつ加工性が良くまた分解や手入れ・調整がしやすいように竹を用いるのではないかと思います。


  
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この回答へのお礼

有難う御座いました。以前、岐阜県関市で刀鍛冶が作るのを見学したことが有ります。なかなかの作業で厳粛なものでした。

お礼日時:2005/05/27 01:43

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