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No.2
- 回答日時:
補足についてですが・・・
濃厚溶液を水で希釈すると、一般に溶質は水和されます。したがって、水和熱が発生すると言えるでしょう。
熱力学的に厳密な議論をすると、かなりややこしくなるようですが、おおよその話として、「水で希釈したときに発生する熱が水和熱である」ということになります。
つまり、言い方を変えれば、「溶媒が水であるときの希釈熱が水和熱である」と考えて良いと思います。

No.1
- 回答日時:
希釈熱とは、文字通り、物質を希釈するときに発生する熱のことです。
純物質に限らず、濃厚溶液を希釈する場合も含まれます。また、希釈溶媒は水とは限りません。通常は、溶媒和の状態の変化が発熱の原因になっていると思います。水和熱とは、これも文字通り、水和の際に発生する熱のことです。
水和というのは、いろいろな化学物質と水の間にある種の相互作用が生じることです。ここで言う相互作用とは、イオン結合、共有結合、配位結合といった通常の化学結合よりも、むしろ、水素結合、電荷-双極子の相互作用、双極子-双極子の相互作用といった分子間力に基づいた、水による溶媒和が重要です。
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