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18世紀のイギリスで使われていた紙は今の紙とどれくらい違うものなのでしょうか?
色や厚さ、また価値(高価なものであったのか、一般庶民でも気軽に手に入れられたのか)の度合いも教えていただけますか?

ぜひとも、よろしくお願い致します

A 回答 (1件)

紙についてさほど詳しくはありませんが


18世紀の本を持ってるのでその感触から言いますが
今よりもやや厚め、和紙に近い感じのものです。
酸性紙は1850年代からなので
やっぱりパルプ100%だとこんな感じになるのでしょう。
18世紀には紙というか、本はやや高価なものでしたが
中流以上の家庭なら手に入るくらいのものです。
ヨーロッパではグーレンベルグの活版印刷以来、
爆発的な図書ブームでしたが、
装丁などにもピンからキリまであって、立派な皮装丁、
金装飾などの本はぐんと高くなります。
産業革命がすすむと紙の値段も飛躍的に安くなって
水洗トイレのしりふき用につかわれるのも19世紀になってから。
しかしフランス革命が起こる18世紀末になると
パンフレット(小冊子)が貧富を問わず読まれるようになったわけで
そのころには紙は一般に気軽に利用できる程度だったと思います。
市民が日記や、旅行を始めるのもこの時期ですし、
ま、日本の50年代ぐらいの物価価値観と同じくらいでしょう。
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