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ライオン株式会社から発売されている歯磨き粉「デンターライオン」のコマーシャルは、昔「リンゴを齧ると(中略)血が出ませんか?」というキャッチフレーズで有名でした。
 私が覚えているそのキャッチフレーズでは「どこから血が出るのか」についても明言していたのですが、長年続いていたCMの中には「どこから血が出るのか」については触れずに
「リンゴを齧ると血が出ませんか?」
とだけ述べている省略したパターンのものもあったようです。

 ところで例えば
「釣り上げたばかりの新鮮な魚を捌くと血が出ませんか?」
という文章があった場合、「血が出る」のは「魚」であって、「捌くのに使った包丁」や「包丁を持っている手」から血が出るわけではありませんよね?
 そうしますと上記の
「リンゴを齧ると血が出ませんか?」
とだけ述べているパターンのキャッチフレーズを、前後の内容を考えずに、
「リンゴを齧ると血が出ませんか?」
という台詞・文章“単独で”見た場合、「血が出る」のは「リンゴ」という事になり、
「リンゴを齧るとそのリンゴから血が出ませんか?」
という意味になってしまっているのではないでしょうか?
 それとも「どこから血が出るのか」について触れていないのは文法的には不完全なので、あくまで「血を出しているのが何であるのかは不明」という事になるのでしょうか?
 日本語の文章として見た場合、どちらになるのでしょうか?

※尚、「歯茎から」という言葉が全く出て来ていない以上、「歯茎から血が出ませんか?」という意味にはならない事は確かです。

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A 回答 (24件中1~10件)

自分の都合のいい例だけしか見てない気がする。




「齧る」という言葉が「歯でかむ」ことを意味しています。
「歯茎」という単語が出てこなくても、「齧る」には「歯」は必要で、「歯茎」や「口」といったものと関係が深いと言えます。
「血が出る」候補になりうるものです。
これらを候補から外して「血が出るのはリンゴだ」と決めるのはよくありません。
・リンゴは血を流さない
・歯は固いが歯茎等はそれほどでもない。
・歯茎等は血が出る
という一般認識から、血が出るのは「歯茎等の口に関係するもの」が有力候補であり、別の根拠が無ければリンゴは候補から外れます。


意味を見ないというのなら「血が出る には 元になるものがある」ということも言えないわけで、「リンゴから」かどうか自体がナンセンスになります。


> 「○○すると□□しませんか?」と言った場合、「□□してしまう」のは「○○された側」である事が圧倒的に多数派である

「コンクリートの壁を殴ったら痛くないですか?」
 → 痛いのは「コンクリートの壁」?
「パンチングマシーンを叩いたらスカっとしませんか?」
 → スカっとするのは「パンチングマシーン」?
等、反例もたくさんあります。
「圧倒的に多数派」であることをちゃんと示せないかぎりは、これをリンゴから血が出る根拠にすることはできないと思います。

加えて、「例外」があるのが自然言語というものです。
「圧倒的に多数派」だと示せたとしても、 リンゴの構文は例外である とも言えます。


一方
「小指を齧ると血が出ませんか?」
だと、血がでるのは小指だと解釈する人が多いでしょう。
これは、歯と小指を比べると、小指の方が柔らかいので、小指が傷付き出血することが容易に予想されるからです。

ほぼ同じ文で、齧る対象によって意味が違うのなら、構文だけで決まるものではない、と考えるべきです。


「○○すると□□しませんか?」と言った場合、「□□してしまう」のは「○○された側」なのか「○○した側」なのかは
・「○○された側」との「○○した側」関係(どっちが「強い」)
・□□の内容
に依存する、とするのが自然でしょう。
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まぁ揚げ足をとりたいだけなのでしょうけど、オリジナルが「歯茎から血が出る」で周知された状態だからその状況で「歯茎から」を省略しても問題ないというだけです。


そもそも「りんごから血が出ませんか?」という荒唐無稽な質問であれば「出ません」と認識すればいいだけなので、噛み合わない人をターゲットにしたCMではないのですからあまりかまってちゃんしても虚しいだけですよ
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> 前後の内容を考えずに、「リンゴを齧ると血が出ませんか?」という台詞・文章“単独で”見た場合、



