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バッテリーがあがって、救援車からブースタケーブルを使用してエンジンを始動するときのことですが、まず(1)バッテリーあがり車の+端子→(2)救援車の+端子、(3)救援車の-端子→(4)バッテリーあがり車のエンジンブロック等の金属部分(なるべくバッテリーから遠くに)繋ぐと取説に書いてありました(外すときは、その逆の手順)。そこで、なぜこのような手順なのかわかりません。先に-端子を接続したり、あるいはバッテリーあがり車の+端子より救援車の+端子を先に繋いでも問題ないような気がします。つまり、(3)→(4)→(2)→(1)でも(2)→(1)→(3)→(4)ではダメなのでしょうか?どなたか知っている方がおられましたら、教えて下さい。あまり、そのような機会はありませんが、どんな手順だったか迷うことがありますので、原理がわかっていれば間違いないと思い質問をしました。よろしくお願いします。

A 回答 (7件)

車のバッテリーの場合、プラス(+)は赤、マイナス(-)は黒、と覚えてしまいます。

車の端子に赤いカバーが付いているのですが、稀に無かったり取れてしまっていることもあるかもしれないので、赤が(+)と覚えてください。赤いブースターケーブルを両方の車の赤(+)につなげます。

時々(よく)、バッテリーあがりの話の時に、「プラスとマイナスをつないで」 と覚えている人がいるのですが、非常に危険ですので、お友達や身近な方でこのように覚えている人がいましたらぜひ、正しいやり方を教えてあげて下さい。
もし、プラスとマイナスをつないでしまいますと、ブースターケーブルのクリップ(はさみ)やバッテリー端子が溶けて吹っ飛んできたり、バッテリー自体が破裂したりします。する可能性があると言ったレベルではなく、ほとんどそうなるといったレベルの危険度ですので、本当に気を付けて下さい。
(バッテリーは、電圧は低いのですが電流が多いのです。例えば、乾燥した素手で+と-をつかんでも何にも起きませんが、太いケーブルや工具などでショートサーキットしたら一瞬で端子が吹っ飛ぶ位の認識を宜しくお願い致します。)



さて、つなぎ方ですが、赤いケーブルを赤同士(+同士)つなげ終わりましたら、【黒い方のケーブル】 ですが、こちらは順番を気を付けて下さい。

つなぐ時は、
助ける側の車(バッテリーが正常な車)のバッテリーマイナス端子(-)(黒)を最初につなぎます。最後に、助けられる側の車(バッテリーに電気がなくなってしまった車)のエンジンのフック(エンジンをチェーンで引き上げるときに使う部分)につなぎます。

はずす時(片付ける時)は、
一番最初に、助けられた側の車(バッテリーに電気がなくなってしまった方の車)のエンジンのフックを外します。次に、助けた側の車(バッテリーが正常な車)のバッテリーマイナス端子(-)(黒)を外します。

これにも理由があります。バッテリーは水素ガス(とても爆発しやすい引火性ガス)を発生します。よって、サーキット(電気の通る回路に実際に電気が流れる流れ)が出来上がった瞬間に火花が散るのですが、バッテリーから発生している水素ガスに火花が届かないように、サーキットが出来る最後の接続は、バッテリーから離れたエンジンフックにつなぐのです。

助けられる側の車(バッテリーに電気がなくなってしまった車)のエンジンフックでなければならない理由は、スターターモーター(エンジンを回すためのモーター)の構造にあります。スターターモーターはマイナス側を直接スターターモーターボディーにつないでおります。スターターモーターボディーは直接トランスミッション(オートとかマニュアルとかのギヤー)に取り付けられ、トランスミッションとエンジンとは直接取り付け(合体)られています。エンジンフックも直接エンジンに取り付けられていますので、エンジンフックにマイナスケーブルクリップをつないでやるということは、直接スターターモーターのマイナスに配線したことと全く同じになるわけです。

ボディーアースという言葉を知っておられるかたは、エンジンフック以外でも、ボディーのどこにつないでも同じと思うかもしれません。実際、マフラーにつなごうがホイールナットにつなごうがスターターモーターは回りますが、サーキットが非常に遠回りになってしまいます。電気的抵抗も増えますのでエンジンも掛かり難くなります。
その点、エンジンフックですと、助けられる側の車(バッテリーに電気がなくなってしまった車)のバッテリーの“マイナス端子”以上に、スターターモーターに近い位置に接続できるというわけです。

よって、水素ガスの問題のない特殊なバッテリー(完全シールドタイプ)であっても、最後の接続は、助けられる側の車(バッテリーに電気がなくなってしまった車)のエンジンフックがベスト ということになります。


これにより、正常なバッテリーのプラス端子とスターターモーターについているソレノイドバルブを最短で結び、スターターモーターのマイナス側と正常なバッテリーのマイナス端子を最短で結ぶというサーキットが出来上がるのです。



水素ガスについてはこちらも参考にして下さい。(http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1634481
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この回答へのお礼

