アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

以前に、クォークやイラレはCMYK用のソフトだからクイックドローのインクジェットプリンタで印刷しても色が汚く感じるのは当たり前だ、と教わりました。

でもDTPの本などを見ると、チェック段階でpsではないカラーインクジェットを沢山使われていると書かれているものもありました。

そういう時って、キタナイ色のまんまでチェックOK!とかにしてしまうんでしょうか?

また、DTPしてる方々がちょっとした私用で自分用や少数枚だけクイックドローのRGBカラーで印刷したい時もありそうに思うんですが、そういう時って、どのように色をきれいにしているでしょうか?

A 回答 (11件中1~10件)

何度もすみません。



>やっぱり最初からFREEHANDで完結できるように学ばないとダメなんですね・・・

いや、そうではなくて(汗)・・・
ある一つのアプリケーションを使っていながら
別のアプリケーションで作ったプリントチャートの色のほうが“綺麗だから”と言って
そちらを使ってしまうのは避けてください、という事です。

どのアプリケーションを使っても構わないのですが
カラーチャートは必ず
そのアプリケーションで作ってプリントしたものを使ってください、と言う意味です。

そうした中で、少しでもQDプリントを綺麗に上げたいと思うのなら
IllustratortよりもCANVASやFREEHANDのほうがいいですよ、と申し上げたいのです。



また話が混乱するかもしれませんが、私が過去に経験した過ちをお話します。

当初はシャープ製のX68000やら沖電気のArtyGraphicといったPCで
手描きのカンプを上げる代わりとしてCGを使っていました。
プリントされたものをデザインとして顧客に見せて
そのあとはそのプリントを元に「版下」を作り「色指定」をして
印刷会社に渡していました。

その後にMacと共に「カラーのDTP」という概念が入ってきて
仕事の環境もそちらに移っていきましたが
やはり当初はCANVASでカンプを作って「版下」~「色指定」という形でした
(当時、カラーで作業ができるドローソフトはCANVASだけでしたから)。

そのうちIllustratorから直接印刷版に出力できる、ということを知って
そちらに移っていったのですが
当時はまだ無知でした(参考書もなかったし)からQDとPSの違いも分からず
やはりIllustratorからのプリントの発色が気に入らずに
幾つかのアプリケーションでカラーチャートを作成して、
チャート上の数値が同じでプリンタも同じなら綺麗なほうを使おう、と思ったのです。

同様に“プリンタと同じように印刷できるもの”と思い込んでしまっていて
できるだけ綺麗なプリントを作ろう、ともしていました。

今になって思えば、とんでもない誤解を積み重ねていた(笑)のですが。

ですので、多少立場は違うかもしれませんが、
ご質問者のような疑問が涌くのは無理もないと思います。



>クイックドローの理念を考えると、
 データ形式が何であっても
 画面表示と同じ印刷に合わせる建て前だと受け止めていましたので

本来はそのはずだったのですが、写真などを自家プリントする需要が増えてきて
各メーカーが独自の解釈を加えてプリンタドライバを作り出したために
ドライバ(アプリケーション)に左右される、という現象が起きてしまったのでしょうね。

その点でPSはAdobe社が徹底管理してくれたことで
DTPの基本概念が守られたという事にもなります。
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この回答へのお礼

大変ご親切に論理的に教えて頂き本当に有り難うございます。


>本来はそのはずだったのですが、写真などを自家プリントする需要が増えてきて
>各メーカーが独自の解釈を加えてプリンタドライバを作り出したために
>ドライバ(アプリケーション)に左右される、という現象が起きてしまったのでしょうね。

なるほど、これが全てを一言で表す真理ですね!!
やっとスッキリ納得出来ました(^^)
RGB用、CMYK用だから、という言い回しで多く語られるから誤解が起きる訳で、
実はCMSとクイックドロー概念のガイドライン違反がドライバー設計で当たり前になっている、
というのが実体なんですね^^。
ユーザーインターフェイスでも「絶対守られている」というルールが例外だらけで一貫性
がないのでおかしいなあ、と思う事がしばしばでしたので、これで謎が一気に解けました。