ということですが、その文を見た人の状況や経験によって違ってくるでしょうね。
普段から歯槽膿漏で悩んでいる人なら、歯ぐきから血がに出てくることを想像するでしょうし、オカルト好きの人なら、かじると血がしたたり落ちるリンゴを想像するかも知れません。
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再回答?です。



リンゴ を 齧る と 血 が 出る
魚   を 捌く と 血 が 出る

文の構成、主語・動詞・名詞など、単語の位置は同じです。

血の「出どころ」を示唆する単語は、どちらも使われておらず、それが省かれたのは推測(常識)で分かるからです。

その推測(血の出どころ)が「齧る」という動詞に掛かるか、「魚」という名詞に掛かるかの違いはありますが、一方(魚を・・・)の文を正しいとして、だから、他方の文は間違いだ、としてしまっては《リンゴを・・・》の方が「おれにも言わせろ!」となるでしょう。
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No.17です。


>>「リンゴを齧ると血が出ませんか?」

>だけしか無かった場合において、「その文がどのような意味になるのか」と>いう事に関する質問です

たとえそうでも、出血するのは歯茎であることは言わずもがなでしょう。ライオンが言えばなおさらのことですが。
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質問者さんは、質問文で、《「・・魚を捌くと血が出ませんか?」という文章があった場合、「血が出る」のは「魚」であって、「捌くのに使った包丁」や「包丁を持っている手」から血が出るわけではありませんよね?》と、圧倒的多数の意見・想像を採用しています。



「リンゴを齧ると血が出る」も、圧倒的多数が歯ぐきから血が出る、と解釈するわけです。

出どころがどこか、という事に言及されてなくても、文として間違いだとは、云えないと思います。読み手の判断・推測に任せた文、ということでしょう。
読み手が「リンゴから血が出たのかも」と思っても、あるいは思われても良い、という文なのです。
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この回答へのお礼

>「リンゴを齧ると血が出る」も、圧倒的多数が歯ぐきから血が出る

 いやそれですと

>「○○すると□□しませんか?」と言った場合、「□□してしまう」のは「○○された側」である

という圧倒的多数派のパターンとは逆のパターンなのですから、圧倒的多数ではなく(例外的に近い)少数派になります。

お礼日時:2025/06/22 22:22

「芋を食うとおならが出る」「胡椒を嗅ぐとくしゃみが出る」「過去のことを言われて冷や汗がでる」こうした表現法では、「出所」に関心は向いていません。

敢えて言えば出所は限定されますが、そもそも事実として出たか出てはないかさえも重要ではないです。 
「リンゴを齧ると血が出ませんか?」にしても、「リンゴを囓ったとき」の条件設定下に合致しているか非合致であるかも、重要ではないです。なんとなくイメージされる歯茎からの出血ややや硬いものを咀嚼しようとしたときの違和感や痛みのことを想起してもらえばいいというキャッチコピーです。
毎朝、ほぼ定時に会うヒトに、「おはようございます」と声掛けし合うのは、その全体で解するもので、個々の用語や文の組立から理解するものでは内です。 日本語表現に限らず、比較的短文の表現には、その言語文化圏で当然視される意味があると、まるごと?理解すべきでしょう。
文として不完全でも、用言・述語・補語などが不適切なのでもありません。
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※尚、「歯茎から」という言葉が全く出て来ていない以上、「歯茎から血が出ませんか?」という意味にはならない事は確かです。
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「阿呆?」と思われる危険が高いでしょう。
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この回答へのお礼

>こうした表現法では、「出所」に関心は向いていません。

と言いながら、結局

>なんとなくイメージされる歯茎からの出血

を重視しているのですから、矛盾した話ですね。

お礼日時:2025/06/22 22:02

>「歯茎から」という言葉が全く出て来ていない以上、「歯茎から血が出ませんか?」という意味にはならない事は確かです。


それはそうなんですが、これは歯茎の疾患に対応した歯磨きのコマーシャルでしたね。そうだとすると出血する場所はどうしても歯茎になるように思います。そんな分かり切ったことを口にするのは日本語としては野暮なことではないでしょうか。またこれは文法以前の話で、企業の日本語の言語感覚が試され、商品の売れ行きにも拘わる重大問題でしょう。
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この回答へのお礼

