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コンピュータが進化してあらゆることが可能になったとして、人間はコンピュータに心を持たせうるのでしょうか?
そのとき人間とロボットの区別はなにでできるんですか?
そもそも人間の心って特別なものなんですか?
考えるといろいろとわかりません。一緒に考えてくれませんか?

A 回答 (51件中11~20件)

CPUやHDDなど人間とは、違うもので構成されているから


心が無いと断じるのは、論理が欠落していると思う。

クローン人間は、元の人間と遺伝子的に同じものであるから、
もし、オリジナルの人間に心が存在するなら、クローンとして生まれてきた人間にも心があるとするのが普通だと思う。
もちろん、脳は可塑性があり、環境や刺激によって違うモノになるから
映画などの様にクローンがオリジナルと全く同じ意識・性格(心)であることはないが、心を持っているだろうことは想像に難くない。
クローン人間が生まれてからずっとあらゆる刺激から隔絶されてた状態であったなら、そのような心の育成は無かったと考えられると思うが、それを持って心がないとするのは、今の話(心を持ちうるか?)とは違うことのように、思う。
心の保有可能性(?)という意味で、クローン人間も心を持つ(あるいは持ちうる)と思う。

既に述べたが、脳の働きがイコール心の働きであるとする前提に立った上で、
脳の働きがシミュレートできるというなら、その組成物が何によるかは、
問題でないと思う。
逆に、CPUやHDDのような機械で構成された組成物で心が表現できるなら、
人間の心というものは、そうした機械となんら変わりがないといえると思う。
心の動きというものが計算可能かどうかやいつも決定的であるか不決定的(揺らぎがある)かどうかは、心のあるなしとは関係ないように思う。
計算機の動作として、揺らぎを含ませることは可能で、その場合、状況によっていつも同じ動作になるとは限らないということになろうと思う。
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この回答へのお礼

>CPUやHDDなど人間とは、違うもので構成されている>から
>心が無いと断じるのは、論理が欠落していると思
>う。

>クローン人間は、元の人間と遺伝子的に同じもので
>あるから、
>もし、オリジナルの人間に心が存在するなら、ク
>ローンとして生まれてきた人間にも心があるとするのが普通だと思う。


まったく賛成します。私もそう思います。
ですが、心=脳のはたらき
なんでしょうか?
そこには身体の重要性がかけていませんか?

お礼日時:2005/07/21 19:25

ずいぶんたくさんの方が回答してますね。


私はちょっと違った切り口で答えてみたいと思います。

あらゆるものは、
・人間であるか人間でないかどちらかである。
・心を持つか心を持たないかどちらかである。
というふうに分類されるものとします。

この二つの分類基準によってすべてのものを分類すると、四つのグループができます。

1)人間でなく、心を持たないグループ……空気などの物質、原始的な生物
2)人間でなく、心を持つグループ……議論の分かれるところ?
3)人間であり、心を持たないグループ……意外と皆さん忘れてません?
4)人間であり、心を持つグループ……ここを見ているすべての人はこれでしょう

コンピュータが心を持つとすると、2)のグループになるわけです。
このように、人間であることと、心を持つことを別として考えれば、コンピュータが心を持ったとしても、コンピュータが人間になるということはありません。

また、ヒト以外の動物で2)に当てはまるものが存在するか、というのも重要です。
ミジンコやゾウリムシは間違いなく1)でしょうが、高等な動物、犬や猫、猿、類人猿などはどうでしょう?
「感情」のようなものを持つことは明らかです。
それは心でしょうか?
それとも生存本能と反射に過ぎない?
人間の心と動物の感情を分けるものはなんでしょう?

ここらへんをどう考えるかによって、人工物の「心」の捉え方も変わってくると思います。

3)のグループですが、脳の障害、疾患などによって通常の意識がない人間は、このグループになります。生まれたばかりの赤ちゃんや、重い知的障害を持つ人もこれに入るでしょう。

2)と3)はちょうど対照的な性質を持ちますが、どちらが尊重されると思いますか?

