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今問題集をやってて引っかかったのですが、その問題では花粉不稔という変異を引き起こす遺伝子Sは細胞質に含まれている。とあり、その解答では、Sだけしか使ってなく、対立遺伝子のsを使っていないのですが、どういうことですか?

A 回答 (2件)

雄性不稔細胞質に関しましては,正常細胞質(N型)と雄性不稔細胞質(S型)の2タイプがあります。

雄性不稔細胞質(S型)は雄性不稔(花粉不稔)になりますが,その株だけの話なら正常細胞質(N型)の話は必要ないのではと思いますが… 問題が分からないので,よう解りません。
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細胞質遺伝は、母系の因子のみが次世代に伝わるので、優性遺伝子Sに対して劣性遺伝子sというような対立遺伝子の概念があてはまりません。



S因子の実体はミトコンドリアのタイプで、これが核ゲノムと相性が悪いために雄性不稔(稔性を持った花粉ができない)になります。ミトコンドリアは母系遺伝します。受精によって核は雄性のものとと雌性のものが合一しますが、雄性のミトコンドリアは持ち込まれず、雌性のミトコンドリアのみが次世代に伝わります。

したがって、雌性の細胞質因子がS(おそらくsterile 不妊、不稔の頭文字)なら表現型はSタイプ、N(おそらくnormalの頭文字)なら表現型はNタイプという二者だけしか存在せず、SとNのヘテロ接合体というのはありえないのです。
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