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私は今、脳性麻痺の方の自立を支援する介護ボランティアをしています。
一ヶ月ほど経ったのですが、その間にその脳性麻痺の方(仮にAさんとします)から他のボランティアに対する愚痴や、自立に対する弱音や甘えをよく聞くようになりました。それだけ話しやすい存在になり、信頼関係も少しは出来てきたのかな、と思っていたのですが、他の人にその話をすると、「あんまり良い関係じゃないね」「Aさんは甘えすぎだよ」といわれました。そして、私自身も「あなた(私のこと)は優しすぎるから、負担じゃない? 重くなっちゃいそうで心配」といわれたりもしました。
Aさん本人から、「これまでの介護者の中で一番いい」といわれたことは嬉しいのですが、乱暴な言い方をすれば、それはAさんにとって都合がいい(厳しいことをいわれたり不都合なことをされたりしない)といった意味のようで、本当の人間関係ではないのかな、と思うこともあります。
私は福祉関係の仕事をしたくて大学で学んでいるところで、このボランティアはその一環でもあります。しかし、福祉以外のこともやっておかなければ人間的に視野が狭くなりそうなことと、正直、このまま続けていたら共倒れになりそうで、Aさんのボランティアをやめようかと思っています。
本当の意味で”良い関係”になるには、どんなことが必要なのでしょうか。
わかりにくかったら補足します。よろしければ、アドバイスを下さい。

A 回答 (2件)

障害があろうとなかろうと、同じ人間ですから、


他人に対して色々思うことがあるのは、当然のことです。
でも、愚痴を聞き流したり、同調するのはまずいですよね。
誤解があるなと思うことであれば、自分なりにフォローしてもいいし、
愚痴を言われても仕方がないと思うことでも、
自分も同じボラの一員として、その内容をとらえて、
「改善するよう努めます」と言うなどしてみてはどうですか?
弱音はいくらでも聞いてあげたらいいと思います。
ただ、最後に前向きに考えられるよう、励ましてあげることが大切でしょうね。
愚痴や弱音は、その人の性格のよりけりで、
誰にでも言う人もいるし、絶対口にしない人もいますよね。
Aさんと信頼関係が築けてきているかどうかはわかりませんが、
少なからず心を許しているところがあるんだろうなとは思います。

でも、介助内容がAさんの甘えによって変わるというのは、
支援目的が、対象者の自立ということなら、ちょっと問題でしょうね。
対象者が必要とするケアは何か?を導きだすためには、
できること・できないことを、しっかり理解する必要があります。
対象者ができないことを、無理やりやらせる、助けてあげない。
ということは、やってはならないというのはわかると思いますが、
できることをさせず、介助者がやってしまい、自立機能を低下させる。
というのも、同じように対象者にとっては、よくないことなのです。
意外と「自分でやる」ことよりも、「相手にさせる・待つ」
事の方が、ずっと大変だったりするものです。

Aさんとあなたとの間で、どういった関係を理想とされているのかわかりませんが、
ボラといっても、自立を支援する立場であるのなら、
基本的には、対象者と支援者という関係になると思います。
あなたの支援が、対象者にラクをさせるためのものではなく、
1人の人間として尊厳を尊重してのものだということを、
対象者が理解してくれれば、「本当の人間関係」を築いていくこともできると思います。

質問者さんは、きっととってもお優しい方なんでしょうね。
優しさは、人としてとても大事なことだと思います。
ただ、将来福祉のお仕事をされたいとのことなので、
時には「心を鬼にして」とまでは言わないけど、
プロとしての物の見方が必要な時がありますから、
福祉の仕事が辛いなと思ってしまうこともあるかもしれません。
でも、とてもやりがいがありますから、頑張ってくださいね。
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答、ありがとうございます。
>でも、愚痴を聞き流したり、同調するのはまずいですよね。
そこらへんが難しく感じていて。。 聞き流すのは「相手を馬鹿にしていることだ」といわれたり、同調も勿論出来ず・・でも、whitedaphneさんのアドバイスを基にこれからやってみようかと思います。
>意外と「自分でやる」ことよりも、「相手にさせる・待つ」
事の方が、ずっと大変だったりするものです。
ついついやってしまいそうになる自分を抑え、相手を待つ姿勢も築いていきたいです。
>福祉の仕事が辛いなと思ってしまうこともあるかもしれません。
でも、とてもやりがいがありますから、頑張ってくださいね。
私は「抱え込んでしまいすぎ」るため、向いてないんじゃない?といわれたばかりです。。が、アドバイスを基に自分がどうしたいのか、Aさんとの関係も考えつつ、進んでいきたいと思います。

本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/08/28 20:09

乱暴な言い方、というあなたの分析は当たっていると思います。


Aさんが障害者じゃなかったらどうでしょうか。会う度に思うようにならないことをぐちぐち言う相手には、あなたはいつまでも優しくできないでしょ。うんざりして、距離を置くと思います。Aさんだからそれが許せるとすれば、それも一種の差別だと思うんですよね。
厳しくじゃなく、客観的に見て、ごく公平にあなたの意見を言ったらどうでしょうか。間違っていると思ったら、静かに指摘すれば。

私は重い知的障害児の親なので、立場は違えどAさんがあなたに甘えたくなる気持ちはよくわかります。毎日が押さえ込んだストレスの連続ですよ。
でもそれを発散するのは、誰にも迷惑をかけない方法を選ぶべきで、少なくとも善意のボランティアに甘えるべきではありません。
そりゃあ、聞いてもらえばすっきりしますよ.言う方は気分がいいです。でも聞く方にも感情はあるんですからね。
愚痴や甘えが出てくれば、片方が一方に寄りかかった関係になって、対等ではなくなります。長続きできないですよね。どうかしたら、あなたも一緒になって人の悪口を言ってる形になる。他人同士なんだから、一線を画すべきだと思います。

障害者はみな純粋で、苦労している分人間ができてると思うのは大間違いです。障害者も、そうでない人と同じように欲望もあり嫉妬もするし、自分より障害の重い人をいじめたり見下したりもするんです。特別視しないで、自然体で接したらいいんじゃないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答、本当にありがとうございます。
>Aさんだからそれが許せるとすれば、それも一種の差別だと思うんですよね。
なるほど。。これにははっとしました。確かに、客観的に公平に、、が大切ですね。
>毎日が押さえ込んだストレスの連続ですよ。
…そうでしょうね。他のボランティアの話を聞くたびに感じられます。そして、私自身はなるべくストレスを感じさせないように、、と反省することしきりです。
>障害者はみな純粋で、苦労している分人間ができてると思うのは大間違いです。
はい、これは知的障害者に関わるボランティアをした時に感じましたね。障害者、の前に一人の人間なんだと。だからこそ、特別視せずに自然体で、、って思っていたつもりがいつのまにか特別視してしまっていたようです。

本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/08/28 20:03

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