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 教科書の練習問題に次のような問いが出してあります。
 「方々で取り上げられる現実を見ながら自分の子供の将来に(  )不安を覚えざるを得なかった。」選択肢は「ふと」と「突然」です。
 正解は「ふと」です。赤井英和さんの文章『自立教育のすすめ』からの文です。でも、なぜ「突然」はだめなのでしょうか。どなたか教えてくださいませんか。

A 回答 (4件)

突然、を使うと、いきなりふって沸いたように、不安を感じた、という意味になるからではないでしょうか?


現実をみていて、はたと思った、という雰囲気ですので、やはり「ふと」が適切かと…。

上手く説明ができず、申し訳ないです…。

声に出して読んでみても、音の感じも悪いですしね。突然だと…。
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Yahoo!辞書の大辞泉で双方の単語を検索してみました。


突然:予期しないことが急に起こるさま。だしぬけであるさま。突如。
ふと:はっきりした理由や意識もないままに事が起こるさま。思いがけず。不意に。ふっと。
とあります。
これだけ読むと確かによく似ています。

この「突然」の項にある、「突然と不意にの違い」についての説明に、
「突然」は、前触れなしに急に何かが起こるさまに意味の重点がある
との記述を参考にして考えたのですが、

「突然」は急に何かの物事が物理的に発生したことだけをシンプルに表し、
「ふと」は外形的には、「突然」と同じく急に何かが発生しているが、
そこにはっきりした理由や意識まではないものの、
不明確な何らかの理由や意識、きっかけ等が引き金になっている場合を表しているのではないでしょうか。

「突然立ち止まる」と「ふと立ち止まる」
という例文を比べていて上のような説明を思い立ちました。

それで、この練習問題の場合、
「方々で取り上げられている現実を見」て、
そこでなにか明確な思いを抱いたわけではないけれども、
明らかにそれがきっかけとなって
「自分の子供の将来に不安を覚え」た
のだから、単に「急に発生した」ことを示す「突然」よりも
「ふと」の方がふさわしいということではないでしょうか。
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No.2の方の補足的な回答ですが。



「突然」は『予期しない』『だしぬけ』で、《前触れがない》状態。
「ふと」は『はっきりしない』ながらも、《あやふやな理由や意識》がありうる状態。

「方々で取り上げられる現実を見ながら」とあるって、それが、「自分の子供の将来に不安を覚る」漠然とした理由になっているからでしょう。
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作者がいろいろな現実を見て不安を感じるに至った因果関係(脈絡)の度合いによると思います。



もし「ふと」も「突然」もなかったとしたら、作者は不安の原因を確信しているといってもいいでしょう。
「ふと」であれば、漠然とした因果関係のありそうな不安を感じとったということになり、「突然」であれば、ほとんど脈絡なしに湧き起った感情になると思われます。また、「ふと」はじわり湧き起った感情であり、「突然」はもっと明確な感情であるようにも感じられます。

「不安をおぼえざる得なかった」という感情であれば激しさや明確さが感じられるほどでもなく、因果関係をはっきり自覚できているとは言えないにせよ、薄々何か原因をつかんでいる感じが読み取れます。

つまり、「ふと」が適切で「突然」は次点というよりも「ふと」しかないと言えるのではないでしょうか。
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