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ピアノの練習をするときに音大の教授はよくCDは聞くな!とおっしゃるそうです。いったいなぜでしょうか?
中にはCDなんでこの世にないほうがいい!という人もいるそうです

A 回答 (4件)

その先生の意図として、いくつかの可能性があるでしょう。

ひとつは、「録音」をあがめる事への抵抗。他の芸術と違い、音楽は演奏されるその瞬間に真価を発揮する、そのつど新しく生まれる芸術です。どういう場で、どういう環境で、どういう聴衆と演奏者がその音楽体験をしたのか、それらを無視して録音で音楽を語ること自体の無意味さを指摘している可能性。

演奏者を対象とした発言としては、既成観念に縛られることの悪弊を問題としているのかもしれません。ただ、生の演奏と比較して録音をことさらに否定する理由は最初に挙げた理由と重なるでしょう。音楽体験は、出された音だけではなく、もっと総合的にするべきものだ、と。

もちろん、「CD」の技術の不備を問題としている可能性も多大にあります。デジタル化により澄んだ音は獲得していますが、CDの音は、やはり生の音とは違いますから。この見かけの美しさは、嫌いな人には堪らなく嫌なものでしょう。磨き、削りすぎた偽物の音なのです、やはり。
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CDを聞くことによって「CDの演奏者が行っている演奏が一番良い演奏」と思いこんでしまう。



そのため自分だけの独自の解釈をする感性が育まれない為ではないでしょうか。

指揮法教育者にも同じような事をいう方はいますね。
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音楽に対して鋭い感性を持っているならば、CDの音は「ニセモノの音」と感じます。



私自身も生楽器を演奏し、生の音楽に触れる機会も多いので、やはりCDの音は「ニセモノの音」と感じます。

音大の教授あたりであれば、はっきりと「(違和感のある)ニセモノの音」だと認知しているのだと思います。

そこで、学生のことを思って、「音大生時代は、音楽的な感性を磨いて行く大切な時期なのだから、出来るだけ『ニセモノの音』とは関わらないようにしなさい」という意味で言っているのだと思います。
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推測ですが・・・


かつて、今から10年以上前に、CDは音楽のピッチもテンポも狂ってる、という議論がありました。
結論としては、そんなことはないと言うことで落ち着いたと記憶しています。
教授は、その「狂ってる」の方の主張の論文でも読んだのではないでしょうか。
もっとも、CDは20kHzで音をカットしているから、と言われればそれまでですが(^^ゞ
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