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私は大学1年生の者です。先日大学の教養科目で経営関係の授業を受けた時に、株式会社の仕組みを簡単に聞きました。そこで、経営資金の話として、株が下がると資金が苦しくなる、と聞いたのですが、なぜ株が下がると経営や資金に影響するのか良く分かりませんでした。以下の理解で正しいのでしょうか?
(1)株を公開する時や株数を増やして増資をする時や株を売却する時には、高い株価であればより多くの現金を得られるので良い。
(2)資金を借りる場合、株が上がれば会社の自己保有株の資産も上がるので、会社全体としての資産が上がり、信用力で金が借りやすくなる、Or低い利率で借りられる。(また、利益として計上できるので、決算期も嬉しい。)
(3)対株主として、株価が下がれば当然株主訴訟のような事になりかねなく、経営者が首になる可能性がある。
(4)株価が低いと簡単に買収されてしまう。
以上が株価の上下が経営に影大きく響する項目だと思っています。(多分細かな部分ではもっと多くの影響があるのだとは思いますが)
つまり、資金に関して言えば、極端な話、(1)、(2)以外なら株価が下がっても、直接使える手持ち資金が減るわけではない、で正しいでしょうか?
もし、株価の上下ががもっとクリティカルな事につながるケースがあれば、教えて下さい。
(専門は電子工学なので経済についての知識はあまりありませんので、もし宜しければ分かり易く教えて頂けると助かります。また、経営関係の本で、少し知識を持っている素人が読むのに適した本などありましたら紹介頂けますと嬉しいです。)

A 回答 (2件)

「経営学」だとすると、一般の大手企業を考察の対象にすると思います。

その企業の株価が下がるということは、企業の業績がよくないか、将来わるくなると言った原因が考えられます。最近の事例だと、あさひ銀行の株が100円を割ったとして話題になりました。これは、大和銀行との経営統合がうまくいかないのではないかという思惑からでした。この場合だと、経営がうまくいっていないから株価が下がるとも言えます。経営のうまくいっていない会社に投資したり、融資したりすることはないので、そういう意味では、資金が必要であっても調達できないということもあるでしょう。
また、日経平均株価の下落のように、株式市場全体が不振であるときに、そういう全体的な趨勢のために、特定の会社のみが資金調達がうまくいかなくなるとは考えにくく、全般的には、株を買おうという人がいなくなるので、どの会社も株式の新株発行ができないとか、社債も発行しにくい状況になるかもしれません。
わたしは、その授業を聞いていないので、具体的にどのような話なのか正確には分かりません。思いつくことを書いてみました。
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この回答へのお礼

御回答どうもありがとうございます。もう少し自分でも勉強してみます。

お礼日時:2001/11/24 12:17

(2)については、金庫株が解禁されていないので、


違うと思います。基本的に自社株の取得はできません。

本来、株価は経営の結果ですから、それが経営そのものに
直接影響する事はありません。
特に成熟産業では株価よりも資産を見て融資や投資は
行われますから、無視しうるともいえます(たとえば海運)

しかし、成長産業は別です。
こういう産業では、常に新しい資金を必要としています。
資産が無くて銀行融資はそんなに受けられませんから
新株発行、社債の発行(特に転換社債)といった方法での
資金調達が必要になります。
新興企業が上場を急ぐ理由もここにあります。
この場合には株価は非常に大きな意味をもつことになります。

もうひとつ、企業グループが複数社で構成されている場合も
株価は意味を持ちます。
お互いがお互いの株を持ち合い、これを担保にして
銀行融資を受ける場合を考えてみてください。
担保価値は高ければ高いほうが良いですよね。
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この回答へのお礼

分かり易い御回答どうもありがとうございました。自分でももう少し勉強してみます。

お礼日時:2001/11/24 12:16

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