DTPの場合、色の道の専門家の方々ですので差が生じる事を人的な知識と経験で補正され
ますので「問題」ではなく、差の起きる常識、と認識されて定着していると思えばよさそう
ですね。
(多分マックのシェアがウインドウズと半々で、for the rest of usの原理が徹底されて
いれば、クイックドローの印刷はRGBでもCMYKでもとっくにモニター画面表示通りに統一
されていたのでは?と想像してみました^^)

>その点でPSはAdobe社が徹底管理してくれたことで
>DTPの基本概念が守られたという事にもなります。

これは管理というよりもアスキー文字言語出力される所から読めないPSエラーになる
と使い物にならないので、勝手な解釈が入り込む余地がなかったのかもしれないですね。

ここで質問してみて本当によかった!とおもいます。
DTPカテゴリの皆様ほんとうに感謝しています!!

お礼日時:2005/09/24 15:49

>するとこの場合の「自作チャート」は、


 たとえバージョン8以降であってもillustratorで作るよりはFREEHANDのほうが、
 より正確なRGBチャートになる、と理解してよいですね?

勘違いがあるといけませんので補足です。
プリントに用いるアプリケーションで作成~プリントしたチャートを
色指定に用いなければいけません。

つまり、Illustratorで作成~プリントしたチャートはIllustratorからのプリント用に、
FREEHANDで作成~プリントしたチャートはFREEHANDからのプリント用に使います。
その逆や、適当に“色の綺麗なほう”を使ってしまうのが何よりの間違いです。

もちろんCMYK値が同じなら、商業印刷機では全く同じ色に再現されますが
QDプリンタの出力はアプリケーションに大きく左右されると言うことです。
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この回答へのお礼

色々ご親切にどうもありがとうございます!

>適当に“色の綺麗なほう”を使ってしまうのが何よりの間違いです。

はあ、難しいですね^^;
やっぱり最初からFREEHANDで完結できるように学ばないとダメなんですね・・・

>QDプリンタの出力はアプリケーションに大きく左右されると言うことです。

なるほど、これもクイックドローの設計理念と、現実の画面色表示とプリンタの色表示は、ドライバでどんなに頑張ってもらっても一致できない矛盾がある、と思っておく必要があるわけですね!
(クイックドローの理念を考えると、データ形式が何であっても画面表示と同じ印刷に合わせる建て前だと受け止めていましたので混乱がなかなか解けませんでした)

お礼日時:2005/09/24 05:30

見るのが遅くなっちゃってすでに回答が出てますね。

補足的な回答になりますが、バージョンがCSシリーズになってからのイラストレータ、フォトショップはPS向けのDTPというよりクイックドローで出力したり、webで製作する人向けをメインターゲットにしてると思います。CSは実際に現場で使ってるわけではないのですがそのように感じます。
アドビのプレゼンに参加したっていう人の話しでもPS機能はインデザインにまとめてこれ一本で売っていく感じがしたと言っていました。事実上この二つのソフトがDTPから消えることがすぐには起きるとは思いませんが、アドビの狙いとしている客層は変えているのは確実です。
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この回答へのお礼

いろいろありがとうございます!

なるほど、どうも私の混乱は、マックというパソコンの理念、と、プロ向けDTPソフトがごっちゃになっていたんだな、と気がつきました!

ページメーカーやクオークは完全にプロの使う品物、ということは前からわかっていたのですが、イラレも当初の設計理念は印刷屋さんだけをターゲットにした製品だった訳なんですね。

すっかりパソコンお絵書きの定番化した感じに受け止めていましたので、これが大きな勘違いの元でした^^

(でもCSになってからコンセプトが変更されたことを考えても、私と同じ勘違いをしてしまう人は昔から多かったみたいですね^^;)

お礼日時:2005/09/24 05:22

>アクロバットのpdf生成で、CMYKとRGBの選択肢、というのもあるのでしょうか?(マック版アクロバットはCMYK専用で、Win版だとRGB専用に設計されているのでしょうか?)


そのままならCMYKからPDFにするばCMYK、RGBならRGBになりますが、保存時に変えることが出来ますよ。
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この回答へのお礼

どうも色々とありがとうございます!

