プロが教えるわが家の防犯対策術!

 はじめまして。車の買い替えを検討中でサーブ900シリーズ(89~93年式)のターボモデルが候補なのですが、オーナーの方、また過去にオーナーだった方、インプレッションや弱点などを参考までにお聞かせ願いたいのですが・・・お願いいたします。

A 回答 (2件)

下記のURLのHPのBBSが一番参考になると思いますよ。



参考URL:http://www.saab900.jp/
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この回答へのお礼

ご返答ありがとうございます。実はHPチェック済みです。クラッシック900のHPや情報が少ないのが少々残念です。

お礼日時:2005/10/01 00:41

詳しくはファンクラブか、友の会?のようなサイトをご覧になった方がよいかと思いますが(存在すれば…のハナシですが)、当方900ターボ(3ドアワゴン)の初年型、および1985型ターボセダンに乗っていましたので、年式が合いませんがご参考までにと思い、書き込みしてみました。



●概要/初代900ターボを入手したの時点でのデータ
4段マニュアル・ミッション/左ハンドル/走行60,000オーバー/7年落ち/修理歴ナシ/内外装とも良好/手動スライディングルーフ/前席シートヒーター(これが秀逸)/検1年つき/160万円。

◎フィール/
整備工場から現状のまま一般国道を乗って帰りましたが、1800回転あたりから息長く効き始める(と思われる)ターボによる加速感は、当時としてはとても快適なものでした。ただし魅力的な湾曲ダッシュボードのビビリは年式によるヤレ以上と感じられ、こればかりは我慢を強いられました。
アンダーステアがやや強いこと、大きめのロールを許すこと、サイドシルが低くて(えぐれているので事実上マイナス)床がワナワナするような不快感等、自動車誌で評されたとおりでしたが、そうしたマイナス点などサーブ好きにはどうでもいいことで、個性的なデザインの、ちょっとばかりIQの高そうな(笑)車を所有している喜びのほうが数段優っていたことを憶えています。欠点は欠点としてその都度認めざるを得ませんでしたが、それも「それがサーブ900というものだ」と
納得できました。

最高速はメーターで180キロ程度まで試しましたが、それ以上はちょっと怖かったです(私のスピード感覚として)。高速になるにつれ路面にへばりつくような実感があり、150キロあたりまでの加速感、巡航は、思わず「いいなー、これ」と言葉に出てしまうほどで文句ナシ。ダンパーがビルシュタイン製ということもあったのか、波打ち路面を通過する際の揺動も一度でスタッと収まるほど歯切れのいい立ち居振る舞いでした。私のモデルでは100キロ時の回転数は2,200位だったと記憶しています。4,500回転からはエンジンがやや苦しそうでした。

自動車誌等での評価はさほど高いものでなく「個性的。低圧ターボは安全で秀逸だがエンジンフィールは鈍重。スウェーディッシュ・モダンの上質な室内…という以外に特筆すべきことはない」というあたりが一般的なものでしょう。私の外車歴はそれまで初代ゴルフのみでしたので、たとえばBMWやメルセデスなど、やはり高級車といわれるものはもっとスゴイのだろう…と想像するしかありませんでしたが、それでもサーブには、それらのプレミアムカーには得られない何かがあったと思います。

燃費は高速巡航で約8.5キロ程度(常時120キロ程度)、街乗りで6内外です(私がサーブに乗っていたのは雪国時代でしたので、冬季の街乗りでは5以下に落ちましたが)。
通常は5,000ごとの定期メンテ、主にオイルチェック程度で問題ナシ。しかしヒューズ切れは頻繁。デンソー製エアコンとスライディングルーフ、シートヒーターで一年中快適でした。
塗装はとくに良好。冬季には凍結防止剤がばらまかれる北国であっても錆びとはいっさい無縁。水洗いだけで新車と遜色ない光沢を維持できましたし、マニュアルブックにも「頻繁なワックスは塗面の呼吸を止めるためお勧めできない」みたいな文言があったように記憶しています。

約70,000キロ走行時、車検の際メカニックのすすめでエンジンOHとターボチャージャーのメンテを行いましたが(費用は車検150,000円を含めて450,000ほど…という記憶)、これは効果絶大で、エンジンが活発になり、加速感が倍加したような感じを憶えています。

車検取得の二ヶ月後、自損事故を起こし、電柱に激突しました。電柱はバンパーが当たった箇所から大きく曲がってグラグラ。シートベルトをしていなかった私は額を激しくフロントグラスへ打ちつけましたが、合わせガラスというのでしょうか、合成樹脂をラミネートしたガラスのお陰で、飛び出すこともなく、打撲で済みました。
被害はボンネットが大きく折れ曲がるなど、前部が相当に歪み、警察の検分では「これでよく死ななかったものだ」と感心するほどの惨状だったにもかかわらず、キャビンへの影響は寸分もなく、エンジンの積み替えも必要としませんでした。この時は、衝突事故の見本とばかりに整備工場に展示され(恥)、研究対象および笑い者(恥)となりましたが、後にメカニック氏が「これはシャシー前部の両側に付いているメンバーが、うまく衝撃を分散して逃がしていたこと、鉄板そのものが強力なことによる…」と説明してくれました。6年、合算距離で9万5千キロ(私自身では3万キロちょっと)で手放しましたが、いまでも「手元に置いておきたかった」と悔やまれます。

◎1985年式200ターボセダン
入手時80,000キロ超。4ドア。
ダッシュのビビリがほぼ解消されていました。ただ車自体の特性…アンダー、ロール、床のワナワナなどはまったく変化なし。
ただ、フロントのバンパーまわりなど、エレガントな湾曲が減って四角くなり、無骨さが強調されているように感じられ、少し残念に思いました。これは1年で手放しました。

●今になっても、サーブ900系のデザインはいいですね。あの個性を際立たせていたのは、異例なほど立ったAピラー、湾曲フロントグラスですが、これらがもたらした前面視界の良さがいかに素晴らしかったかが思い起こされます。
後年、GMが49%資本参加してから発表された1994型新生サーブのカブリオレ(2.3/6気筒)を新車で並行輸入しましたが(9-3の直前モデルか)、これはまったく普通の常識的な車で、前方視界が格段に悪く…といってもコレが現代の標準のようですが…、フロアトンネル上に設置されたイグニション・キー以外に、サーブらしい特徴を見出すことができなかったのが残念です。一生乗り続けたいと思って北米版カブリオレを購入したつもりでしたが、どうしても愛着を感じることができず60,000キロを乗って手放しました。
私ももう一度、程度のいい900があれば所有したいと考えています。
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この回答へのお礼

お礼が書いたのに消えてるぞ!?再びですが、大変参考になりました!ありがとうございます!!

お礼日時:2005/10/04 22:44

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