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これなんですけど、なんで左の図は右下がりなのに、右の図は右上がりなんでしょうか?なんでそれを無理やり関連付けないといけないんでしょうか?

「これなんですけど、なんで左の図は右下がり」の質問画像

質問者からの補足コメント

  • ありがとうございます!

    ただ…例えばですね、IS曲線とLM曲線を組み合わせた図等は、私は以前から「直感的に分かりやすいな〜」と思っていたんですが、

    この、貨幣市場の均衡の図と、LM曲線の図は、直感的に分かりにくいと思うんですよね。この両者は、どうしても並べて描く必要があるんでしょうか?

    あるいは、どちらか1枚の図で、両方の概念をいっぺんに説明することは、できないんでしょうか?

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2025/06/03 09:57

A 回答 (2件)

そうですか?


・左側の図はわかりやすいと思いませんか?通常の財、たとえば、リンゴ市場と同じです。リンゴの価格を縦軸に、リンゴの需要量を横軸にとると、右下がりの曲線になる。リンゴの需要曲線も所得が増えると、右にシフトする(リンゴを上級財と仮定して)ので、左側の図と同じだ。ただし、リンゴの供給量は(Mo/Pのところで)固定されている。
・一方、LM曲線に対応する右側の図はわかりにくい。リンゴ市場の場合も、市場の均衡を価格と所得の組の軌跡として右側の図とまったく同様に右上がりの曲線として描くことができるが、普通はそのような図が描かれることはないし、見たことがない。
・ここであなたのテキストがしているのは、リンゴのような通常の財の需要をあらわす、誰でも知っている図から、どうやったらLM曲線のような市場の均衡をあらわす、わかりにくいグラフを得ることができるかを示すことだ。
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この回答へのお礼

大変詳しく教えていただき、ありがとうございました!

お礼日時:2025/06/09 11:52

貨幣市場の均衡は


M/P=L(r,Y)
と書ける。左辺は実質貨幣の供給、右辺は実質貨幣への需要をあらわしている。実質貨幣への需要は利子率rの減少関数で、かつ所得(GDP)Yの増加関数。Yが与えられたとき、利子率が下がれば、実質貨幣需要は増える。
・左側の図の2つの右下がりのグラフは所得を所与としたときのrと実質貨幣需要との関係をあらわしている。しかし、rの関数としての実質貨幣需要は所得が増えれば、右にシフトする。実質貨幣需要は所得の増加関数だからだ。ここでの仮定はY1<Y2。
・右側の図は、左図の均衡点E1、E2を、rを縦軸に、Yを横軸にとってあらわした、いわゆるLM曲線だ。このように、LM曲線は、実質貨幣供給M/Pを一定に保った(M/P=Mo/P)ときの貨幣市場の均衡を(Y,r)の組の軌跡としてあらわしたものだ。LM曲線は通常右上がりになる。なぜなら、rを引き上げると、実質貨幣需要は低下するが、あたえられた実質貨幣供給に等しくするためにはYを大きくし、実質貨幣需要を引き上げなければならないからだ。このように、実質貨幣供給量を一定にたもったとき実質貨幣にたいする均衡を示すLM曲線は右上がりとなる。
この回答への補足あり
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