わたしのアクロバットはバージョン4なので多分古いせいでしょうか保存時の切り替えメニューがついていませんでした。
新しいバージョンだといいのかもしれませんね。

自分で作ったpdfが、CMYKなのかRGBなのかをうまく見分ける方法というのはありますでしょうか?

(最近はいろんな他社の互換pdfがあったりしますし、他人からもらったpdfが何なのかもちょっと気になります)

お礼日時:2005/09/24 05:13

やっと話の方向が見えてきました(笑)。



>「自宅のクイックドロープリンタ」で印刷する、という点での疑問です。

Illustratorは特に商業印刷向けに特化したソフトです。
つまり、CMYKデータをPostScriptで記述して
イメージセッタに渡すためのソフトと言うことです。
RGBの画面表示は便宜的なものでしかありませんでした。
昔のバージョンなんて常に白黒画面で作業を進めて、
カラー表示はオプション扱いで、カラー画面での作業は出来ずに
単なる表示機能しかありませんでしたから。
もっと昔の、版下にサインペンで色指定をしてきたような人にしか
扱えないソフトでした。
もちろんRGBでの作業もできませんでした。

最近になってWEBとのデータの使い廻しが必要という事から
RGBでの作業や展開が出来る用になりましたが
それもWEB用であって、プリント用じゃありません。
ですから今でもインクジェットプリンタでのQDプリントは
Illustratorの守備範囲から外れると思います。

※他の方の回答に出てきましたが、
 インクジェットプリンタでも
 「CPSスフトリッパー」を使えばPSプリントが可能です。
 が、この場合でもプリンタ側での発色のコントロールはできません。
 ここでも「データが全て」というスタンスです。



同様なソフトでFREEHANDやCANVASがありますが
こちらは最初からQDプリントを視野に入れていましたから
ドローソフトで少しでも品質のいいものを、とお考えなら
こちらのソフトを選ばれたほうがいいかと思います。

実際にIllustratorとFREEHANDで同じデータをプリントしてみれば
FREEHANDのほうが遥かに綺麗にプリントされます。

私は上記の3本を目的に応じて使い分けています。



それと

>本当ですか?それでは玄光社やBNN,DTPWorldなどの参考書は
 軒並み信用できないものと割り切っておいたほうがよさそうですね…
 これらの参考書でかなり間違ったことを信用してしまいました。

どうもご質問者は物事を極端に捉える性格のようですね(笑)。
「軒並み信用できない」んじゃなくて、そんなものもある、という事です。

同様に、MacだからダメでWindowsだからイイ、とか
QDでは出来ない、PSなら可能とか
色々と思い込みが強くて、しかも極端なように感じます。

そうではなくて、
「いい場合もあればダメな場合もある」くらいに考えたほうがいいです。
「そんなイイカゲンな」と言われそうですが、所詮はそんなものです。
そして、そのイイカゲンさを埋めるものが“経験”なんです。
これを速攻で埋められるような都合のいいものはないと思います。

ただ、ご質問者がここでこれだけ悩んで、
それについて様々な回答を得てきた事は、
ご質問者にとっては大きな“経験”です。
その中からご質問者にあった“回答”を、
これから作り出していけばいいと思います。



話を戻しますが、
モニタの色空間設定は、RGBデータの作成作業ならsRGBが適切です。
それにあわせてアプリケーションの設定も変える必要があります。
Illustratorの場合では
「カラー設定」画面での「RGB設定」を「sRGB」にしてください。
同項の「CMYK設定」は無視して構いませんが
何かを選ぶとしたら「Japan Standard V2」にすれば
CMYKの表示色が多少正確になります。

そして、インクジェットのQDプリントが最終目的なら、
データもRGBで作るほうがいいです。

その場合、色指定や色選択も
市販のCMYKカラーチャートを参考にしないようにしてください。
もしカラーチャートが必要な場合は
お使いのアプリケーションでご自分でカラーチャートを作成して、
それをお使いのプリンタで出力したものを使用するようにしてください
途中でCMYKが入ってくるから色変化の問題がでてきます。

