

No.2ベストアンサー
- 回答日時:
#1のお答えの通りですが、かみ砕くといくつかの点が指摘できます。
1.精油量が少ないときの「誤差」を小さくする。
装置の壁面に付く、分液出来ない。などの操作上の不利を補います。
2.「両親媒性成分」の効果を押さえる。つまり界面活性剤の効果がある成分が含まれていると、水と精油との分離が困難になります。多めのキシレンで水との分離を助けるのでしょう。
3.水溶性の無視できない成分を出来るだけ油層に取り戻す。
このような点が「純化学屋」の考えつく「理由」です。キシレンの沸点はp-キシレンで138.4℃で単蒸留も出来る温度ですし、価格も安い。

No.1
- 回答日時:
参考URLに記述されている、生薬試験法の操作を見ながら考えたのですが、おそらく抽出操作ということだと思います。
すなわち、水とともに蒸留されて出てきた精油成分をキシレンによって抽出することによって、水層との分離が起こりやすくなり、より確実に精油成分を分離できるものと思われます。
なお、キシレン以外の有機溶剤でも同様のことが行えると思いますが、沸点や、物性などの関係からキシレンと定められているのだと思います。
参考URL:http://www2.odn.ne.jp/~had26900/crude_drugs/shou …
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