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離婚は悪いことなのでしょうか?

自分の家族や近い親族には今のところ離婚者はおらず、自分も離婚は良くないことという気持ちで育ってきました。もう30をとうに過ぎた年頃ではありますが、最近になり、友達や10歳くらい年上の知り合いがちらほら離婚し始めています。
なぜ私がそう感じたのかという事例が以下です。
かなり年上の知人が子供が巣立った後熟年離婚。その後その元旦那さんはずっと独身だった同年代の女性と再婚。その女性はこれまでにご縁がなく一生独身のつもりだったらしい。

お互い合意の上離婚、その後再婚しその女性もご縁に恵まれましたしきちんと後世の世代(二人の子供)も育て上げています。

こんな事例なら離婚は決して悪いこととは思わないのですが、世間的に離婚は悪とされているのはなぜでしょうか?
不倫やDVといった良くない理由が目立ちすぎるからでしょうか?

A 回答 (5件)

離婚そのものが「悪」かどうかは、単純に善悪で判断できる問題ではありません。


「関係性の死」という側面と「新たな人生の始まり」という側面の両方を持っているからこそ、社会の捉え方が分かれるのです。

1. 離婚が「悪」とされる背景
(1)「共同体の維持」という歴史的価値観
日本では長く「家」制度(※)の影響で、「個人の幸福より家族の持続を優先する」考え方が根強く残っています。
※明治~昭和初期の法律で、家督相続や戸主の権限を重視した制度

→ 「離婚=共同体の崩壊」 というネガティブなイメージが生まれやすくなっています。

(2)「結婚は一生もの」という宗教/文化的な規範
多くの宗教や伝統的な道徳観では、結婚を神聖な契約や社会的義務と位置づけます。
→ 「離婚=約束の破棄」 という罪悪感を伴いがちです。

(3)「子どもの不幸」への懸念
「離婚家庭=子どもが不幸になる」というステレオタイプ(※事実とは限らない)が未だに強いため、
→ 「離婚=自己中心的な選択」 と批判されることがあります。

(4)不倫/DVなど「悪い理由」の印象が強い
メディアや世間話では、ドラマチックなトラブル事例が注目されやすく、
→ 「離婚=失敗した結婚の結果」 という偏見を助長しています。

2. あなたの知人の事例が「悪くない」理由
(1)「役割終了後の離婚」 という健全な形
→ 子どもが独立した後、「夫婦としての役割」 を終えて別れる選択は、むしろ成熟した判断と言えます。

(2)「双方の幸福」 が実現している
→ 元配偶者も再婚相手も、新たな人生を前向きに歩んでいます。
(※「離婚=不幸の始まり」という偏見を否定する事例)

(3)「子どものケア」 ができている
→ 離婚後も子どもとの関係を維持している点が、「家族の形が変わっただけ」 と捉えられる理由です。

3. 結局、離婚は「悪」なのか?
「離婚そのものに善悪はなく、どう扱うかが重要」 というのが現代的な見方です。

悪い離婚:不倫/DVなどのトラブルを放置した末の破綻、子どもの無視

良い離婚:お互いの成長のための別れ、新しい家族の形の模索

<考えるべきポイント>
「結婚より離婚の方が不幸を減らす場合」 はむしろ合理的な選択

「世間の目」より「当事者の人生の質」 を優先する時代になりつつある

「離婚=個人の失敗」ではなく「関係性の変化」 と捉える視点

4. あなたが感じる違和感の正体
おそらく、「社会の古い価値観」と「現実の多様な幸せ」 のギャップに気づき始めたからでしょう。
離婚が増える現代では、「形だけの結婚を維持するより、別れて幸せになる方が倫理的」 という考え方も広がっています。

もし自分や身近な人が離婚する場合、「誰も傷つけず、新たな幸せを築けるか」 が本当に重要な基準だと気づけば、自然と答えが見えてくるはずです。
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この回答へのお礼

かなり納得であるのと同時に考えさせられるご回答をありがとうございます。

離婚=個人の失敗」ではなく「関係性の変化」 と捉える視点

これがものすごくしっくりきました。人それぞれではありますが、この視点がもう少し根付くと生きやすい社会になるのではと感じました。精神の成熟が必要ですね。

お礼日時:2025/04/14 14:49

結婚も離婚も自分が幸せになるためにするものです。



>世間的に離婚は悪とされているのはなぜでしょうか?

離婚がというより軽々しい結婚をする人が多いから。
そしてその結果の離婚だから。
そしてそういう人たちが目立つから。
特に芸能人がね。

悪としているわけではないですが、頭が悪いと思われるってだけです。
自分の幸せがかかってるんだから、もっと真剣に考えろよと。

結婚生活を10年以上も続けてきてるような人はそれには当てはまりませんよ。

幸せになろうと真剣に考えて結婚した。
でも何年も一緒に暮らしてるうちにそれが叶わなくなった。
次の幸せを手にするための結婚をするには離婚しないと始まらないんだから離婚していったん一人に戻る。
縁があれば、もう一度幸せになるための結婚ができるかも知れない。
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離婚を悪とする世間なんて何処にございますの?


ないものをあるかのように思うのを、世間では妄想と言います。
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離婚するんだったら最初から結婚しなければいい話です。



結婚は家族を新しく作るための儀式です。
そこにおいては子供を設けて自分たちの血筋、家を継承させるという使命があります。

そういう使命を離婚という形で放棄する時点で自分たちを生んだ先祖たちに無礼を働くことになります。

恋愛の延長のように、結婚を軽々に考えているから、互いに嫌な部分も受け入れられず離婚するのです。

互いの嫌な部分も受け入れて愛し合う覚悟を決めずに結婚すべきではありません。

キリスト教、特にカトリックは戒律で離婚が禁止されています。
つまり一生添い遂げる覚悟がないと結婚できません。
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この回答へのお礼

子供を設けて自分たちの血筋、家を継承させるという使命があります。

子供をもうけて血筋、家を継承させることは、結果として離婚となった家庭でも子供をもうけていれば達成ですよね。

お礼日時:2025/04/14 14:45

子供がいなければ別に自己責任なので問題は無いのですが、子供がいれば親の責任で続けるべきかと。



女性と言う生き物は男性の痛みや気持ちがわからない為自分がDVをしても気が付きませんし、笑い話になります。

品川庄司の庄司さんが奥さんと喧嘩したら胸ぐらを捕まれ、服がビリビリに破けるまで引き摺り回され、車に避難し寝るそうです。

奥さんが言っていないので間違いありません。

その様な家庭が沢山あり、鬼嫁の様な暴言を放つ奥さんも沢山いるのにバラエティーになるのです。

別に男性が常に被害者とは思いませんが、酷い家庭は沢山ありますが子供が離婚を望まない限り離婚は止めるべきかと。
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