そうやってご自分の作業環境をしっかりと把握できるようにすれば
MacもWinも関係なく望む発色が得られるようになってきます。

この回答への補足

どうも大変ご親切にありがとうございます!!!!!
もうマックの前で感涙がこみあげてます。
嬉しさの余りお礼補足欄の両方にまたがってしまいますがお許し下さい。

>ですから今でもインクジェットプリンタでのQDプリントは
>Illustratorの守備範囲から外れると思います。
>実際にIllustratorとFREEHANDで同じデータをプリントしてみれば
>FREEHANDのほうが遥かに綺麗にプリントされます。

なるほどそうなんですね、Illustratorを勉強してる最中なので、いきなり替わるのはあぶ蜂取らずになりそうで心配ですが、印刷時だけFREEHANDに渡す、ということぐらいはしておいたほうが良さそうですね。

>同様に、MacだからダメでWindowsだからイイ、とか
>QDでは出来ない、PSなら可能とか
>色々と思い込みが強くて、しかも極端なように感じます。

これは私が出会って来た偉大な伝道師さんたちが、おしなべて大聖人クラスばかりだった、ということになりそうですね^^
素人の素朴な質問でも許されて、なおかつDTPの専門のかたにお話が聞けるチャンスのあるokwebで質問して、ホントによかった!と実感しています。
今までこういうことばかりでしたので、やはりマックコミュニティは有無を言わせぬ中世ヨーロッパ宗教だと改めて実感してしまいます。


>その中からご質問者にあった“回答”を、
>これから作り出していけばいいと思います。

どうもありがとうございます^^

補足日時:2005/09/23 01:24
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この回答へのお礼

>モニタの色空間設定は、RGBデータの作成作業ならsRGBが適切です。
>それにあわせてアプリケーションの設定も変える必要があります。
>Illustratorの場合では
>「カラー設定」画面での「RGB設定」を「sRGB」にしてください。
>同項の「CMYK設定」は無視して構いませんが
>何かを選ぶとしたら「Japan Standard V2」にすれば
>CMYKの表示色が多少正確になります。

これはズバリ核心!を教えていただき、本当に助かります!
さっそくこれに切り替えて、どれぐらい違いが出るか試してみます!

>その場合、色指定や色選択も
>市販のCMYKカラーチャートを参考にしないようにしてください。
>もしカラーチャートが必要な場合は
>お使いのアプリケーションでご自分でカラーチャートを作成して、
>それをお使いのプリンタで出力したものを使用するようにしてください
>途中でCMYKが入ってくるから色変化の問題がでてきます。

なるほどそうなんですね、するとこの場合の「自作チャート」は、たとえバージョン8以降であってもillustratorで作るよりはFREEHANDのほうが、より正確なRGBチャートになる、と理解してよいですね?

>そうやってご自分の作業環境をしっかりと把握できるようにすれば
>MacもWinも関係なく望む発色が得られるようになってきます。

おかげさまでおもしろ半分にからかい回されることがなくなりそうです。
これは私にとっては実に真剣な体験ですので。
真実がわかりました。
本当に有り難うございました。

お礼日時:2005/09/23 01:26

質問の意図することが正直分からないので、全然回答になっていないかもしれませんが。



印刷機で刷るのではなく、プリンターで出すのがキレイでよければ、イラストレーターのデータ作りの時に、CMYKではなくRGBで色指定すればいいだけじゃないでしょうか?
イラストレーター5.5Jでは古くて無理ですが、8.0J以降なら、ウインドウの「カラーを表示」→一番右上の三角をクリックすると「RGB」というのがあるのでそれを選択。これで、CMYKではなく「RGB」指定できます。すでにCMYKの指定した色から「RGB」にも変換できます。
貼り込み画像データの保存形式は、CMYKの.eps形式ではなく、RGBの.jpeg形式にしておきます。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます!
おかげさまでやっと来ん柄がッた迷路に光が見えて来ました!

>イラストレーター5.5Jでは古くて無理ですが、8.0J以降なら、ウインドウの「カラーを表示」→一番右上の三角をクリックすると「RGB」というのがあるのでそれを選択

>貼り込み画像データの保存形式は、CMYKの.eps形式ではなく、RGBの.jpeg形式にしておきます。

なるほど!!!
昔からのマックファンの方で、なおかつ印刷業務に従事して無い人だと特に守備範囲が狭くて強烈な自己体験で新人を洗礼してくれちゃう^^;という真相ですね!