>これは歯茎の疾患に対応した歯磨きのコマーシャルでしたね。

 いいえ、この質問は

>前後の内容を考えずに、
>「リンゴを齧ると血が出ませんか?」
>という台詞・文章“単独で”見た場合

の話、即ち

>「リンゴを齧ると血が出ませんか?」

だけしか無かった場合において、「その文がどのような意味になるのか」という事に関する質問です。

お礼日時:2025/06/22 19:56

再びの回答?です。



質問者さんが疑問に思ってしまった原因は、魚の例文で推測した“パターン”をそのままリンゴの例文に当てはめたから、ではないでしょうか。
ためしに、りんごでのパターン(歯ぐきから血が出る)を魚の例文に使ってみてください。

文法としてみた場合は、どちらの文も間違いとは言えないようですが、内容を正確に表現しているか、という視点で見れば不十分な文と云えるのかもしれません。
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この回答へのお礼

>質問者さんが疑問に思ってしまった原因は、魚の例文で推測した“パターン”をそのままリンゴの例文に当てはめたから、ではないでしょうか。

 いいえ違います。

>「リンゴを齧ると血が出ませんか?」

の中で関係している事が明確になっているものは「リンゴ」と「血」のみであるという事がまずあり、それに加えて
「樹皮を傷つけると樹液が出ませんか?」
「ガラス製品を落とすと割れませんか?」
「紙テープを引っ張ると千切れませんか?」
等々のように「○○すると□□しませんか?」と言った場合、「□□してしまう」のは「○○された側」である事が圧倒的に多数派である事から、「血が出てしまう」のは「齧られた側」である「リンゴ」の方であるという意味合いを持つ文になってしまう可能性があるからです。

>「釣り上げたばかりの新鮮な魚を捌くと血が出ませんか?」

という例文は、元の

>「リンゴを齧ると血が出ませんか?」

という文に合わせて「~ると血が出ませんか?」になるような例文の一例として挙げたものでしかなく、

>魚の例文で推測した“パターン”をそのままリンゴの例文に当てはめたから

というのは話が逆です。


>ためしに、りんごでのパターン(歯ぐきから血が出る)を魚の例文に使ってみてください。

 その「(歯ぐきから」というのはどこから来た話なのですか?

>「リンゴを齧ると血が出ませんか?」
>という台詞・文章“単独で”見た場合

の話なのですから、「りんごでのパターン」はあくまで

>「リンゴを齧ると血が出ませんか?」

であり、「歯ぐきから」などという部分は出て来ませんよ。

お礼日時:2025/06/22 19:48

不明ということになりそうです。

文脈とか状況とかを考慮する場合は歯茎からの出血ぽいかもですが、それらを考慮しない場合はどこから血が出るのかを明示していないため不明です。

 血の出所の候補となるような文中モチーフは5つかもです。
・かじられるリンゴ
・かじる主体=問いかけている者
・かじる主体=問いかけられている者
・かじる第三者
・一般咀嚼者すべて
 それらのいずれかから血が出ることはありませんか、と問いかける文のようであるとまでは読解できます。
 そして、その候補からさらに絞る語が文中になく、どの候補から血が出るのか、1か所からかや2か所からかや全てからかや、もし主体からならどの部位からか、歯茎か、歯茎でない部位からなのかは確定しません。

 ちなみに語を省略すると時短になり、かつ、視聴者にその語やイメージを補完させることで、視聴者の能動性を高めたり、想像をかきたてたり、CM内容の印象を強めたりする効果もあるかもです。いわゆる余白=省略=不完全さ、による文学的効果の一種かもです。
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この回答へのお礼

御回答頂き有難う御座います。

「どこから血が出るのか」について触れていないのは不完全なので、「血を出しているのが何であるのかは不明」という事ですね。

お礼日時:2025/06/22 19:40

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