No.7ベストアンサー
- 回答日時:
以前、現役のプロカメラマンの写真教室を受講したことがあるのですが、失敗写真のスライドをたくさん見せてくれて、どこが悪いかを詳しく説明してくれました。
2時間くらいの簡単なものでしたが、なかなか濃い内容で、とても参考になりました。
ツノ出しや首切りなんかも、「ポジションを少しずらすだけで、こういうふうに解消できます。」と言って、失敗作例と成功作例を比較できるようにして見せてくれました。
こういうのって、なかなかいいと思いますよ。
この回答への補足
カメラマンではなく新人モデルの研修を目的に「ポートレート講座撮影会・ポージング編」を開催したことがあります。モデル2人、カメラマン12人が参加して、90分2000円で開催しました。
「猫背は貧相にみえるので絶対にやってはいけません。猫背というのは背中を丸めることですが、同時に肩胛骨が離れた状態になることをいいます。(カメラマンに向かって)試しに肩胛骨を近づけてみてください。その状態で猫背になることはできないでしょう?手を体よりも前に持って行くと肩胛骨が離れます。座ったときに膝の上に手を置くと猫背になりやすいのは肩胛骨が離れているからです。(モデルに実演してもらう)それでは膝の上に置いた手を胴体の真横まで動かしてみましょう。(モデルに実演してもらう)肩胛骨が近づきました。この状態で猫背になることはできません。つまりベンチに座るときは膝の上ではなく胴体の横に手を置けば猫背にはならないし、バストが上向きになりスタイルが良くみえます。
(カメラマンに向かって)ポートレートで顔を綺麗に撮るのは当たり前です。顔だけに注目するのではなくてスタイルも綺麗になるように撮ってあげましょう」
という内容を撮影タイムを設けて喋ったら好評だったので、その後も「構図編」などと名前をつけて継続開催しています。
でも僕だけの努力じゃダメなんですよね。
アドバイスありがとうございます。
昔だったらモデル撮影会の主催者はポートレート撮影が大好きで、顔を綺麗に撮るだけじゃなくて、どうしたら脚を細く長く見えるように撮るか?ウエストを細くスタイル良く撮るにはどうしたらよいか?1枚の写真に季節感や土地柄を表現するにはどうしたらよいか?平面的な写真に奥行きを持たせるにはどうしたらよいか?などをよく考えていました。
ところがネットが普及してからは、主催者側の種類が変化したように思えます。ポートレートを撮ったことがないカメラマンが女の子と仲良くなるためにモデル撮影会を主催したりすることが当たり前になりました。
例えばモーターショーなど展示会でコンパニオンのスナップばかり撮っていた人間が、コンパニオンと仲良くなるために撮影会を主催しているような例もあります。
スナップの氾濫にポートレートが絶滅するのではないかと心配していますが、写真教室とスライドによる比較は有効なアイデアだと思います。
No.8
- 回答日時:
#2です
皆さんの書き込みを見ていて思ったのですが・・・
RQやタレントさんをモデルさんにする時は、構図無視の撮影会。(RQやタレントさんは自分のHPでファンを集めてしまうでしょうから)
しっかりとしたポートレイトの撮影会の時は、カメラマンと必要以上の会話をしない、撮影モデルとしての自覚のある人をモデルさんを呼べば良いのではないでしょうか。
私もモデル撮影会によく参加しますが、RQをやっているモデルさんは、自分のファンをつれて来てキャーキャーやってる事もたまにあります。
撮る側だけでなく、撮られるモデルさんの質も問題なのでしょうね。
蛇足ですが、私も角だし、目切り、わかりませんでした。
説明を読んだところ、角だしは「串刺し」目切りは「首切り」と同意語だと知りました。いろいろ言い方も違うんですね
先日、他所の撮影会に参加しましたが、モデルが遊んでいる姿を撮影するという感じでした。当然、ろくな写真は撮れなかったし、90分間(参加費は6000円)いて40枚しか撮影できなかったけど、僕以外の参加カメラマンは楽しそうだったので、それはそれでよいのかもしれないと思いました。
仰るとおり、分けて考えた方が良いのかもしれません。
No.6
- 回答日時:
#4です。
角だし、目切りの説明ありがとうございます。
撮影する側の人間なので、このような用語は普段使わないですからねぇ知らなかったです、アマチュアの方はたいへんですね。
「下手くそなカメラマンほど・・・」
主催側自らこのような意識で発言されるのはいかがな物かと?
