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キリスト教のカトリック、プロテスタント、ネストリウス派キリスト教(エフェソスの公会議で異端となった。)の詳細と違いって何でしょうか?

A 回答 (1件)

現在のキリスト教には、大きく分けて、カトリック、プロテスタント、正教会、単性派教会、ネストリウス派教会(アッシリア教会)があります。



ネストリウス派教会の特徴は、「キリストは神ではなく、人間である。」とします。
人間ですから、当然キリストの神性を否定しますし、キリストの復活も否定します。
聖母マリアなど、もってのほかで、マリアは単なる人間の母親で、処女受胎も否定します。
現在信徒数15万人とも35万とも言われています。

単性派は、ネストリウス派とは反対に、「キリストは、神の一部であり、人間ではなかった」とする考え方です。
人間ではなかったので、マリアから生まれたのは幻であり、十字架で死んだのも幻だったとする考え方です。
現在の信徒数4千万人~5千万人ほどと言われています。(信徒のうち約70%はエチオピア人)
ただし、単性派の一部の宗派は、カトリックや正教会との考え方をとりいれてきている宗派もあります。

正教会は、ギリシャやロシアを中心としたキリスト教で、基本的な考え方は、カトリックと同じですが、「聖霊の発生が、神側からのみ行われた」とします。
信徒数1億5000万から2億人と言われています。

カトリックは、神と子(キリスト)と聖霊は一体であるとする、三位一体論を中心に据えます。
「キリストは、神であり、人間であり、聖霊である」とします。
聖霊は、神の側と、人間の側の両方から導かれた者とする点で、正教会と異なります。
「神には崇拝を、キリストには礼拝を、聖人には崇敬を、聖母マリアには、超崇敬を行う」とされています。
基本的に、聖書と慣例を信仰の対象とします。
信徒数10億人とも12億人とも言われています。

プロテスタントは、カトリックに対しプロテスト(抗議)して分かれた人達です。
カトリックの慣例を拒否し、聖書のみを信仰の対象としますが、一部の宗派では、過激なキリスト教原理主義に走っている宗派もあります。
宗派が分かれすぎていて、プロテスタントと、一括して説明できません。
代表的宗派は、ルター派(ルーテル派)、長老派(改革派・カルビン派)、聖公会(イギリス国教会)、メソジスト、バプテスト、会衆派、フレンド派(クエーカー)、アナバプテスト諸派(メノー派やフッター派、アーミッシュ派)、ホーリネス、セブンデイアドベンティスト、ペンテコステ派などがあります。

その他、キリスト教徒から異端とされている宗派もあります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
キリスト教についてある程度理解できました。
キリスト教って規模が大きいですよね。。。

お礼日時:2005/12/25 17:16

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