理由もへったくれもないので、恐ろしさに縮み上がりながら、種々の解説書との矛盾に苦しんで来ました。

ああ、これでやっと私、開放されました!
ありがとうございました。

あ、「恥はかき捨て」と割り切って、もう一つ伺って宜しいですか?
アクロバットのpdf生成で、CMYKとRGBの選択肢、というのもあるのでしょうか?
(マック版アクロバットはCMYK専用で、Win版だとRGB専用に設計されているのでしょうか?)

↑こういった点について、「偉い、偉くない」というお決まりの説法ばかり聞かされて来たので悲しくなってました。

お礼日時:2005/09/23 00:58

ほとんど全部はNo4さんのおっしゃる通りだと思います。

まず基本的なことで混乱されてるのでしょうね。印刷の工程としくみを勉強されるのが一番なのですが、なかなか工場の中を見せてくれる印刷屋さんってないでしょうね。
要するに質問者さんの一番聞きたいことはRGBの通り印刷はできんのか?ってことでしょうか?
簡潔に言うとそれは無理です。技術的にというより物理的にです。しかし先述した通りニス刷りや最近は補色としてRGBの特色もあるらしいので、6版や8版刷りすればかなりRGBに近づけるのではないかなと思います。
説明下手な手前難しいことを羅列しちゃってますが、ご理解いただけたら幸いです。

この回答への補足

どうもありがとうございます、もうひと押しお願いします^^!!

>要するに質問者さんの一番聞きたいことはRGBの通り印刷はできんのか?ってことでしょうか?

そうなのですが、「印刷屋さんにRGBで頼む」ではありませんで、「自宅のクイックドロープリンタ」で印刷する、という点での疑問です。
アクロバットやイラストレーターなどPSソフトのたぐいはホントに、強制的にCMYKモードのデータにしかならないのでしょうか?

補足日時:2005/09/22 13:49
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この回答へのお礼

すみません、分割しちゃいまして…
私の文章表現力が悪くて、一生懸命親身なご回答者の皆様にご迷惑かけてるかもしれません。

ようは、学校や小オフィス、家庭などの印刷業に従事していない一般マックユーザーでもこれらのソフトを沢山使っているわけですが、全員がきたない色のプリントでホントに我慢してそれでもマックを後生使い続けてるのかな?
という疑問も質問の背後の気持ちとして、おおいにある訳なんです。

そういうユーザーの用途をメーカーが無視しているというのも商売上考えにくいと思いますので。

どうぞよろしくおねがいします^^

お礼日時:2005/09/22 14:10

基本的な立場の違いを意識する必要がありますよ。



商業印刷に使用するデータは、すべて最終印刷機の仕様にあわせてデータを作り上げる必要があります。
つまり、出来上がったデータが印刷物の品質をすべて左右するものです。

逆にプリンタで出力する場合は、データはそのままでも
プリンタの設定しだいで出力結果を変えることができます。
この場合は、データは同じでもプリンタ設定で結果が変えられます。



ですので、商業印刷向けのデータをプリンタで出力したいのなら
データには手を加えずに、プリンタ設定で調整するしかありません。

で、当然のことですが、そうして出来た“綺麗な”プリントは印刷見本としては使えません。

よくあるトラブルの際たるものが
「ウチのプリンタと同じ色が印刷機で出ない」というものです。

その辺りの基本的なルールも守れない(知らない)プロさんが増えていますね。



同様に、印刷原稿を別目的でインクジェットで安定したプリントをしたいのなら
やはりプリンタに合わせてデータを作り替える必要があります。
CMYK画像をRGBの戻すとか、モニタの色空間を変更するとか
いくつかの項目でPS出力をQD出力用に変える必要があります。



>チェック段階でPSではないインクジェットを・・・
と言うのは、発色チェックが目的のプリントではなく
データの概要を示すだけのプリントだろうと思います。
その後に色校正を出して、その段階で発色に問題があれば色調整を行う、という
後工程の事まで考えてのプリントではないでしょうか。
あるいは、そのDTPの本の作者が無知か(けっこう多いです)、無責任か。