あれ、なんだか私も混乱してきました…。
人間でないものが、人間よりも人間らしさを持つということもあり得る?
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この回答へのお礼

一緒に考えて下さって有り難うございます。
区分分けはわかりやすい手法ですね。
脳の障害という観点も新しいです。
そこらあたりから発展した考えがまとまってくるといいのですが。

お礼日時:2005/07/21 19:21

すごい数の回答ですね・・。


全部目を通してから書き込みさせてもらおうかと思っていましたが、途中でめげました・・。

私も少し書かせてください。
質問者さんがおっしゃっているように、いつの日か「心」を持つと思いますね。
区別は恐らくつかないですね。
これは、「心」という定義が難しく、人の数だけあるような感じなので、とても捉え難いですが・・。両者で区別がつかなくなれば、やはり特別にはならないでしょうね・・。
確かに「心」って何ですかね・・。興味はありますね・・。
でも、死ぬまでに必ず知っておかなければならない、というものではないと思いますね。
私は、人(動物、植物)が表す考え、行動、活動などが、いったいどっから出て何でそのようなのか、よく分からない部分が多いゆえに、「心」の存在感を高く、尊く感じ、また感動を覚えるのだと思っています。
すみません、ちょっと疲れてきました・・。ここで失礼します。
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この回答へのお礼

まとめていただき感謝します。そして個人的にはかなり賛同する部分が多いです。御意見有り難うございました。また疲れがとれたら続きを教えて下さい。

お礼日時:2005/07/21 19:16

ロボットに「心があるかないか」を問うのは答えのない偽問題であって,


問うべきは「心を認めるか認めないか」であると考えます。

じつのところ
ロボットどころか他人が心を持っているかどうかさえ
論理的に証明してみせる術はありません。
にもかかわらず
お互いが心を持っているかのように振舞うことで
われわれは社会生活を営んでいるのです。
「心の理論」と呼ばれる行為理解のためのスキーマを共有することで
それが可能になっているというのが近年の心理学の見解ですね。

チューリングテストに合格したロボットに向かって
「おまえは機械だから心などない」と断じるのは「機械差別」にほかなりません。
このような差別をやめられないのも人間の特質ではありますが,
一方でカウンセリングプログラム“ELIZA”のような事例を考えると
われわれがロボットに心を認める日も案外早くやって来るかもしれません。
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この回答へのお礼

確かに議論で心ってなにか?についてまとめないとにつまらないですよね。それに心の定義によってみなさんの回答も多種多様のようですね。
私なりに心を定義せねばならないとは思うのですがちょっとお待ちください。

お礼日時:2005/07/21 19:12

#37補足です。



人間が作った物 = 中の仕組み・動くルール・将来の行動等を計算で求められる物。
としたら、それには心がない。

心は、計算で分からないものであると思う。
という結果に成るのかな?
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この回答へのお礼

背景には神の存在がなければ人と人意外を区別できないと思うのですがそこのところはどうなんですか?

お礼日時:2005/07/21 19:08

> ではメールをやり取りしているヒトのクオリアに他者の心が生じていませんか?



クオリアが何か調べてみましたが、よく分かりませんでした。いままでの流れから推測すると、クオリア = 理解度・認識なのか?

CPUやHDDの集合体には心はないと思います。あれはただの金属や半導体ですからね。基本的に人間が作った物には心は無いのでは?
(心のように見せかける = 他の人が心だと思うような電子部品はやはりただの電子部品であって心ではないと思います)

クローン人間にも心はないと思いますが、物理的には人間と同じなので、もっとも人間に似た、心を持っているようにふるまう有機物であるという定義になるでしょうね。
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この回答へのお礼

回答有り難うございます。
クローン人間には心があると思います。
ないといわれる理由がわかりません。
教えて下さい。

お礼日時:2005/07/21 19:06

#31です。



>全ての事象が心であるという考えにいたった経緯をお教え願えますか?

以下の2点が主な根拠です。

(1)我々が直接的にその存在を確認できるのは「心」に写っているものだけである。「心」に写っていないもの(客観的もの等)は、「仮定」の産物に過ぎない。

(2)我々の脳は「数値データ」としてしかこの世界を把握することはできない。すなわち、この世界は「数値データ」と等価である。

色は光の波長、音は音の振動数、臭い、味、感触は該当する神経への刺激の強度という数値データとして取り込まれ脳に伝達される。すなわち、脳にとってこの世界は「数値データ」以上のものではない。従って、「心」の外に客観的な「物」があると仮定することは、全くあり得ないことではないが、わざわざ事を複雑化しているに過ぎない。

以上のことは、パソコン画面に表示されているゲームの世界の建物や登場人物とのアナロジーで考えることができます。パソコン画面が我々の「心」に相当します。画面上に映し出される建物や人は、我々の「心」に写る実際の建物や人物に相当します。

