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タイトル「刀八」は縦に書かれています『』内はどうよむのでしょうか?戦国史に興味のある方回答をお待ちしております。

A 回答 (6件)

 なお兜跋国というのは不詳ですが、語源とされる「吐蕃」は現在のチベットを指します。

唐代に西蕃(中華思想で“西方の蛮族”を意味する蔑称)が攻めて来た際に、毘沙門天が出現し皇帝の兵を守護したとされます(『宋高僧伝』巻一「不空伝」より)。
 また『阿娑縛抄』では鉢のような兜を着けるところから「兜鉢毘沙門天」と記すという説もあります。
 いずれにせよ「刀八(とうはち)毘沙門天」の姿は「兜跋」の誤記から生まれたものであることに違いはありません。

参考
『密教大辞典』(法蔵館)
『密教辞典』(佐和隆研:編/法蔵館)

(No.5の回答は記載ミスですので、お手数ですが削除してください)
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この回答へのお礼

本当に有難うございました。

お礼日時:2005/11/23 19:40

<追記>


 なお兜跋国というのは不詳ですが、語源とされる「吐蕃」は現在のチベットを指します。唐代に西蕃(中華思想で“西方の蛮族”を意味する蔑称)が毘沙門天が出現し皇帝の兵を守護したとされます(『宋高僧伝』巻一「不空伝」より)。
 また『阿娑縛抄』では鉢のような兜を着けるところから「兜鉢毘沙門天」と記すという説もあります。
 いずれにせよ「刀八(とうはち)毘沙門天」の姿は「兜跋」の誤記から生まれたものであることに違いはありません。

参考
『密教大辞典』(法蔵館)
『密教辞典』(佐和隆研:編/法蔵館)
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 正式には「兜跋(とばつ)毘沙門天」です。

兜跋は吐蕃の転訛で、一説には唐代に西域の兜跋国に出現したという毘沙門天の姿で、日本では現在、京都市の東寺に収められている、羅城門に祀られていた尊像や、鞍馬寺などの像が有名です。

※参考URLは奈良国立博物館蔵
http://www.narahaku.go.jp/meihin/cyokoku/013.html

で、この「トバツ」の音を「刀八」と誤用し、そこから四面十臂で八本の刀を持つ、「刀八(とうはち)毘沙門天」という尊像が生まれ、特に武人に信仰されました。
http://record.museum.kyushu-u.ac.jp/nippon/15bun …

ですから「刀八毘沙門天」は日本で独自に生み出された姿ですから、インド伝来の経典類には説かれません。ですからその姿や眷属についても一定した説がありません。

【参考】
『密教辞典』(佐和隆研:編/法蔵館)
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この回答へのお礼

有難うございました。

お礼日時:2005/11/23 19:47

茨城県に関城町(現在は合併し筑西市)という町がありそこの「千妙寺」という寺が管理し、


まちが指定する文化財に「絹本著色刀八毘沙門天星宿像」という
絵画があります。
下記URLをごらんください。
http://business2.plala.or.jp/sekijo/contents/rek …
このページでは、兜跋(とばつ)毘沙門天とも呼ばれることを承知のうえで
「とうばちびしゃもんてん」とよみがなをふっています。

専門家ではないのでどちらが正しいのか判りかねますが、
町という公的な機関が公表しているのでそれなりの理由が
あるのではないかと思います。
学問的に議論すると結構大論争になったりして・・・・
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この回答へのお礼

濁点の有り無しになりますが、大きな違いにはならないでしょう。有難うございました。

お礼日時:2005/11/23 20:03

「とばつ」と読んでます。


毘沙門天(びしゃもんてん)は八本の刀を持つからそう呼ばれるのですが、「兜跋(とばつ)毘沙門」と書かれている文書もあります。

参考URLをご覧下さい

参考URL:http://record.museum.kyushu-u.ac.jp/nippon/15bun …
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この回答へのお礼

有難うございました。

お礼日時:2005/11/23 19:53

「刀八毘沙門天(とばつびしゃもんてん)の旗」でしょうか。

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この回答へのお礼

有難うございました。

お礼日時:2005/11/23 19:51

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