>キタナイ色のまんまで・・・
慣れた制作者ならプリンタと印刷機の発色の違いを自然に吸収して観察しています。
それにはやはり経験が必要です。
“新しいCMSを導入したから誰にでも同じ結果が得られる”と思うのは危険です。
それができない人が上記のような苦情を言い出すようです。

DTPソフトをプリンタドライバ替わりに使うというのも間違いです。
QDプリントはあくまでデータチェック用と割り切る必要があります。



>あなたのような頭の悪い人は・・・
つまり、「物事をしっかり理解しないまま、中途半端な知識で混乱を引き起こすくらいなら
すべてに立ち入らないでこちらに任せなさい」と言いたいのだろうと思います。
WYSIWYGやCMSなど、PCの中でしか通用しないものを印刷現場に持ってきたり
WinのQDプリントを持ってきて「このように綺麗に」などと言い出されても
業者は「説明」が下手ですから(笑)。



ごめんなさい。“だからあなたは何をすべきか?”にまで辿り着けませんでした。
かえって混乱を引き起こすだけになってしまいそうです(汗)。
補足説明の必要があれば、出来る範囲でします。
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この回答へのお礼

大変お詳しく、本当に有り難うございます!

>同様に、印刷原稿を別目的でインクジェットで安定したプリントをしたいのなら
>やはりプリンタに合わせてデータを作り替える必要があります。
>CMYK画像をRGBの戻すとか、モニタの色空間を変更するとか
>いくつかの項目でPS出力をQD出力用に変える必要があります。

この辺の概念を実務に反映するには、どんな操作が必要になるかを是非この機会に教えていただけましたら助かります。
(経験から導かれる勘で予想される色の値に変更し、気に入るまでトライ&エラーで変更する、ということでしょうか)


>>チェック段階でPSではないインクジェットを・・・
>と言うのは、発色チェックが目的のプリントではなく
>データの概要を示すだけのプリントだろうと思います。
>その後に色校正を出して、その段階で発色に問題があれば色調整を行う、という
>後工程の事まで考えてのプリントではないでしょうか。
>あるいは、そのDTPの本の作者が無知か(けっこう多いです)、無責任か。

本当ですか?それでは玄光社やBNN,DTPWorldなどの参考書は軒並み信用できないものと割り切っておいたほうがよさそうですね…
これらの参考書でかなり間違ったことを信用してしまいました。

>ごめんなさい。“だからあなたは何をすべきか?”にまで辿り着けませんでした。
>かえって混乱を引き起こすだけになってしまいそうです(汗)。
>補足説明の必要があれば、出来る範囲でします。

どうぞよろしくおねがいしますm(__)m
私の混乱のみなもとは、#3の方のお礼欄に載せたような現実に起きている矛盾点なのですが、こういう差異の生じる本当の理屈さえわかれば振り回されずに済みます。
マックだと正確にCMYKに解釈されてRGBでは汚くなる、Winだと不正確なのでRGBでも綺麗に印刷できてしまう、という原理は本当に真理なのでしょうか?

また、illustratorなどは単純に絵を書きたい素人も非常に多いです。そういうユーザーまで必ずRIP付きプリンタを用意しなければならないような設計をアドビがしているとも想像しにくいので、変だなと悩んでしまっています。

お礼日時:2005/09/22 12:45

セミプロの印刷屋です。


>DTPしてる方々がちょっとした私用で自分用や少数枚だけクイックドローのRGBカラーで印刷したい時もありそうに思うんですが、そういう時って、どのように色をきれいにしているでしょうか?