我々はパソコン画面上の自分をあたかもそこに本物の建物や人間がいるかのように操作して、建物に入ったり、敵をやっつけたりします。しかし、その建物も人物も実体はコンピュータのメモリ上の「数値データ」に過ぎません。同じことが我々の「心」に写る「もの」についても言えます。

以上です。
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この回答へのお礼

解説ありがとうございます。
良く分かりました。
また質問で悪いのですが、
みなさんが心=脳という仮定を絶対のものにしている
ようですがそれすら疑問に思えてきたのですが。

お礼日時:2005/07/21 19:01

再度#17です


あなたは、キャンパスのベンチで空一面が赤いという生まれて初めてクラスの特殊な天文現象を見ています。その夕焼けをバックに赤いワンピースの美女が自分の方へ向かって来るのが見えました。網膜に新しく加わった情報は、電気信号に変えられ、後頭部だの新皮質だの回りくどい経路を、新幹線の約2倍というとてもゆっくりしたスピードで海馬へやってきました。
海馬と扁桃体は、10TBという地球シミュレータよりずっと少容量の脳から関連する情報を集めます。しかし、これまたずっと低容量のメモリでもある海馬は、先入先出法などによっていろんな情報を落としてしまいます。美女のみに関しては、美メスを見たチンパンジーの脳が集めるのとほぼ同じような情報でしょう。それ以外は、服や夕焼けの赤、そこから抱いていた昨日観たテロ現場の映像やらかなり個人的でかつ非論理的な情報が結合されました。この情報検索システムは、OKwebよりチェーニングの確実性も件数もスピードもずっと低能力です。
また、人類得意のパターン認識によって、この美女は好意的な表情であり、視線は合っているので経験則からこの後コンタクトがありコミュニケーションが開始されることを容易に推測します。これらの情報から扁桃体は感情を制御を始めます。恐らくこれらの情報から、ある種の期待・不安・恐れといった「心」ができあがっています。ここでどんなことが起きるかは、私の能力では不明ですので省略、とにかく何らかの曖昧な結論を出します。その結論により、アドレナリンだか何だかのホルモンを各部へ送り準備を進めます。結果心臓はバクバク、頭はCPUを使いきるほどのマルチプロセッシングを開始。髪型も気になる、社会の窓は大丈夫か?、美女の最初の発声は「スミマセンが・・」かも知れないし「あなたは神を信じますか?」かもしれない。それぞれに防衛や反撃システムも準備開始です。。。

というようなことが難しいでしょうか?いや、難しいのですが、ゴールは見えなくもない気がします。10TBの容量は無機質ハードでは困難かもしれません。蛋白質による分子レベルでの集積度UPを図るしかないかもしれません。少なくともプログラムは、そう高度ではないようです。

参考URL:http://allabout.co.jp/study/itqualification/clos …
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この回答へのお礼

なるほど。実現可能というわけですか。
実現可能性に関する明確なお答え有り難うございました。それを待っておりました。

お礼日時:2005/07/21 18:58

うまく書けないので、例を考えてみました。


ヒントは地球シミュレーターです。

以下ハードウエア構成のコンピューターがあるとします。

心君1号:
(1) CPU 65536個
(2) HDD 256台
(3) メモリ 16TB

天才的なプログラマが居て心を表現するプログラムをプログラミングしました。
それを知らない人が心君1号と電子メールで対話すると人なのかコンピューターなのか区別できません。
(つまり人間を完全にシミュレートしたとします)

で、心君1号は、(1), (2), (3)でできています。これには心があると言えるのか?
(1), (2), (3)の小さいのは我が家にもあるんだけど、それは心がない?電子デバイス数がある程度増えると心になる?

-----------------------------------------
(1), (2), (3)には心はない。→ 工業製品のロボットには心がない。と思います。
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この回答へのお礼

メールのやり取りをしているヒトにとってはこの心君1号は心を持っているように感じるわけですよね。ではメールをやり取りしているヒトのクオリアに他者の心が生じていませんか?

お礼日時:2005/07/20 00:15

心のプロセスは論理的なものではない(分裂症的)し、他者との関係(とりわけ幼少時の母親との関係)で成り立ってゆくものなので、一般的な常識人の「心」をコンピューターに持たせることは不可能だと思います。

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この回答へのお礼

ちょっとこの意見を聞いておもしろいことを考えたのですが。オオカミに育てられた少年は人間の心は持っていなかったのでしょうかね?

お礼日時:2005/07/20 00:09

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