構図などは、撮影者の意思を尊重することが懸命であって、それが下手だ上手だとか導く物ではありません。
主催者が求める写真を撮ってもらいたいのであれば、そのような写真教室に近い撮影かいを設けて、それに見合った指導をする事をお勧めします
そうすれば、主催者の納得できる写真が出来あがります
ただ、角だしや目切りが写真の評価を悪くするという最大の要因だということは決してありませんので、自らもカメラを持って撮影をする事をお勧めしますよ。
再度書き込みありがとうございます。
>撮影する側の人間なので、このような用語は普段使わないですからねぇ知らなかったです
これはキーボードの打ち間違いでしょうね。正しくは
「撮影しない側の人間なので、このような用語は普段使わないですからねぇ知らなかったです」
と打ちたかったのでしょう。
>構図などは、撮影者の意思を尊重することが懸命であって、それが下手だ上手だとか導く物ではありません。
それは全くその通りですが、できあがった写真を見て、「どうしてこの位置に洗剤が置いてあるのですか?」と問いかけても返答できないのですよ。つまり彼なりに構図を考えた結果として頭から洗剤が生えた写真を撮ったのではなくて、構図を考えなかったからそのような写真ができてしまったのです。
カメラマン自身が考えた構図なら、それが僕の感覚と違っても尊重しますよ。
>主催者が求める写真を撮ってもらいたいのであれば、そのような写真教室に近い撮影かいを設けて、それに見合った指導をする事をお勧めします
以前も説明しましたが、講習会を開いて多くのカメラマンが参加しました。ただし参加された方は、それなりに上手いカメラマンばかりで、勿論構図にも拘る人達でした。
>角だしや目切りが写真の評価を悪くするという最大の要因だということは決してありませんので、自らもカメラを持って撮影をする事をお勧めしますよ。
私自身もよく宣材撮影をしているのですが、角だしや目切りは構図の一部分であることは経験者なら十分分かっていると思うのですが・・・・・
ところで「角だし」「目切り」という基本的な言葉を知らない経験者とはどのような人なのでしょうか?
No.5
- 回答日時:
ポートレートは撮らないのであまり専門的なことは分からないのですが.花に例えれば,花のアップをマクロで撮っているようなものでしょうか.茎の方向や葉の茂り具合をも構図のうちに見立て,かつ背景にも気を配って一枚の作品に仕立て上げることができれば作品としての風格を漂わせることができますね.
スタジオでの大胆な構図を狙っている人が多いということでしょうか.顔ばかりでなく,全身の構図や背景にも気を配って欲しいと.女体の曲線は確かに全身を捉えた方が構図として美しいと感じることもあります.
頭から木の枝が生える構図ではなく,木漏れ日をバックに仕立てる立ち位置の指導が必要ですね.実戦に出る前に,何らかの『授業』が必要では?
アドバイスありがとうございます。
下手くそなカメラマンほどプライドが高いので『授業』を受けてくれません。
また彼らを持ち上げるファン層もいます。
意外に誤算だったことはメディアの影響が想像以上に小さいことです。
たとえば月刊カメラマン、フォトテクニックなどの写真雑誌には「逆光もしく反逆光の方が光が柔らかくなるのでポートレートは逆光で撮れ、順光は表情がきつくなるのでポートレートには向かない」ということが書いてあるのですが、「写真は順光で撮るもの」と思いこんでいる人達がいて、彼らの思いこみを変えるのは難しいのです。
No.4
- 回答日時:
それって主催者側か何かですか?
リンゴが食べたいと言ってるお客さんに牛肉を売っても誰も買わないと同じように、女性のアップを撮るのが目的で参加されているのですから、それをどうのこうのと指導するのは無理でしょう
評価会などをすることで、背景と被写体の組み合わせなど良い点を批評するなどすれば、その方面に興味を持ってくれる人も居るでしょうが、おねーちゃんの顔だけ撮れば満足だと思っている人だとどうしようもないですね。
そん参加者ばかりですから、白ホリでも充分満足されると思いますよ、一度確認してみては?