最近写真屋さんの様な業務も頼まれることもありインクジェットプリンタで数枚程度の出力をすることがありますが、その場合はRGBでやっちゃいますね、今のインクジェットってプロセスカラーに加えて補色もあるからその方が俄然綺麗に出ます。アナログ時代から印刷に携わってる方ならご存じの方も多いのですがニス刷りという技術があったんですよ、発想的にはそういうものだと思って作業しています。

>チェック段階でpsではないカラーインクジェットを沢山使われていると書かれているものもありました

たしかに個人のお客さんなどは普段の生活に高価なPSプリンタを持つ必要なんてありませんからそれは当たっています
中にはCMYKにする意味が分かってないデザイナーさん等もいますが(笑)コスト的なことでも導入していない製作所もあります。そういうところからくる出力はソフトRIPというものを使ってらっしゃいますよ。
RIPってなんぞや?って思いましたら検索してみましたのでリンクを参考にしてください。

>あなたのような頭の悪い人はWindowsで充分です、と言われたこともありました。

本題とは余り関係ありませんが、私の職場はアナログにこだわりすぎたこともありDTP移行は遅かったです(だからって私が若くないということではありません)そこから半分独学でmacでやってきて、数年前から必要にかられてWindowsも少し触るのですが、後者の方がなんか理屈臭くて使いにくい上に色も合わせ辛い(そこは慣れか?)ですけどね

参考URL:http://www2.ocn.ne.jp/~eik/05-07cps.html
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます、やはり結論としては、「三種の神器」に使用するプリンタはPSでなければ解決できない、ということでしょうか?

どうにも良く飲み込めない一点をどうか教えて下さい。

RGBモードで作成された絵や写真
(自分のデジカメや素材集等)

アクロバットでpdfにする/イラレに貼り込む

ウインドウズでRGB印刷するとモニタ表示どおり綺麗にプリントできる
マックでRGB印刷するとくすんだ色にプリントされる
※二者は同じプリンタを使用して、メーカー設定の同等項目をドライバで選択しています

この現象の回答として、
「アクロバットやイラストレーターはCMYKのソフトだからクイックドローでは汚く見えて当然」
「Windows版で印刷して綺麗に見えてしまうのはOSがいい加減だから」
という理由を教わったのですが、これは本当なのでしょうか?
(どうも過去に教わったこの説明は違っているのでは?と感じて仕方ないのです。混乱の元なのですが)
なぜならば、クロスプラットフォームを宣言しているアプリですから、OSに左右されないことを重視してデータが出来上がらないとメーカーはウソをついていることになると思うのです。
また、RGBのデータを作る事はほんとうに一切出来ない仕様になっているのでしょうか?

フォトショップはわかりやすいのですが、その他のDTPソフトの色の概念がどうしても振り回されてしまいます。

お礼日時:2005/09/22 12:20

印刷会社勤務です。

キタナイ色のまま入ってきたりします。というかカラーのデータなのに出力見本がモノクロだったりということもあります。でも、ある程度、経験で分かると思います。

RGBのデータのまま印刷したい時は、データはRGBで作り、ある程度良い複合機ならばプリント時にRGB補正という機能があるので、それにチェックを入れれば結構キレイにRGBデータをそのまま出力できます。RGBからCMYKに無理に変換よりは濁った色にならず、はるかにキレイです。もちろんなんでもではありませんが。
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この回答へのお礼

印刷の専門のかたにご回答いただけてとても助かります!
どうか助けてください。

>データはRGBで作り

この一番基本的なところがワカッテナイ訳なんですが、

Photoshop=カラーモードRGB・CMYKのメニューで作り分ければいい、
Quark  =上記のようなデータを貼り込めば良い、
というところまでは大体見当がつくのですが、

illustratorで作るイラスト画、
illustlatorに貼りこんだWeb素材等が原料のRGB画像、
・・・これらモニタでは鮮やかに見えるものが、クイックドロープリンタで印刷する
とくすんで見える、

ということや、

上記のような方法でillustratorで作ったpdf(モニタでは鮮やかに見える)を
クイックドローで印刷するとくすんで見える、

という理由が、「DTPソフトはCMYKだから当り前なんだよ」という今まで頂いていた
回答と、どうもうまく私の頭の中ではマッチしなくて悩んでいます。

Windowsのアクロバットリーダーから印刷するとキレイな色に印刷できてしまうのは
Windowsがきちんとしていないからだ、と教わっているのですが、素人目にはモニタ
とほぼ一致した色味で印刷されるのでWindowsのほうがWYSIWIGなように思えてしま
って悩んでいます。

お礼日時:2005/09/21 00:53

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