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テレビや新聞等では大抵の場合、親は立派で子供の事を思いやるものだという論調です。細木数子氏に表題の言葉を言えば「親の心、子知らずの馬鹿だね。」と一蹴されると思います。
しかし現実を見てみると、どうもそれでは説明ができない事が沢山あります。

映画等では、例えば、農場経営に失敗した父親は一人で田舎の農場に移り、子供には"自分の元を離れて都会の親戚の下で暮らすように"言います。子供が父親について行くと言っても子供の事を第一に考えて断り、子供が「都会に行く」と決めてから「"ついて行く"と言ってくれた時は嬉しかったよ」と話します。

現実の私の父親は、「市役所にでも勤めて田舎に返ってけーへんか」と強い期待感を表して言ってきます。父は私が全く公務員には向かない性格である事も十分理解しているはずなのですが。そして、田舎に帰れば「よく返ってきてくれた、嬉しいで」と喜ぶでしょう※1。

どう考えても、映画等の親と現実の親の言動は正反対にしか思えないのです。
「親は子供の幸せよりは、まず第一に自分の幸せを望んでいる」、もしくは、箱入り娘のように「相手の立場に立って考える事がなく、短絡的に自分の幸せだけを考えている」のでしょうか。それとも私が「”親の心、子知らず”の馬鹿」なのでしょうか※2。

みなさんのご意見をお聞かせ頂けませんでしょうか。

※1 実際、母親も、ある時急に顔を見たいからそっちに行くと言い出して、その時は自分は少し落ち込んでいたので断ったのですが、どうしてもと言うので了解して母は2、3日泊まって帰って行きました。帰り際では「お前の顔を見れてよかっと」と満足気に言いました。そこから、私は2,3日寝込みました。
※2 「親は立派で子供の事を第一に考えているもの」という通念は、一般的な現実の傾向を見た場合、嘘なのでしょうか、本当なのでしょうか。

A 回答 (11件中11~11件)

親に限らず、人間誰しも、自分のしあわせのために生きてると思います。



子供が親のしあわせのために生きてるわけじゃないように、親もそうでしょう。

そんな杓子定規なわけないですよ。人生長いんですから。自分のことよりも他人のことを大事、そう思えるときもあるし、ここだけは譲れないってときもあるでしょう。

っていうか、自分のことより子供のことを優先しなければ、子供なんか産むべきじゃないって言われたら、ほとんどの人が子供なんか産めません。子供を産みたい、子供が欲しい、そう思うのは親のエゴかなあ。子供が生まれたがってると思って、子作りに励み、子供を産む人なんかいないと思う。

子供を産むのは何歳だと思います?60歳でないことだけはたしかです。自分の人生がようやく自分の好きなようにできるようになったかならないかくらいで、家庭や子供を持つ人がほとんどです。

親も親になってから、親としての自覚ができるもので、親になってもいい人、ダメな人、そういう試験があるわけでもなく、子供を持てば勝手に親になってしまう。私は今30歳で未婚で独身です。私の母が30歳のとき、私は小学校3年生でした。母親のことを尊敬します。私の友人のほとんどは子供を産んで母親になっていますが、すごいなあと思います。

いろんな人がいるように、いろんな親がいて当然でしょう。本当とか嘘とか、そんなことにこだわらず、あなたも親の喜ぶ顔を見て喜べるくらいの度量を持ってから、他人のことを言うほうがいいと思います。いつかあなたも親になるんでしょうから。

この回答への補足

最初に、私が日々感じている以下の点を補足致します。
○このサイトのメンタルヘルスにもあるような痛々しい事例が世の中には多く、それが親子の関係にも起因していることが心理学的に明らかになっています。
○私自身は極めて軽度な状態で済みましたが、そういった痛々しい事例にみまわれている方々の気持ちが少し理解できます。
○時に、弱い立場にある子供への親の言動に対して「親の責任」を感じずにはいられない事があります。

補足日時:2005/11/19 23:15
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この回答へのお礼

>自分のことより子供のことを優先しなければ、子供なんか産むべきじゃないって言われたら、ほとんどの人が子供なんか産めません。
私も独身で子供がいません。そして、いずれ子供を産むと考えた時に「生む以上は自分の残りの人生を犠牲にする事があったとしても、子供が自由に自分の人生を生きられるようにしてやらなければいけない(してやりたい)。自分はその責任をまっとう出来るのか」と自問自答することがあります。
※もちろん、その責任を感じなければ子供を産んではいけないという法律はありません。感じるか感じないかは個人の選択になり、そもそも、その責を感じる必要の有無についても公式見解はなく、私もわかりません。私は感じる側というだけです。

>子供を産みたい、子供が欲しい、そう思うのは親のエゴかなあ。子供が生まれたがってると思って、子作りに励み、子供を産む人なんかいないと思う。
私の意見では親のエゴです。子供が頼んだわけでもなく勝手に生むのですから。私も子供が欲しいと思います、子供を育てる喜びを味わいたいからです。これは論理的に明らかに私自身の自己都合です。

>いろんな人がいるように、いろんな親がいて当然でしょう。本当とか嘘とか、そんなことにこだわらず、あなたも親の喜ぶ顔を見て喜べるくらいの度量を持ってから、他人のことを言うほうがいいと思います。いつかあなたも親になるんでしょうから。
良い親も悪い親もいる(世間の理想系の通念は必ずしも本当ではない)を確認したくて、この質問を出しました。確かに、いろんな親がいるのが当然ですね。本当とか嘘を知りたかったのは自分に罪があるかどうか知りたかったのです。親は無条件に様々な期待や希望をよせてきます、それに応えて親の喜ぶ顔を見る事で自分も喜ぶ、それをせずに親の期待を断って自分の生きたい道を選ぶ自分に罪(責任)があるかないか確認したかったんです。
「そんな責任はない、自分の人生は自分の為に生きてよい」と、ある心理学の本は教えてくれました、それを確認したかったんです。

でも、予想外に否定的な回答が連発しました。。だんだん、分からなくなってきました。
ご回答有難うございました。

お礼日時:2005/11/19 23:22

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