PS
角だし、目切りって何ですか?(^^;
アドバイスありがとうございます。
箱スタジオでの撮影会も2度開催しました。つまらなかったのでもうやりたくありません。よその撮影会でもやってるし、せっかく構図に拘る撮影会という評判もたってきたのでイメージを壊したくないのです。
>角だし、目切りって何ですか?(^^;
ポートレートの基本中の基本用語だと思うのですが、一応説明しておきます。
角だしというのは、木や電柱などの前に人物を置いて撮影すると、頭から角のように木や電柱が生えているように見えるので角だしと呼ばれるようになりました。
目切りというのは、堤防や枝が目の位置と同じところから飛び出していることを言います。
白ホリの箱スタジオだとこのような現象は発生しないのですが、ハウススタジオのキッチンで撮影すると、食器用洗剤が頭から映えている角だし写真が撮れたりします。多少でも構図に気を使うカメラマンなら食器用洗剤を片付けてからシャッターを押すのですが、初心者にはそれだけの心遣いがないのです。
No.3
- 回答日時:
あまり良い事とは言えませんが、
何らかの形で撮影作品を審査して
ご質問者の希望する内容に沿った形で「優劣」をつけるのが最良かと思います。
つまり、そうやって撮影者の意識を操作していくのです。
審査の基準として
1、構図を意識しているか
2、環境描写はどうか
3、基本的なポートレートのセオリーは守られているか
4、撮影者のリードはどうか
などを採り上げて、ある程度名のある審査員に評価してもらうようにすれば
少しづつ撮影者の意識もそちらに向いていくと思います。
実際の作品の評価は、もちろんそんなものでは決まりませんし
他人の評価を気にして写真を撮るなんてのは
表現行為としては薦められる事ではありませんが
それでも、目の前で優劣が判断されるような状況では
誰でも“誉められたい”という気持ちが働きますから
それによって撮影結果も変わっていくと思います。
●
早い話が、「ブタもおだてりゃ木に登る」です。
下手なくせに自己主張ばかり強いイラストレーター志望者や
芸術家肌の新人カメラマンには
よくそうやって接したものです。
アドバイスありがとうございます。
>ある程度名のある審査員に評価してもらうようにすれば
>少しづつ撮影者の意識もそちらに向いていくと思います。
審査員に呼ぶのにお金がかかります。
勉強熱心で僕の話に耳を傾けるのは、ある程度上手いカメラマンです。彼らは謙虚で向上心があるので全く問題ありませんし、むしろ大歓迎です。
ところが下手くそなカメラマンほど自尊心が強く「俺様サイコー」という考えが強いので難しい。なにしろ自分が天才、自分が一番だと本気で思っている人もいるので、下手に問題点を指摘すると逆ギレをしかねません。
以前、トイレの便器に女の子を座らせて、トイレットペーパーで股間を拭いている写真を送りつけてきたポートレート歴7ヶ月のカメラマンがいました。丁寧に注意したところ、逆ギレされて、「慰謝料を出せ。法的手段を執る」などと騒がれて大変迷惑をしたことがあります。
No.2
- 回答日時:
無理です。
そういうカメラマンは、そんな写真が撮りたいのでしょうから、そのまま撮らしてあげた方が良いと思います。ただ、アップばかり撮る人は、モデルに近寄りすぎるので、構図を考えて撮っている人にとっては迷惑ですね。
貴方が撮影会の主催者なら、撮影会の主旨を先に示し、優れた作品を参考に示した上に行うのはどうでしょう?
モデルを撮るのではなく、モデルの写ってる風景写真を意識できれば、自然と構図を考えるようになると思うのですが・・・・
アドバイスありがとうございます。
「他所の撮影会に行ったけど、アップばかり撮影するカメラマンがモデルを囲んでしまうので、全身を撮影できなかった」という話を参加カメラマンから聞いています。また「モデルのファンが撮影しないで、モデルと話ばかりをしているので全身を撮れない」という意見も聞きました。
幸い僕の所では、そのような苦情は出ていないのですが、それでも今後は発生する可能性は十分にあります。
新規の顧客を確保するためには、人気があるモデル・レースクイーンやコンパニオン、アイドルなどを呼んで、そのファンにも来てもらうことになりますが、どうしても作品作りよりもファンとしての意識がでてしまいます。
以前も、撮影会中に「そのままの表情を撮りたい」と言っているカメラマンがいました。
サイトで撮影会の趣旨を説明したり、構図を意識した写真を掲載したり、他のカメラマンの作品や有名な画家の絵画を構図の観点から紹介したりしているのですが、なかなか理解してもらえないようです。
No.1
- 回答日時:
そりゃあモデルさんが綺麗過ぎるんじゃあないですか(笑)。
冗談はさておき、基本的にはどのような写真を撮ろうと全く自由だと思います。
質問者さんがどのような立場なのかは分かりませんが、主宰者で写真の面白さを伝えようと頑張っていらっしゃるのであり、参加者もスキルアップを目指しているのであれば(残念ながらそうでない人も多いですから)、まずそのようなシチュエーションや構図の優れた写真をたくさん見せた上で、撮影会の課題としてはいかがでしょうか。
互選等をされるのであれば、「自由」と「課題」としてはいかがでしょうか。
当然キャリアも必要ですから、慌てず焦らず指導することだと思います。
まずなにより写真の面白さを理解してもらうことがいちばんですから、否定から始めないことではと思います。
>まずなにより写真の面白さを理解してもらうことがいちばんですから、否定から始めないことではと思います。
書籍などでポートレートの勉強をしたカメラマンと、スナップの延長線上のカメラマンとでは雰囲気からして違いまして、後者は写真の面白さを理解すると言うよりも好きな女の子に萌えることを求めているような気がします。つまりカメラは好きな女の子とコミュニケーションを撮るための道具に過ぎないような気がします。
過去3回講習会を開催しましたが、そこに参加するカメラマンはむしろ、上手いカメラマンで、女の子目的のカメラマンは来てくれませんでした(1人来て、僕の話を聞かないでシャッターを押しまくっていました)
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