いちばん失敗した人決定戦

うちの嫁が友人に誘われ、高額な商品を買い、会員にもなったようです。

話を聞いた時点でかなり怪しいと思い止めたのですが、もうすでに信じきっており、残念ながら止めることはできませんでした。

いろいろ調べてみるとやはりマルチ商法で、手を出さないほうが無難とのこと。

そこで質問なのですが、具体的にはどのような、また、どれくらいの被害に会うことが想定できるのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

最初に言っておきます。

私も別の会社でマルチビジネスを行っている人間です。

その視点から話をして見たいと思います。

ザマイラ化粧品…初めて聞く会社なので、少し調べて見ました。完全なプランはやはりわかりませんが、この会社がホームページで公開している部分でいくつか気になる部分があります。

1.代理店に昇格するための条件

>必要以上の在庫を持たずに、代理店に昇格して頂くた
>めに、4ヶ月間の期間を必要といたします。あくまで
>も、愛用者を基本とした流通形態の構築であり、強制
>や義務はございませんので、無理な仕入は一切する必
>要がございません。

つまり4ヶ月以内にノルマを達成できなければ、もう一度最初から代理店の資格を所得するために挑戦しなおさなければならないということです。

1ヶ月に生み出さなければならない流通金額が果たしていくらなのか。それにもよりますが、それを自己消費によって達成しようとする人もいます。例えば2ヶ月目までは達成できていたのに、3ヶ月目は達成できそうにない…では自分で買おう。4ヶ月目も達成できなかった。せっかく先月購入したのに・・・と。

相談者さんのご夫人がどのような選択を行うのかはわかりませんが。その資格を手にしなければまず、ビジネスそのものとして成り立ちません。

2.代理店資格の降格

>1- 「代理店」とは、本部マーケティングプラン【代理
>店】の規定に従って所定の実績を達成し、昇格した特
>約店をいう。
>2- 代理店であっても、資格維持条件を満たさないと認
>められた場合は降格となる。ただし、その場合であっ
>ても、所定の復活条件を達成することにより翌月より
>再度代理店に復活することができる。(本部マーケテ
>ィングプラン【代理店】参照)

まあ…ここまでいっている人は苦にも思わないでしょうが…。どのくらいの条件でこの資格が手に入るのか。資格維持条件が何なのか。どのような条件を達成できれば代理店に再度復活できるのか。それはどのくらいの期間有効なのか…。それによってこれがノルマと呼べるのかどうかが判断できます。

3.製品の価格が高すぎること。
こういう業界の製品が一般に流通している製品に比べてその有効性がずば抜けて優れていることこの業界に共通して言えることです。

ですが、ビジネスというのは愛用者を大切にしてこそ成功するものです。…高すぎるんですよね。例えば私がビジネス活動を行っている企業の場合、ハミガキ粉が175gで1155円(税込)です。ところがこの企業は60g2本で5000円…高すぎです。勿論私もビジネス活動を行っている人間。ハミガキ粉1本にだって1155円支払う価値がある。それぐらい優れた製品だと思っています。(それでも一般の人にしてみれば高いと感じられるでしょうが)

この企業の原材料費が価格の何%なのか…。そして還元率はいくらなのか。いくら還元率が高くてもトップの人間が月に億単位で稼いでいるようであれば成功できる確率は低くなります。
企業が年間いくら稼いでいて、会員数がいくらで、代理店の資格を持っている人がいくら(何%)で、昨年対比でどのくらいの成長率を示していて、日本国内で活動を始めたのはいつで、そのときと比較して今の状態は同なのか。他社のプランと比較して本当に優れているのか。

きちんと全てを勉強してから代理店の資格取得に挑戦するように言ってあげてください。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
嫁は既に手を出しており、どうしたものかと思い、質問しました。システムの問題点を教えていただき、勉強になりました。

補足日時:2005/07/07 22:35
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!