
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
そもそも玄関から出入りしていいのは「正客」だけです。
「御用聞き」などの立場的に低い人は、正面玄関を利用してはいけません。
……という昔の風習です。
「敷居をまたぐ」という言葉があるとおり、玄関を通ることはそもそも他人の敷地にズカズカ入ることであり、それ相応の失礼を伴う行為なのです。
その人の家にお邪魔するとき「ごめんください」と言いますね。何も悪いことしてない謝っちゃってます。
これはつまり、「勝手に敷居をまたいでごめんなさい」ってことなのです。
そのような失礼を働くのですから、「御用聞きは裏口からこっそり」入るのが慣わしです。
裏口から入っても失礼は失礼なのですが、こっそり入っている分まだ許されるわけです。
ゆえにお坊さんは、謙遜の意味で玄関を利用しないのです。
早速のご返事ありがとう御座いました。
なるほど、玄関の敷居はそんな深い意味があったのですね。
文面を見ていて、私の質問内容は何処に行ったのかと少し不安があったのですが、文末にまとめて頂きほっとしました。
文書能力、説得力に感心しました。(1票)
ありがとう御座いました。
家族に自慢できます。
No.2
- 回答日時:
> また街中の大きいお家ではどうでしょうか?
名古屋市の中心地に近い東区在住の者です。
私自身の家はさほど大きいという訳ではありませんが、玄関脇に縁側があり、その奥が仏間になっています。
でも月命日のお経の際、おっさま(和尚さまが転じたんだとおもいますが、家ではそう呼んでいます)は、「玄関から出入りされます。」
ちなみに宗派は浄土宗で、檀那寺は家の隣です。
家の玄関に鍵がかかっていない限り、案内を請わずに勝手に入ってみえて、家人が顔を出さなくてもお経を読んで、木魚の横に置いておくお布施を持って帰られます。
ご返事ありがとう御座います。
宗派によって、違ってくるのでしょうかね。
余程でない限り縁側からは入らない。との解釈でいいのでしょうか?
>案内を請わずに勝手に入ってみえて、家人が顔を出さなくてもお経を読んで、木魚の横に置いておくお布施を持って帰られます。
これは何処でも一緒ですね。
お布施が無くなってたら、お参りしてもらったと解釈できる、そんな時代もありましたね。
今は物騒で田舎でも鍵を掛け捲っています。
ありがとう御座いました。
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