暴力団というのは国が公認しているものなんでしょうか？

ニュースなどでも暴力団関係者などが
事件を起こしたとか普通に報道されていますが
なぜ暴力団関係者という言葉が
認められているんでしょうか？
必要悪という暗黙の了解があるんでしょうか？
暴力団体という名称がついていて、なおかつ
そういう組がある事もしっている警察が
事務所を家宅捜索など行ったりしていますが
そもそも、根本的に暴力組織であると認めている
んであれば、存在自体が認められないんじゃないですか？
今までに暴力団を一斉に排除しようという運動は
過去になかったんでしょうか？

ふと疑問に思ってしまったので質問してみました。
よろしくお願いします。

No.1 回答者： ipa222 回答日時： 2005/05/30 21:41

暴力団の構成員であっても、法律を犯していなければ罪は問えません。

暴力団も、政治結社や宗教団体、民間企業等の看板を掲げているケースもたたありますね。

実際、他の国と比べて甘いとは思います。
それは、昔から日本の社会でそれなりの活動をしてきた経緯がある（江戸の火消しや、清水の次郎長など）こともありますが、北朝鮮や中国と近い左翼と対抗するために利用できるという側面もあると思います。（特に右翼）

特に右翼と日教組の対立は激しいですね。

それから、激しく取り締まると、逆に中国等のマフィアを誘因する結果にもつながりますし、地下にもぐって悪質化する可能性もあります。

結局は、需要があるということだと思います。
一般の国民や企業、政治家、官僚達が利用しているわけです。
必要悪でしょうか。

マフィアがいない国（合併前の西ドイツとか）もあるのですが、日本はマフィアが常にいる国です。
マフィアの元締めが官僚ですから。

No.2 回答者： seducer 回答日時： 2005/05/31 09:36

暴力団とは警察が名付けた造語であり、昔から博徒、テキ屋などを「やくざ」と総称してきました。

暴力団は警察が何度も頂上作戦などを行って、時には組織を解散させたりした事もありましたが、政治団体（右翼）に衣替えや組織名変更などの手で生存して今日に至ります。　暴対法も効果を上げているとは言い難いようです。　

それは何故でしょうか？　敗戦後の日本の混乱期、戦勝国民を標榜した三国人の暴力は三八式歩兵銃や南部式拳銃で武装して強盗強姦傷害恐喝脅迫不動産窃盗、時には殺人まで、経済犯を中心に銀座、浅草、新宿は朝鮮人、新橋、澁谷は臺湾人に支配され、政府も警察も動揺し手を拱いていた　戦勝國民は治外法権だった。　対して日本の警察は敗戦の為に武装解除されており全く役に立たなかった。逆に警察署が襲撃される始末。　ついに日本人業者と三国人業者の利益をめぐっての騒ぎが頻発した時、警察は紛争鎮圧の用兵として、暗黙ながら暴力団の力をアテにした。

詳細はこちら
http://mirror.jijisama.org/sangokuzin.htm#yamiiti

ここいらに根があるんですよ。　利用する時には三国人鎮圧に暴力団を用いて、警察の人員が26万人体制になり盤石になると邪魔者として「暴対法」をもって資金源を封じた。

封じた？　綺麗な言い方ですが正しくは奪ったのです。　パチンコ業界は、元々やくざのしのぎの景品交換はカード導入により警察高官の天下り先を増やした。　競馬場、競輪場、競艇などの治安は地回りのやくざを排除して警察OBの就職先である警備会社に託された。
つまり警察とやくざの利権争い。　奪われたやくざが別のしのぎを探すのは当然。　「おれおれ詐欺」や「ネットビジネス」などなど。
新しい形の犯罪が増えた上に犯罪検挙率は下がりっぱなし。（元々やくざは犯罪捜査に協力もした）

＞そもそも、根本的に暴力組織であると認めているんであれば、存在自体が認められないんじゃないですか？

結社団体設立の自由が認められています。破防法に抵触しない限り存在は許される。

参考URL：http://www.web-sanin.co.jp/gov/boutsui/mini00.htm

No.3 回答者： pluto001 回答日時： 2005/05/31 21:38

暴力団というのは要するにヤクザの事です。

そして暴力団規制法、通称 暴対法というヤクザのみをターゲットにした法律が数年前に作られました。要するにヤクザをつるし上げる為に作られた法律なわけです。
しかし結果的には全く無意味で、法律を作った官僚の現実感のなさ、机の上から世の中を見渡し分かったような気になっている事の愚かさを露呈する事になりました。
暴対法の施行後、ヤクザのつるし上げを行った結果、ヤクザの様な義や任侠などを全く持たない、ただ非合法に金を稼ぐためだけに犯罪を犯す中国マフィアや外国人犯罪者が入り込み増殖し、大麻や覚醒剤などの薬物の流通量などがどんどん増え、凶悪犯罪が増加し治安がどんどん悪化していくという最悪の結果になりました。

ヤクザというのは元々江戸時代以前から存在し、鳶や土建、博打などを仕事にして暮らし（http://www.eco-g.co.jp/life.html ここのページで書かれている「町火消」はヤクザのことをさしていると思われます）、ヤクザがヤクザたるゆえんは、とことん筋を通し、義を守らない人間が大嫌いで、そのためにはケンカもするし、時には命も掛ける。また「任侠者」に美徳を持ち、それが伝統かしているというのが元々のヤクザで、中国マフィアなどのような、ただ非合法に金を稼ぐ為だけに組織された犯罪集団とは、少し意味が違う面を持っています。
裏社会が世界各国に存在する以上、ある意味日本ヤクザはブラック仮面ライダーでもあるのです。

ペリー来航以来、日本の近代化と共に国家権力や警察権力が強まり、ヤクザへの取り締まりを警察が厳しくすればするほど、追いつめられたヤクザからは任侠感がうすまっていき、ヤクザがヤクザらしさを失っていく結果になっています。（イタリアマフィアには映画ゴッドファーザーなどの作品も作られるように、日本のヤクザと似たような面をもっているようですが）
しかし、暴対法の施行後はヤクザがヤクザでいるだけで違法になったわけですから、以前の様にヤクザの事務所に行くとテレビドラマにあるような神棚の隣に組員の名前がずらっと壁に飾られていて、鉄砲玉になって刑務所に入っている人間なども一目瞭然で飾られている などという事もできなくなり、ヤクザは裏へ裏へ潜っていくかたちになっている模様。
また、江戸時代以降から経過をみると、結果的には警察がヤクザを悪組織化させていっているのではないのか？という見方すらできてしまいます。

No.4 ベストアンサー 回答者： pluto001 回答日時： 2005/08/06 22:24

クモは小さなゴキブリやゴキブリの卵を食べます。

だからクモの巣がある蔵にはゴキブリは居ない と昔から言われていたそうです。

警察官僚の主導の元に行われたヤクザ組織の弱体化が進むほど、昨今の理解しがたい事件の続発がどんどん増えている模様。

クモがうっとうしいとクモを退治したら、その蔵にはゴキブリがはびこってしまった というイメージを私はもっています。

別にヤクザを養護したくて書いているわけではありません。しかし、結果的に治安の悪化や凶悪犯罪の増加の原因の一端がそこにあるように見えて仕方ないのです。