エンジンフックはバッテリーから離れたアースという意味ではなかったのでね。スターターモーターのマイナスとつながっているとは知りませんでした。詳細な解説で理解が深まりましたm(_ _)m

お礼日時:2005/09/26 21:36

今さら感が強いですが、念のため補足しておきます。



順番はバッテリーあがり車の+端子→救援車の+端子 →救援車の-端子→バッテリーあがり車のアース(エンジンブロック等の金属部分)とつなぐのが正しいやり方です。もちろん、取り外しはバッテリーあがり車のアース→救援車の-端子→救援車の+端子→バッテリーあがり車の+端子です。
理由は他の方も言われているとおり、ショート防止のためです。

しかし、車によってはこの方法ではダメな場合があります。
たいていの車なら上の方法でいけますが、車によっては+端子でアースを取っているケースが存在します。
その場合、バッテリーあがり車の-端子→救援車の-端子→救援車の+端子→バッテリーあがり車のアース(エンジンブロック等の金属部分)の順でつなぐことになります。(外す時も、バッテリーあがり車のアース→救援車の+端子→救援車の-端子→バッテリーあがり車の-端子の順になります。)
このようなケースは極めてまれですが、念のため説明書等でバッテリーあがり時のブースターケーブルの接続方法を確認しておいてください。
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アースをする事で回路ができ電気が流れるので、受援車(バッテリ空の側)のエンジンハンガー(ハンガーの無い場合には別の突起部がある)がアース(4)と覚えておきます。

救援車の+を先に繋いで受援車の+に繋ごうとすると、誤ってクリップが救援車に触れた時ショートしてしまいます。受援車の+を先に繋げば誤ってクリップが触れてもショートはしません。従って、(1)→(2)です。アースは(4)なので次は(3)になります。2本のケーブルを両手に持つ人がいますが、これは事故の元ですので必ず1本づつ繋いで下さい。それと、通常のケーブル芯線は細くて大電流には不向きなので、繋いだ状態で10分以上待って受援バッテリを充電してから始動して下さい。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。(1)→(2)の意味がわかりました。また、ブースタケーブルを車のトランクに積み込みぱなしですが、どの位の容量なのか確かめたことがありません。確かめておかなくては・・・

お礼日時:2005/09/26 21:48

(1)バッテリーあがり車の+端子


(2)救援車の+端子
(3)救援車の-端子
(4)バッテリーあがり車のエンジンブロック等の金属部分(なるべくバッテリーから遠くに)

(2)→(1)→(3)→(4) は、問題ないと思います。

最後にバッテリーのプラス端子に繋ぐときに、多少なりとも、必ず火花が散ります。バッテリーから可燃ガスが発生している場合に引火の可能性があります。つまり、(1)、(2)、(3)を最後にするのは良くないということでしょうね。




  
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この回答へのお礼

以前に、バッテリーがあがってしまい他の車に助けてもらったことがあります。お互いにつなぎ方は知らず、プラスはプラスに、マイナスはマイナスに直接つなぎました。火花らしきものは飛びませんでしたが、今思えばラッキーだったのですね。

お礼日時:2005/09/26 21:33

電気の流れる方向 また 感電しない方法 火花を発生させない接続方法等 それらを知っているのなら、接続の順番はどーでもいいのです。


もっとも それを知っていたなら、接続順を変えたりはしないのですが。

たかが12Vと思うかも知れませんが、間違った扱い方をすると感電しますし、驚く程の火花が出たりバッテリーが爆発したりしますので十分注意して下さい。
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この回答へのお礼

今回の皆様方のアドバイスで、安全なバッテリーあがりの救援ができそうです。

お礼日時:2005/09/26 21:42

別に、違う手順でも問題ないと思います。


プラスとマイナスを間違えなくて、故障車のマイナス端子ではなく、裸金属部分であるならば。

マイナス端子に直接繋ぐと、バッテリーが膨張したり、割れたりすることがあるそうです。

急いでいるときは間違いやすいので、そう書いておけば間違いなくできるでしょ。
それでも間違って、コードを燃やしたりする人もいますけどね。
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この回答へのお礼

そうですね、以前は、あまり気にせずにつないでいましたが、少しでも危険があるのなら注意します。

お礼日時:2005/09/26 21:39

プラス側を先に接続するのは、万一外れた場合の安全のためです。



マイナスがつながっていない時点では、プラスのコードを落としたりして車体に接触させても、何も起きないので安全です。
プラスが接続された後でマイナスの線を車体に接触させても、これも何も起きないので安全です。

マイナスを先に接続してからプラスの線を車体に接触させると、ショートして大電流が流れます。
火傷の可能性もあるし、車体がこげるし、ガソリンに引火して火災になる可能性もあります。

外すときも同様に、マイナス線を先に外せば、マイナス線もプラスの線も車体に接触しても問題ありません。

救援車の方を後につなぎ、先に外すのも安全のためです。
電気のある方を後からつなぐわけです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうごさいます。一歩間違えば、火災になるほど恐いのですね!ショートさせないためには必ずプラス側から接続するよう気をつけます。

お礼日時:2005/09/26 21:28

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